ロジクールGが“リアルさ”と“没入感”を徹底的に追及! 「TRUEFORCE」採用のレースゲーム向けホイール「G PRO Racing Wheel」登場
ASCII.jp / 2022年9月22日 2時1分
ロジクールは9月22日、ゲーミングブランド「ロジクールG」のレーシングシミュレーター「G PRO Racing Wheel」(以下、PRO ホイール)と「G PRO Racing Pedals」(以下、PRO ペダル)を発表した。9月29日から、ロジクールオンラインストア限定で販売開始予定で、価格はPRO ホイールが11万9900円、PRO ペダルが4万9940円。なお、日本で発売されるモデルはPlayStaiton&パソコン向けとなっており、Xboxシリーズには対応していない。
同社は、1998年にシミュレーションホイールを初めて発売。同社としても注力しているカテゴリーで、他社と比べても一番長いあいだ製品群を発売しているという。また、従来製品となる「G923」は5万円以上という価格で、販売代理店から「あまりにも高い」という声もあがったなか、欠品を起こすほど人気の製品になったため、シミュレーションホイールのユーザーがどのような製品を求めているのか、改めて考える機会になったとのことだ。
そこで、ロジクールGが追及したのが、徹底的な“リアルさ”と“没入感”。この2つをユーザーに提供するために誕生したのが、フラッグシップのPRO ホイールとPRO ペダルだ。
ゲーム内のアクションやオーディオと直接連携する「TRUEFORCE」 11Nmのダイレクトドライブ駆動を採用
PRO ホイールは、同社独自のフィードバック技術で、ゲーム内のアクションやオーディオと直接連携する「TRUEFORCE」を採用しているのが最大の特徴。このTRUEFORCEは、ゲームメーカーがデベロッパー向けに開発されているデータを直接本体に伝えることが可能(TRUEFORCE対応タイトルに限る)。これにより、気候やタイヤによって異なる路面データをリアルに反映するほか、車種ごとのエンジンをかけた際の細かい違い、走行時の車両重量といった要素も正確に実現しているのもポイントだ。
また、最大11Nmのトルクを出力するダイレクトドライブ駆動を採用。現行で販売されている、ダイレクトドライブ駆動の製品の中には、20Nm前後の製品はあるが、PRO ホイールでは、あえて11Nmにこだわっているのも特徴。これは、レーサーやぷプロレーシングゲーマーの協力を仰ぎ、一番実車に近いパワーを検証した結果、この11Nmにたどり着いたとしている。
シフトの耐久性は未だ不明!? 非接触型のホイールセンサーとマグネットを活用
ギアパドルシフトには、非接触型のホイールセンサーとマグネットを活用した「マグネティックギアパドルシフト」を採用。非接触型なため、ギアシフトによる摩耗がないほか、フィードバックをよりリアルにすることもあわせて実現しているとのこと。なお、このマグネティックギアパドルシフトの耐久性は、不明とのこと。どういうことかというと、検証は継続中でまだ壊れていないとのことだ。
また、主要なボタンやダイヤルは、親指で操作できるように配置。これにより、プレイ中にハンドルから手を離すことなく、プレイ画面から目を離すこともなく操作できる。こういった製品のインプットの部分についても、レーサーやプロレーシングゲーマーと一緒に開発して配置しているという。
そのほか、パドルはデュアルクラッチを採用。これにより、クラッチのバイトポイントを見つけることなく、トラクションを最大限に高めることができ、レースのスタート時に有利に進めることができるという。加えて、それぞれのパドルにはソフトウェアを使用してほかコマンドを割り当てることも可能だ。
なお、5つのオンボードプロファイルが登録可能になっているので、異なる複数のレーシングゲームによってや、使用する車種ごとの設定をあらかじめ決めておき、割り当てることが可能だ。このオンボードプロファイルは、同社の「G HUB ソフトウェア」に対応していない家庭用ゲーム機にも反映できるので、コンソール機のプレイヤーでも好みの設定でプレイ可能だ。この設定は、ハンドルに搭載されているOLEDディスプレーから確認可能となっている。
価格は11万9900円からとかなりハイエンドだが、プロも納得のいくリアルさを実現しているということなので、レーシングゲームを極めたいという人にとっては、要チェックな製品であることは間違いないだろう。
圧力検知可能なロードセルブレーキを採用 ペダルの位置も簡単に調節可能な
PRO ペダルは、ブレーキのペダルがどれだけの力で踏み込まれたかを検知し、最適なブレーキ機能が採用する、圧力検知可能なロードセルブレーキを搭載。これにより、実車により近いブレーキの感覚を再現しているという。
また、ペダルベースとペダルを別々の部品で構成。これにより、ペダルの位置は細かく設定が可能となっている。加えて、クラッチペダルとアクセルペダルの反発力を調整するためのスプリングも別途同梱。これにより、プライヤーの好みに合った感触に調整できるという。こちらはすぐに取り外して付け替えられる簡単さも魅力となっている。
そのほか、各ペダルの位置やフェイスの角度も調整可能。よりリアルな感覚を体験できる。
PRO ペダルの価格も、4万9940円とそれなりにハイエンドな価格となっている。しかし、こちらとPRO ホイールを組み合わせれば、自宅でも実車にかなり近い感覚でレースゲームを楽しめるはずだ。こだわりのレーシングゲーム環境の構築を目指している人は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。
この記事に関連するニュース
-
ホンダが斬新「スゴいCR-V」公開! 800馬力の「V6×ツインターボ」搭載した“超パワフル”仕様!「野獣」を名乗る“超異端モデル”米国で登場!
くるまのニュース / 2024年11月15日 8時25分
-
ブレンボがEICMA2024で最新技術を世界初公開! MotoGP用NEWブレーキキャリパーも登場
バイクのニュース / 2024年11月13日 18時10分
-
「毎日乗れるスーパーバイク」の走行性能を強化!! ヤマハ「YZF-R3」2025年モデル発表【EICMA2024】
バイクのニュース / 2024年11月6日 18時10分
-
新型「BMW 1」、48Vマイルドハイブリッドシステム搭載やMパフォーマンスモデルも
マイナビニュース / 2024年10月30日 17時36分
-
MINI COOPERにハイパフォーマンスモデル「JOHNCOOPER WORKS」登場
マイナビニュース / 2024年10月27日 19時8分
ランキング
-
1『崩壊:スターレイル』Ver.2.7予告番組の「シリアルコード」まとめ!使用期限は11月23日24時59分まで
インサイド / 2024年11月22日 21時19分
-
2旅先での1枚が「Windows10すぎる」と300万表示! 分かる人には分かる“完全一致”に「共感しまくりです!」「マジじゃん」
ねとらぼ / 2024年11月22日 20時30分
-
3「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
ねとらぼ / 2024年11月22日 17時40分
-
4プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
ねとらぼ / 2024年11月20日 22時0分
-
5イオシス、“あのスマホ”大量入荷 「待ってたぜェ、この瞬間をよォ!!」
ASCII.jp / 2024年11月22日 15時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください