羽生結弦、宇野昌磨を意識しすぎ?パトリック・チャンを悩ます「4回転時代」

アサジョ / 2016年12月15日 18時15分

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 フィギュアスケートの「GPファイナル2016」はSPで今季最高をマークした羽生結弦選手が逃げ切り、男子として史上初の4連覇を飾った。2位は今年シニアデビューしたネイサン・チェン選手、3位は宇野昌磨選手と若手が台頭し、羽生選手のライバルと目され、SPで2位だったパトリック・チャン、3位だったハビエル・フェルナンデスがともに表彰台に上がれないという番狂わせとなった。

「世界選手権では2年続けて羽生選手に勝っているものの、GPファイナルでは金メダルを取ったことがないフェルナンデスは、要らぬ力が入ったのでしょう。また、チャン選手もフリーでは羽生選手の失敗に動揺したのか、今季から取り入れた4回転サルコウを決めたものの、滑りは精彩を欠いていました」(スポーツ紙記者)

 ソチ五輪以前の“失敗知らず”と言われていたチャン選手とは別人のようだったと、あるスポーツライターは言う。

「チャン選手は美しいスケーティングに定評があるのに、ジャンプのほうに気持ちがいって集中を欠いたように見えました。4回転サルコウに力を注ぎすぎたためか、4回転トゥループ、さらにもともと得意でない3回転アクセルで2回と、3回も転倒をしてしまいました。転倒はマイナス1点の減点ですが、3回目の転倒からはマイナス2点になりますから、ジャンプの転倒だけで4点も減点になってしまったのです。平昌五輪を目指すのなら若い世代が次々と跳び、種類を増やしていく4回転戦争に自分も身を投じざるをえないと今季から舵を切ったチャン選手にとっては、今回の結果はショックでしょう。若いネイサン・チェン選手が4回転を4回とも成功させ、羽生選手も宇野選手も4回転を複数回入れてきています。そんななか、自身の立ち位置をどうするか、相当悩んでいるはずです」

 ベテランの意地を見せてほしいものだ。

(芝公子)

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