侍メジャー「ダルは来季3倍もらってもいい」
アサ芸プラス / 2012年12月5日 9時59分
さて、今季の開幕前の大きな話題の一つは、レンジャーズのダルビッシュ有(26)がどれだけ通用するかだった。
「速球投手のイメージがあるダルだが、今季のデータを見ると、変化球が全投球の50%を占め、変化球投手と言えます。変化球の中でも36%を占めるスライダーとカットボールが決め球です。シーズン途中で移籍してきた捕手、ソト(29)と組んでから防御率も2・35と良化しています。WARも4・0で、年俸の約3倍の働きはしたことになります」(友成氏)
ただ、克服しなくてはならない課題もあるようだ。
「よく『ボールが滑ってどうしようもない。これじゃあ3年もできない』と気にしています。WBCへの不参加も『しっかりアジャストさせてレギュラーシーズンで結果を出したい』との理由から。英語も驚くほど堪能で、スペイン語まで習得しようと意欲的です」(前出・メジャー担当記者)
同じくレンジャーズの先輩投手、上原浩治(37)もいぶし銀の活躍を見せた。
「1イニング当たり、自分の責任で許した走者の数を示す数値WHIPでは、ア・リーグのリリーフ投手の中でNO1の低さでした」(友成氏)
さらに、発奮材料が好成績につながったと前出のメジャー関係者は話すのだ。
「ダルばかりに注目が集まり、『雑草魂に火がついた』そうです」
メジャーに慣れたシーズン後半は8勝、防御率2・50という好成績を収めたのが岩隈久志(31)。友成氏によれば、
「後半戦の成績はア・リーグNO2。スプリッター(フォーク)が25・2%を占め、直球に速さがない分、同じ速度で繰り出す変化球で打者をしとめました」
イチローに相当な気を遣っていたという岩隈だけに、イチローの移籍が好影響を及ぼし、神経をすり減らさずに済んだと分析する現地記者もいるという。
最後は、右肘手術とリハビリから復帰したものの惨憺たる成績で、メジャーに残留しても買い叩かれるのは確実視されている松坂大輔(32)を見てみると‥‥。これまた松井同様、4億8000万円もの損害賠償請求をされる立場なのだった。
「松坂が受けた肘の靭帯再建手術、いわゆる“トミー・ジョン手術”は感覚が戻るのは2年目からと言われる。本人は『はいつくばってでも結果を出したい』と燃えています」(前出・メジャー関係者)
はたして「借金」を返済して余りある働きを見せてくれるかどうか─。
【関連記事】
この記事に関連するニュース
-
「考え始めたところ…」ダルビッシュ有(35)WBC“内定”ムードにピリピリ《200勝に悪影響で苦悩?》
文春オンライン / 2022年8月13日 17時30分
-
「大谷翔平 来春WBC代表入り」へ準備着々 気になる起用法と出場阻む〝落とし穴〟
東スポWeb / 2022年8月13日 5時26分
-
《104年ぶりの快挙》「あの時二刀流は最大の危機だった」大谷翔平にトラウトも“同情”「どん底」から這い上がりベーブ・ルース以来の金字塔
文春オンライン / 2022年8月10日 17時0分
-
メジャーが本気で狙う「球宴メンバー3人の名前」 ロッテ朗希、ヤクルト村上だけじゃない!
日刊ゲンダイDIGITAL / 2022年7月27日 11時10分
-
大谷翔平、WBC参戦ならイチロー氏のような存在に!? 大舞台でモノをいうメジャー経験
Full-Count / 2022年7月19日 18時6分
ランキング
-
1【MLB】「この負けは僕のせい」 守乱の発端となった大谷翔平の“相棒”が猛省「2度としない」
Full-Count / 2022年8月16日 20時7分
-
2【西武】2位ソフトバンクとの首位攻防初戦に完封勝利し2・5ゲーム差 辻発彦監督は「そんなに切羽詰まっていない」
スポーツ報知 / 2022年8月16日 23時0分
-
3森保監督「たとえ私がいなくなってもチームは機能する」 代表の〝危機管理〟にも自信
東スポWeb / 2022年8月16日 19時5分
-
4巨人・原監督 惜敗も坂本は「存在感がやっぱりあるよね」 菅野は「不用意とは言わないけど」
スポニチアネックス / 2022年8月16日 21時47分
-
5【MLB】「誰も気づいていないのは奇妙」 エンゼルスの“衝撃敗戦”生んだ誤審にファン呆然
Full-Count / 2022年8月16日 21時37分
ミッション中・・・
記事を最後まで読む

ミッション中・・・
記事を最後まで読む

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
