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不発弾処理にともなう特別養護老人ホームの入居者移送手配にLINE WORKSが活用

ASCII.jp / 2022年9月26日 15時0分

 ワークスモバイルジャパンは9月26日、吹田地区特別養護老人ホーム連絡協議会が「LINE WORKS」を導入し、不発弾処理に伴なう施設入居者の移送手配時に活用されたと発表した。  吹田地区特別養護老人ホーム連絡協議会は吹田市市内における社会福祉法人が運営する特別養護老人ホーム21施設が加入。相互連携サービスの向上や職員の育成、地域貢献等の事業を通じて吹田市の地域福祉の推進を図ることを目的としている。  今回、吹田市南吹田3丁目の工事現場において不発弾が発見され処理が必要となり、警戒区域内(概ね半径300m以内)の住民および事業所等に対して、不発弾処理日(7月24日)に警戒区域外へ避難する必要があった。  吹田地区特別養護老人ホーム連絡協議会は、警戒区域内における特別養護老人ホーム入所者の避難を支援。避難当日のスケジュールや、車両や人員など必要事項、入所者の移送手配の手順などを、離れた拠点どうしが効率よく共有する必要があり、コミュニケーションツールの活用を検討。LINEのような使用感で幅広い世代の方が使いやすく、スマホでもほぼ全ての機能を使うことができることからLINE WORKSの導入を決定。

車両情報を画像でトークルームに共有
左:移送車両が出発したタイミングをトークで送信し、移送状況を管理 右:グループフォルダに資料を格納し、いつでも閲覧、確認が可能に

 当日までに、元々LINE WORKSを利用している施設を含め関係する多くの施設がLINE WORKSを導入し、配車表や車両の情報などをトークやグループフォルダに格納。当日必要な資料や変更点なども事前に確認をすることができた。    移送を実施する当日は各施設は通常の事業運営があり、その合間に車両を出して移送を完了させる必要があり、計16車両が入所者を移送して引き返してまた移送するという繰り返しを行ない、その都度LINE WORKSのトークで連絡。どの車両が出たか、施設に到着したタイミングや、車両が引き返す時間、予定やシフトの変更などをトークで共有し、移送を行なった。特に車両情報については、ナンバー情報の打ち込みに時間がかかるため、車両の写真を撮影してトークで送信することでスピーディーに情報共有を実現。無事に入所者52名の移送を完了したという。

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