羽生結弦もビックリ!?フィギュアスケートでジャンプしない“幻の競技”とは!?
アサジョ / 2017年3月29日 18時14分

3月29日からフィンランドのヘルシンキで開催される世界フィギュアスケート選手権。来年の平昌五輪の出場枠をかけた闘いとなることもあって、五輪と関連づけて話題になることも多い。だが、五輪のフィギュアスケートといっても、1908年のロンドン五輪では、今とは趣の異なる競技だったという。
「19世紀末から20世紀初頭にかけて、フィギュアスケートの競技の1つに『スペシャルフィギュア』というものがありました。選手が自分で申告したバラの花のような模様や星、十字などの図形を片足だけで滑り、スケート靴のエッジを使って氷上に描き出すという競技です。選手がどれくらいバランスを崩さず、正確に美しく図形を描き出せるかを競いました。ロンドン五輪で競技の1つに採用されました」(スポーツライター)
氷の上に正確に図形を描くというと、1990年まで行われていた規定演技「コンパルソリー」が思い出されるが、8の字を基本として描かれるコンパルソリーに比べ、より複雑で精巧な図形が使われたという。
「ロンドン五輪では、ロシアが金、銀と銅でイギリスの選手が表彰台に上がりましたが、実は3人のエントリーしかなかったんです。この競技は“幻の競技”と呼ばれ、五輪で採用されたのは1回だけ。見た目に地味な競技で選手によって申告する図柄も違いますし、どこで減点するか、“美しい”とは何かという問題もあり、審査が難しかったからです」(前出・スポーツライター)
4回転ジャンプ隆盛の今では考えられない静かな競技だが、繊細で華麗なステップやエッジ使いをする羽生結弦選手あたりに、ぜひとも再現していただきたい気がするのだが。
(芝公子)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
世界選手権2位!鍵山優真選手が羽生結弦選手を上回った2つの点
アサジョ / 2021年4月3日 10時14分
-
羽生結弦 3日前まで葛藤…世界選手権で4回転半封印した理由
WEB女性自身 / 2021年3月31日 15時50分
-
羽生結弦『天と地と』で北京五輪へ、熱望する石坂浩二との「謙信公・魂のレッスン」
週刊女性PRIME / 2021年3月30日 11時0分
-
世界選手権で勝てない羽生結弦、それでも王者なのか?―中国メディア「結論は出せない」
Record China / 2021年3月28日 17時10分
-
羽生結弦から決意メール…恩師が語った北京五輪出場への期待
WEB女性自身 / 2021年3月25日 19時0分
ランキング
-
1「行列」弁護士団、飲み会でもバチバチだった 遅刻の丸山弁護士に北村弁護士が取った行動は?
スポニチアネックス / 2021年4月11日 18時8分
-
2金子恵美氏 あの芸人が見せたギャップに驚き「7股したクソ野郎とは思えなくなって」
スポニチアネックス / 2021年4月11日 19時44分
-
3東野幸治 “名前売った”鶴瓶への逆ギレ事件 生放送で「どうでもええんじゃ!」
スポニチアネックス / 2021年4月10日 14時28分
-
43時のヒロイン・ゆめっち、“すっぴん姿”にファン衝撃 メイク後のギャップに「ガチ!?」「別人みたい」
ORICON NEWS / 2021年4月11日 16時47分
-
5マリエ、新たなメッセージ投稿「打ち上げでの出来事」「私は嘘をつきません」
マイナビニュース / 2021年4月11日 21時20分