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パナソニックが2520万画素で最強のM4/3ミラーレスカメラ「GH6」を発表!

ASCII.jp / 2022年2月22日 10時10分

 パナソニックは2月22日に、マイクロフォーサーズのミラーレスカメラ「LUMIX Gシリーズ」のフラッグシップモデル「GH6」を発表した。

 2520万画素という、M4/3では最高解像度のセンサーと、新開発のヴィーナスエンジンを搭載し、静止画も動画もプロレベルの性能を実現したのが特徴で、フルサイズミラーレスのSシリーズの性能を一部凌駕する最強モデルとなっている。

 市場推定価格はボディが26万3000円、「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.(メーカー希望小売価格13万7500円)」を付属したレンズキットが33万7000円で3月25日に発売予定。予約販売のキャッシュバックキャンペーンも予定されている。

最高5.7K60P動画撮影に 手持ちで1億画素のスチル撮影も可能

 GH6が搭載する撮像素子は2520万画素のLiveMOSセンサーでローパスフィルターレス、最高300fpsのセンサー読み出し速度を誇る。

 新世代ヴィーナスエンジンは、フルサイズミラーレスのS1Hに搭載しているものの2倍の性能を誇り、デジタル処理も大幅に性能が強化した。

 フラット・ディテール・エッジの判別精度が向上し、解像感・立体感が改善、新2Dノイズリダクションでは色ノイズ抑制・輝度ノイズの粒状性向上で高感度でも自然で立体感のある描写となった。

 動画では高性能3D-NRを搭載し、静止部・動き部の判別性能向上により、動きがある映像の画質も向上している。

 デジタル処理では、単一露光で2種類の画像を取得してリアルタイム合成する「ダイナミックレンジブースト」を搭載。動画で最大「13+ストップ」のダイナミックレンジを実現した。

 超高精細の新しいジャイロセンサーを搭載することにより、手振れ補正は5軸7.5段を実現。また、センサーシフトによる1億画素のハイレゾ撮影が、手持ちで可能となっている。連写性能はAFSの電子シャッターで毎秒75コマ、メカシャッターで14コマに進化している。

 リアルタイム認識AFも新エンジンの高速演算により向上し、フルエリア315点となり、認識AFの細かい設定やフォーカスリミッターも可能となった。

 測光方式は1728分割、マルチ、中央重点、スポット、ハイライト重点が可能。ISO感度は静止画の通常でAUTO、50、100~25600、動画の通常でダイナミックレンジブーストONではAUTO、800~12800となる。

 シャッター速度は静止画のメカで60~1/8000秒、B(最大30分)、電子シャッターで60~1/32000秒とB(最大60秒)。動画では1/25~1/25000秒が設定できる。連写はメカで最高14コマ/秒で、電子シャッターでは最高75コマ/秒で200コマまで可能だ。

 ボディデザインでは、背面液晶がフリーアングルに加えて、ティルト型としても上方向に45度可能で、ケーブルとの干渉を避けることができるほか、EVFと背面液晶の同時表示も可能となっている。

C4Kでは4:2:2 10bit 高速撮影はFHDで300fps Apple ProResでは1.9Gbps記録も

 動画記録モードも一新し、LUMIX初の 5.7K60P / C4K120P / Apple ProRes 422 HQなどを搭載。ビットレートも大幅に向上し、多数のモードでクロップレスと10bit記録に対応した。

 また、C4K60pの4:2:2 10bit記録が可能で、4K120p / FHD240p HFRと、4K120fps / FHD300fps VFRなどの超スロー撮影も可能なうえ10bit記録が可能で、グレーディング耐性が向上している。

 メディアスロットはCFexpressTypeBと、SDスロットの2つを内蔵し、高ビットレート記録をサポートする。また、ボディ内には冷却ファンを搭載し、記録時間は無制限に。マグネシウムボディとシーリングによって、防塵、防滴、耐低温-10℃で、過酷な撮影環境での常用が可能になっている。

 音声では、LUMIX初の4ch収録に対応し、現場での対応力を向上、内蔵・外部マイクの24bit化によりXLRマイクとの品質差を低減している。

 ボディサイズは138.4×100.3×99.6ミリで利用時の重量は823グラム。

CP+ではライブ配信にタッチ&トライ うれしいキャッシュバックキャンペーンも

 発表に合わせて、パナソニックは「CREATORS LIVE WITH LUMIX GH6 」を公開する(2月23日1900時より)。プロのクリエイターやメーカー担当者が魅力を語る。また、CP+期間中には各種ライブ配信が実施され、LUMIX BASE TOKYOでも予約制でタッチ&トライが実施される予定だ。

 さらに、「CP+2022 を楽しもう! LUMIX プレゼントキャンペーン!」では、Twittwerで24日~27日に条件に合致する投稿者やナイスなコメントに、フルサイズミラーレスカメラS5やM4/3のGH6、毎日カメラが当たるので、ぜひご応募を!

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