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デノン、一体型で部屋を音楽で満たせる「DENON HOME 350」

ASCII.jp / 2022年9月27日 11時0分

最も大きいのがDENON HOME 350

 デノンは9月15日、Alexa対応のWi-Fiスピーカー「DENON HOME 350」を発表した。価格はオープンプライス。店頭での販売価格は7万円台後半になる見込み。10月下旬の発売を予定している。

ストリーミングもNASからの再生もOK

 HEOSを搭載したネットワークスピーカー。HEOSはデノン・マランツ製品が採用しているネットワークモジュールで、Amazon MusicのハイレゾストリーミングやNASに保存したファイルの再生、Alexaへの対応など豊富な機能を持っている。DENON HOME 150/250の上位機種となっており、サイズに制約は設けず、音響設計を最優先に考えた最上位モデルだ。

 Hi-Fiの手法で磨き上げた高音質、多彩なストリーミングサービスへの対応、HEOS機器と連携したマルチルーム再生など、これまでの製品の特徴を踏襲する。また、サウンドバーの「DENON HOME SOUNDBAR 550」「DENON HOME SUBWOOFER」などと連係動作も可能。マルチルーム再生や、ステレオペア再生、2.1ch再生など多彩な構成が選べる。さらに、サウンドバーのリアスピーカーとして4.1ch再生をすることも可能だ。

 6基のClass-Dアンプを搭載。20mmのドームツィーター×2、50mmのミッドレンジ×2、165mmのサブウーファー×2をそれぞれ独立したアンプで駆動する。ツィーターミッドレンジは角度を付けて前面に配置。強力な磁気回路とロングストロークのウーファーを搭載。大口径のユニットを前面と背面に対向配置することで不要振動を抑制し、付帯音の少ないクリーンな低域再生が可能だという。

デノン試聴室で聴いた再生音はスケール感と低域の量感を兼ね備えていて好印象だった。テイラー・スウィフトの「I forgot you Existed」を朗々と再生。

 ハイレゾロゴを取得。Bluetooth、AirPlay 2、USBメモリー(FAT32、NTFS)再生に対応。PCM192kHz/24bit、DSD5.6MHz対応で、DSD、WAV、FLAC、Apple Losslessなどのギャップレス再生に対応。上述したAmazon MusicやSpotifyのほか、AWA、Soundcloud、TuneInなどに対応。AirPlay 2利用時はiPhoneの「Home」アプリと連携して、マルチルーム再生やSiriによる音声コントロールも可能だ。

 IEEE 802.11acやBluetooth 4.2準拠で、入力端子は3.5mmミニジャック、ネットワーク、USB(A端子)など。操作は上面のタッチパネルを使う。本体サイズは幅380×奥行き180×高さ229mmで重量は6.7kg。

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