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性能も使い勝手もピカイチなVAIO SX14は、いまPCを買う上で最善の選択かも

ASCII.jp / 2022年8月26日 10時0分

 第12世代インテルCore iプロセッサーを搭載したVAIOが一通り出揃った。前モデルの発売から約9ヵ月というタイミングだ。年に1度ぐらいの頻度でCPUが刷新されるため、パソコンを買おうと思ったタイミングによっては、買ってすぐに次の世代に切り替わってしまうこともママある。とはいえ、そんなことを考えているといつまでたっても買い換えられなくなる。「これだ!」と思ったら即ポチるのが賢明だ。

 筆者は、昨年VAIO Zを自腹で購入して約1年間レポートしてきたが、VAIOシリーズが第12世代に刷新されたので、今回から新たにVAIO SX14をお借りして長期にレポートしていきたいと思う。もちろん、VAIO Zはまだまだ現役で仕事の主力選手として活躍してもらう。

左が筆者のVAIO Z。右がお借りしたVAIO SX14。ALL BLACK EDITIONで、CPUはCore i7-1280Pを搭載する

【合わせて読む】2023年版の「VAIO SX14」レビュー

VAIOの顔となるVAIO SX14。第13世代Core搭載で高性能化。使いやすさはそのままに「Teams」や「Zoom」といったウェブ会議時にバッテリーを節約する機能や美肌カメラなどを搭載。

VAIO Zを凌駕する性能を有するVAIO SX14

ディスプレーを開いた状態で、遠目に見ればあまり違いがわからないかも。右がVAIO SX14

 さて、新VAIO SX14は7月に発売されたが、お借りしたマシンのスペックは以下の通りだ。

 すでに、VAIO SX14のレビュー記事でも話しているとおり、悲しいかなVAIO Zの性能は軽く超えてしまっている。これは、コア/スレッド数が大幅に増えたことと内蔵GPUのIris Xe グラフィックスもかなり性能がアップしたためだ。

「Cinebench R23.200」の結果。コア/スレッド数が大幅に増えたため、マルチコアでは大差がついているが、シングルコアでもしっかり性能アップしている
こちらは「PCMark 10」の結果。こちらもかなり差がついた

 無線LANもWi-Fi 6Eに対応し、ALL BLACK EDITIONなら5Gモジュールも選択可能。マイク周りも違うためAIノイズキャンセリング機能が搭載されている。フラッグシップマシンであるVAIO Zの強みはフルカーボンボディでちょっと軽量ということぐらいだ。

VAIO SX14は天板にのみUDカーボンを採用している。オーナメントのデザインとロゴのサイズが違うため、ディスプレーを閉じた状態だとVAIO Zとの違いは明白だ。
左がVAIO SX14の中身。VAIO Zとはインターフェース周りが大きく違うが、ファンの数もVAIO SX14が1つに対し、VAIO Zは2つ搭載して冷却している

 そして残念ながらVAIO Zは刷新される予定はない。おそらく次に登場するのは、革新的な注目される技術の投入に挑戦するときだろう。VAIO Zで培った技術は、ほかの製品に惜しみなく投入し、VAIO製品全体の性能の底上げをしている。

仕事でもプライベートでも使いやすいキーボードと性能

 では、VAIO Zユーザー視点でVAIO SX14について見ていこう。

 まずはインターフェースが充実しているところが◎。VAIO Zのように今の時代USB-Cがあれば事足りる世の中ではあるが、最低限正直USB-Aは欲しいところ。それに加え、VAIO SX14にはUSB-CやHDMI端子、有線LANもある。これだけ充実していれば、USBハブも必要なく手持ちの周辺機器を接続できるはずだ。インターフェースで強いて残念なポイントは、USB-Cは2つあるものの、どちらも右側サイドに備えたところ。ここはVAIO Zのように両サイドにほしかった。

右サイドには、USB-C×2、USB-A×1、HDMI×1、有線LAN×1を備える
左サイドにはUSB-A×1とヘッドホン×1を備えるが、USB-Cが欲しかった

 というのも、電源がUSB-C経由となり、コンセントの位置によって右側、左側と使い分けたいからだ。ACアダプターのケーブルは十分長いが、VAIO Zは両サイドに備えているので、その点ではありがたかった。

 キーボードは、VAIO Zと同等なのでなんの遜色もなく使える。パームレスト部分がアルミかカーボンかの違いはあるが、アルミのほうが若干冷たく感じ指紋がつくぐらいだ。

キーボードはタイピングしやすく、静音設計だから打鍵音がじゃまにならない

 今回、お借りしているのがALL BLACK EDITIONで、性能的には最高レベルだが、ディスプレーはタッチ機能付きのため解像度はフルHDだ。個人的にはVAIO Z購入時と同様に、色味的にもよくなる4K解像度のパネルを選択したいところだが、用途によっては14.0型ワイドのディスプレーサイズに4Kはオーバースペックだと考える人もいるだろう。また、4Kパネルにするとバッテリー駆動時間が短くなるため、モバイル重視であればフルHDを選択するというのもありだ。

 また、筆者が昔所有していたソニー時代のVAIO S11のとき、タッチ機能付きのディスプレーだったが、その後買い替えたVAIO S11ではタッチ機能がなくなったため、最初のころは画面をタッチする癖が抜けず、逆に苦労したことがある。そのため、スマホやタブレットを使う頻度が高い人なら、タッチ機能付きを選ぶと作業効率のアップにもつながるかもしれない。

 ちょっと新幹線内で使ってみたが、タッチ機能付きだと画面がグレア仕様になるので、照明の映り込みが少々気になった。ただ、このあたりは画面の角度を調整することで回避できたので、作業には問題なかった。

新幹線のぞみで、テーブルを出して設置してみた。横にちょっとしたドリンクならギリ置けるサイズ

いまならお得に購入できるチャンス

 いま、VAIO製品を買いたいと思ったら、VAIO SX14を選ぶのが賢い選択。8月末まで最大6万4000円引きとなるアップグレードキャンペーンを実施しているので、お得に入手するチャンス。手元に留くのは、ほぼ1週間後なので、VAIOストアを覗き、いろいろとカスタマイズして予算とにらめっこしてみてはいかが?

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