羽生結弦の新プログラム、見どころは「バレエ」

アサジョ / 2018年9月13日 7時15分

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 フィギュアスケート2018‐2019シーズンの開幕を前に、羽生結弦選手が新シーズンのプログラムを発表。スケートファンの間では、「伝説の演目が見られる」と話題になっているという。

 羽生選手のFSは「Origin」。タイトルこそ変えているが、敬愛するロシアのエフゲニー・プルシェンコが2003‐2004シーズンでFSに選んだ「ニジンスキーに捧ぐ」などのアレンジだ。この曲はその素晴らしさに、エポックメイキングな作品としてスケートファンの間で語り継がれている。ニジンスキーとは、ロシアの天才的バレエダンサー、ヴァーツラフ・フォミッチ・ニジンスキーのことだ。

「ニジンスキーは空中で止まっているかのように見える高い跳躍や優雅な振りなど、その技術の高さからバレエ界では伝説的な存在と言われています。数々の名作を振り付け、多くの人々に賞賛されながらも、繊細な心を病んで亡くなっています。そのニジンスキーをテーマにしたプルシェンコの作品も、バレエからのポーズをたくさん取り入れ、優雅で美しいプログラムと賞賛されたんです。実はプルシェンコの『ニジンスキーに捧ぐ』は振り付けを行ったのもバレエダンサー。バレエの要素をフルに取り入れたかったプルシェンコがバレエの振付を依頼したと言われています。もちろん、バレエと同じようには行きませんが、上半身の動きはもちろん足捌きもできる限りバレエの要素を入れて表現しているんです。もともとプルシェンコにはバレエの素養がありましたが、この作品のために、バレエの動きや技術を吸収したことは間違いありません。羽生選手も陰陽師では狂言のアドバイスを受けたように、今度の作品ではバレエの要素を重視して練習しているのではないでしょうか」(スポーツライター)

 羽生選手がどんな作品を披露してくれるのか。今シーズンの演目に期待したい。

(芝公子)

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