CM&ドラマ女優四季報2012(4)ドラマ失敗でもイメージ維持
アサ芸プラス / 2012年2月24日 11時0分
さて、ここまで、下克上を狙う「次世代女優」の名前が何人かあがった。それに加えて、古崎氏が今年伸びる女優として、さらに3人を指名する。
まずは「ミタ」に出演していた相武紗季(26)だ。
「その前は『リバウンド』(11年・日テレ系)に出演し、急にデブになって薬をのんだりする滑稽な役を好演。キャラクターが強く、脇にいても主役を食いそうな感じがちょっと絡みにくい気はしますが、同性からも親近感を得て、存在感が確立してきました」
2人目は満島ひかり(26)。「モテキ」(10年・テレビ東京系)、昨年の「それでも、生きてゆく」(フジ系)で頭角を現した本格派だ。古崎氏が続ける。
「NHKの朝ドラ『おひさま』(11年)でもグッと印象に残る演技でした。本格女優なだけに、テレビではなく映画や演劇の世界で、より映える可能性もあります。もう一人が榮倉奈々(24)。彼女はまさにテレビ的に映えますね。男性ファンからは柔らかい、かよわいイメージが受けています。ある意味、庶民的であり、『泣かないと決めた日』(10年・フジ系)で、イラつくぐらいのどん臭いヒロイン。あれを自然体でやるところがいいですね。昨秋の『蜜の味』(フジ系)では一転してイメージチェンジ。男を奪うずうずうしい女性ながら、言い寄る男は冷たく突き放す。いろんな展開が可能な女優です」 一方、株価下落の女優陣はといえば、
「松下奈緒(27)ですね。『ゲゲゲの女房』(10年・NHK)、現在放送中の『早海さんと呼ばれる日』(フジ系)が頂点で、もう行き着いた感がある。これからはシンドイでしょう。連ドラ初主演の『CONTROL~犯罪心理捜査官~』(11年・フジ系)は『ゲゲゲ』とはまた違う役でしたが、精彩を欠いてしまった。今回の『早海さん』はドジな女房役であり、結局『ゲゲゲ』路線に逆戻りしている。ここから新しい路線を見いださないと、苦しいでしょう。あとは深田恭子(29)と広末涼子(31)。頂点を過ぎ、これ以上何が出てくるのか、という感じです。上昇は無理でしょうね」(古崎氏)
松下については、こんな擁護の声も。
「救いはJAのCMに出ていることです。公的機関で全国展開していることに価値がある。ドラマで失敗しても、JAがついているかぎり、ムチャクチャにイメージが下がるとは思えません。まぁ、次のドラマでどうなるかですが‥‥」(前出・広告代理店スタッフ) プライドと地位とギャラを巡る、女の激烈な争い。舞台裏のドラマは本編よりおもしろいかもしれない。
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