妻夫木聡「危険なビーナス」が苦戦、“半沢の反動”が大きすぎた

アサジョ / 2020年11月6日 18時15分

写真

 この7月期に放送され、令和の最高視聴率をマークしたドラマ「半沢直樹」(TBS系)。「倍返しだ!」の名ゼリフを流行らせた2013年の前シリーズと同様、今回も「お・し・ま・い・DEATH!」や「詫びろ×8回」といった名フレーズが世間をにぎわせた。そんな大ヒットの余波がいま、当のTBSを苦しめているという。

「半沢直樹の後釜となる日曜ドラマ『危険なビーナス』が、回を追うごとに視聴率を落としているのです。第1話こそ半沢の勢いに乗ってか14.1%の好発進でしたが、第2話以降は12.5%、11.7%、11.0%と絵に描いたような右肩下がり。このままだと二桁台からの陥落も現実味を帯びており、制作陣には動揺が広がっているというのです」(テレビ誌ライター)

 この「危険なビーナス」は大人気作家・東野圭吾氏の同名小説がベース。キャスト陣では主演に妻夫木聡、ヒロインに吉高由里子という強力タッグに加え、染谷将太やディーン・フジオカ、斉藤由貴、小日向文世といった主役級の役者を贅沢に起用している。

「TBSでは本作に相当な力を入れており、豪勢な役者陣に加えて人気お笑いトリオ『3時のヒロイン』の福田麻貴を投入するといった飛び道具も。さすがに半沢直樹の全話平均視聴率24.7%は無理にしても、その半分はもぎ取りたかったはずです。ところが4話までの平均は12.3%に留まり、早くも目標値を下回ることに。しかも視聴者からの反応もイマイチで、関係者は頭を抱えている状況だといいます」(前出・テレビ誌ライター)

 本作では東野圭吾ファンから「原作と全然違う…」との指摘が続出。そしてドラマそのものの出来栄えも、キャスト陣の豪華さに見合っていないというのである。

「真っ先に指摘されているのが、相関図のわかりづらさ。大富豪の矢神家を軸に養子や愛人の子、後妻の子などが入り混じり、人間関係が難解。そして主人公の伯朗(妻夫木)の妄想シーンが次回予告に使われるなど、ドラマの本筋がどこにあるのかも見えづらい。毎回のように起こる事件ではいかにも犯人らしき人物が絶対に犯人ではなく、ハラハラぶりもしぼむことに。この調子だと『30億円の遺産をめぐる壮大な謎解き』というテーマからして、最終回では遺産はありませんでしたというどんでん返しもありえると、視聴者を警戒させている始末です」(前出・テレビ誌ライター)

 これで「半沢直樹」の後釜でなければまだ、二桁視聴率が評価されたはずの「危険なビーナス」。ここからの巻き返しに期待が高まるところだ。

(浦山信一)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング