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【日清に聞いてみた】カップヌードル「合体」シリーズで開発に苦労した味は? 答えは意外!

ASCII.jp / 2022年9月21日 17時30分

 合体!! へんっしん!!

 ロボットもの、はたまた戦隊ものが思い出されて「合体」という言葉を聞くだけで胸が高鳴ります。みなさん「カップヌードル スーパー合体」シリーズはもう食べましたでしょうか?

もう食べた?

 日清食品は「カップヌードル スーパー合体」シリーズ4品を9月12日から発売中です。各214円(税別)。

昨年に続く「合体」カップヌードル第2弾

 昨年9月に「カップヌードル スーパー合体」シリーズ初代4品が登場し、たちまち話題に。今年は昨年に続くシリーズ第2弾。カップヌードル」の定番フレーバー10種、全45通りの組み合わせの中から4つを厳選したとのことです。

 気になるお味は「カップヌードル スーパー合体シリーズ カップヌードル&シーフードヌードル」「同 チリトマト&トムヤムクン」「同 欧風チーズカレー&味噌」「同 辛麺&にんにく豚骨」の4種。う~ん、どれも製品名をきくだけだと味が想像できない!

・「カップヌードル スーパー合体シリーズ カップヌードル&シーフードヌードル」

 ペッパーをきかせた「カップヌードル」の "オリジナルスープ" と、魚介とポークのうまみを濃縮したコクのある "シーフードスープ" の「合体スープ」。

具材は、謎肉 (味付豚ミンチ)、エビ、カニ風味かまぼこ、スクランブルエッグ、ネギ。1食77gあたり353kcal

 ・「カップヌードル スーパー合体シリーズ チリトマト&トムヤムクン」

 トマトの甘みと酸味にチリのピリっとした辛さをきかせた "チリトマトスープ" と、魚介だしをベースに、各種香辛料をきかせた "すっぱ辛さ" がクセになる "トムヤムクンスープ" の「合体スープ」。

具材は、エビ、コーン、トマト、キャベツ。1食77gあたり356kcal

・「カップヌードル スーパー合体シリーズ 欧風チーズカレー&味噌」

 デミグラスベースにチーズのコクを加えた "まろやかで濃厚なカレースープ" と、3種の味噌 (麦味噌、赤味噌、白味噌) にジンジャーやガーリックなどをきかせた "濃厚な味噌スープ" の「合体スープ」。

具材は、山椒謎肉 (味付豚ミンチ)、コーン、キャベツ、チェダーチーズ風キューブ、ニンジン。1食85gあたり423kcal

 ・「カップヌードル スーパー合体シリーズ 辛麺&にんにく豚骨」

 辛味と酸味が絶妙にマッチした "旨辛スープ" と、豚のうまみとにんにくをガッツリきかせた "にんにく豚骨スープ" の「合体スープ」。

具材は、謎肉 (味付豚ミンチ)、スクランブルエッグ、焙煎唐辛子、刻みにんにく、キクラゲ、ネギ。1食83gあたり383kcal

どれもちゃんとおいしい!

 実際に4品食べてみました! ざっくりした感想ですが「どれも普通に、普通以上においしい!!」。食べる前は、もともと完成されたフレーバーを混ぜちゃって大丈夫なものかと半信半疑でしたが、意外なほどに違和感がなくまとまっていました。私は特に、「辛麺」と「にんにく豚骨」掛け合わせた“辛にん豚骨”がパンチがあって大好き。

 思い返すと、去年のカップヌードル スーパー合体シリーズも完成度高かったです(なお、昨年は「カップヌードル&しお」「カレー&シーフード」「味噌&旨辛豚骨」「チリトマト&欧風チーズカレー」の組み合わせでした)。

日清食品の担当者に苦労した味を聞いてみた

 もちろん、開発段階で苦労はたくさんあったのでしょう。4品の中で一番開発に苦労した商品について日清食品の担当の方にコメントを求めたところ、意外な答えが返ってきました。

ーー「カップヌードル スーパー合体」シリーズ4品の中で、一番開発に苦労した商品を教えてください。

日清食品 担当者:「カップヌードル スーパー合体シリーズ カップヌードル&シーフードヌードル」です。「カップヌードル」と「シーフードヌードル」は、「カップヌードル」シリーズの売上ランキングで1位と2位を占める商品であり、どちらも単体で多くのお客さまからご満足いただいています。その2品をあえて組み合わせ、さらなるおいしさを追求する“禁断のTOP2合体”ですので、味づくりにも苦労しました。

“禁断のTOP2合体”

日清食品 担当者:実は、昨年発売した「スーパー合体」の第1弾でもこの2品の“合体”を検討したのですが、バランスの調整がうまくいかず商品化には至りませんでした。第2弾ではリベンジを果たそうと考え、「カップヌードル」と「シーフードヌードル」の味の特長を洗い出し、それぞれの良さをどう活かすかについて徹底的に検証を行いました。試作を繰り返した結果、2品の良さを活かしながら“禁断のTOP2合体”でしか味わうことのできないおいしさを生み出すことができました。

――では、逆に4品の中で一番スムーズに開発が進んだ(味が決まった)商品を教えてください。

日清食品 担当者:「カップヌードル スーパー合体シリーズ 辛麺&にんにく豚骨」です。「辛麺」と「にんにく豚骨」は、どちらもクセの強いフレーバーですが、「にんにく豚骨」のガツンとくる味わいと「辛麺」特有の辛味と酸味をベストなバランスでマッチさせることができました。

クセの強いフレーバーの組み合わせ

日清食品 担当者:今回の「スーパー合体」シリーズ4品について社内でアンケートを行ったところ、この組み合わせが人気No.1でしたので、商品パッケージにも「社内人気No.1」のキャッチコピーを入れてアピールしています。

「社内人気No.1」のキャッチコピー

……ということでした。たしかに、「カップヌードル」と「シーフードヌードル」はどちらも、定番中の定番というのもそうですし、カップヌードルの歴史を作り上げてきたレジェンド的な存在ですので「合体」にも気を使うのでしょう。

 私は、「カップヌードル&シーフードヌードル」も悪くなかったけど、「カップヌードル」「シーフードヌードル」それぞれ単体で食べるのがやっぱり好きかなー。愛着ゆえに。うーん、そのあたりは難しいところですね。

 みなさんは実際食べてみてどんな感想を抱かれたでしょうか?

 なお、YouTube番組「アスキーグルメNEWS」では、「カップヌードル スーパー合体」を実食した(率直な!)感想も紹介しています。

「アスキーグルメNEWS(9月16日号)」

※記事中の価格は“消費税込”

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