PS5向けからモバイルまでをラインアップ! 高性能かつ高コスパなViewSonic製ディスプレー4機種をまとめて紹介
ASCII.jp / 2022年10月5日 11時0分
ViewSonicは、1987年にアメリカ合衆国で設立された老舗のディスプレーブランドだ。約30年以上にわたってあらゆるディスプレー製品を販売し続け、ディスプレー市場をリードしている。2015年には日本市場に本格参入し、現在に至る。
ViewSonicは、ゲーム向けやホーム&オフィス向け、カラーマネージメント向けなどのディスプレーやモバイルディスプレーに加え、プロジェクターや電子黒板「ViewBoard」、サイネージなど法人向け製品も生産・販売している。同社の製品は業界の専門家やユーザーから高い評価を受けており、世界各地で3000を超える賞を獲得するほどだ。
今回は、ViewSonic製品の中からオススメのディスプレー4機種をラインアップ。ラインアップは、ゲーム向けの「VX2882-4KP」、ホーム&オフィス向けの「VA2932-MHD」「VX2485-MHU」、モバイルの「VA1655」。本記事では、各4機種の魅力を紹介していきたい。
PS5&Xbox Series X|Sに最適! 高コスパな4K・最大150Hz対応ゲーミングディスプレー
最初に紹介するVX2882-4KPは、4K(3840×2160ドット)対応の27.9型ゲーミングディスプレーだ。4K Ultra HDを採用し、高精細で美しく、そして没入感のあるゲーム体験が可能。また、リフレッシュレートは最大150Hzに対応しており、特にFPS・TPSのゲームジャンルにおいては有利に立ち回れるだろう。さらに応答速度は1ms(ミリ秒)で、ブレなどを最小限抑えることにも成功している。このように、本機はゲーマーが求める条件をクリアしたモデルと言える。
一番の特徴は「HDMI 2.1」に対応していることで、4K・120Hzに対応する「PlayStation 5」、「Xbox Series X|S」用ディスプレーに最適と言っていい。これらのコンソール機を4K・120Hzで遊ぶには、HDMI 2.1規格を搭載する4Kゲーミングディスプレーが必須だからだ。
もうひとつの特徴は、同社独自のプリセットモード「ViewMode」を搭載していること。「ゲーム」「映画」「ウェブ」「テキスト」「モノ」「Mac」といった各シーンに最適化された映像モードが選べるのだ。
中でもゲームモードは、FPSやRTS(リアルタイムストラテジー)、MOBAなどのゲームジャンルのプリセットモードを用意。映像視聴に欠かせない明るさや色温度、コントラストなどがモードごとに調整されている。つまり、最適化された画面でゲームプレイに没入できるというわけだ。もちろんゲーム以外にも仕事や映画鑑賞に適した画面モードもあるため、幅広い使い方ができるのはありがたく感じる。
取り扱い店舗にもよるが、価格は7万円以下。4K高リフレッシュレート対応ディスプレーの中では比較的リーズナブルな価格帯だ。PS5/Xbox Series X|S用の4Kディスプレーを探している人は、VX2882-4KPをチェックしてみてほしい。
製品情報:VX2882-4KP
ゲームや映像視聴だけでなく、仕事にも便利! 没入感に圧倒される29型ウルトラワイドディスプレー
続いて紹介するVA2932-MHDは29型のウルトラワイドディスプレーだ。本機の解像度はWFHD(2560×1080ドット)で、アスペクト比は21:9。16:9のフルHD(1920×1080ドット)よりも画面領域が広くなったことで、没入感のある視聴が可能となっている。ちなみに本機のリフレッシュレートは75Hz。フレームレートの高さにこだわりがなければ、本機でも滑らかなゲームプレイが可能だ。
また、3辺のベゼル幅が狭くなったフレームレスデザインも特徴。各ベゼルを画面ギリギリにまで狭めたことで、画面領域の確保とシームレスな表示ができるという。ベゼルの幅を気にすることなく、大画面に集中できる点もまた本機の魅力と言えそうだ。
画面領域が広くなればなるほど、パソコンを使った作業の効率は上がるものだ。本機のようなウルトラワイドディスプレーの場合、複数のウインドウを同時に表示させたり、"ながら作業"をしたりといったことが可能になるからだ。映像視聴やゲームプレイの没入感はもちろん、作業効率のアップも見込めるだろう。
ゲームや映像視聴、仕事など幅広い用途で活躍できるVA2932-MHD。画面領域の拡大による没入感と、作業効率の向上が本機の強みだ。価格は3万円前後とこちらも実にリーズナブルなので、手頃にウルトラワイドディスプレーを手に入れたいユーザーにオススメできる。
製品情報:VA2932-MHD
「iFデザイン賞」を獲得した 画期的なUSB-C搭載23.8型ディスプレー
VX2485-MHUは、世界三大デザイン賞のひとつである「iFデザイン賞」(2019年度)を受賞した23.8型のIPS液晶ディスプレーだ。解像度はフルHD(1920×1080ドット)で、フレームレスデザインとSuperClear IPSパネルなどを採用している。鮮明かつ没入感のある映像体験が可能となっている。
背面にはHDMI端子、VGA端子、最大60Wの電力充電およびオーディオ/ビデオ転送が可能なUSB Type-Cを備える。マルチディスプレー環境で作業をしたい人にとってはうれしい構成と言えるだろう。
注目すべきは、ディスプレー背面にある円形リングの存在だ。円形リングの中央部にケーブルをまとめることで乱雑さを解消できる。それだけでも便利だが、ほかにもディスプレーを水平に動かしたり、前後に傾けたりといった使い方も可能。円形リングは使い勝手が良好なので、快適な視聴環境を提供してくれるはずだ。
もうひとつの魅力は、ディスプレーのセットアップ。従来製品の場合、ディスプレーやスタンドなどが収納された発砲スチロールを箱から慎重に取り出し、そこからスタンドの装着やネジ留めなどの細かい作業が発生する。組み立て中にパネルを破損させたり、ネジを失くしてスタンドの固定ができなくなったりといったトラブルはよく聞く話だ。
だが、VX2485-MHUの組み立ては実に簡単。2つの発泡スチロールが上下に重なった状態で梱包されており、蓋を開けるタイプを採用する。上段にはスタンドやケーブル類が、下段にはディスプレーが収まっている。しかも背面が上になった状態で梱包されているため、組み立て中にパネルが破損することはほぼない。
最初にスタンドを組み立てて、ディスプレーの背面に装着するだけでOKだ。ボタンを押すだけでパネルの取り付け・取り外しが可能なので、ドライバーなどの工具は不要。つまり、完全に手作業で組み立てられるというわけだ。
特徴的なデザインを採用したVX2485-MHU。性能もさることながら、工具なしで簡単に組み立てられる設計も高く評価したいところだ。価格は3万円前後とコスパが高く、メインだけでなくサブ用のディスプレーを欲している人にオススメできそうだ。
製品情報:VX2485-MHU
重量は約700gと超軽量! ViewSonicはモバイルディスプレーもスゴイのだ!
最後に紹介するVA1655は、フルHD(1920×1080ドット)のパネルを備える15.6型モバイルディスプレーだ。重量は約700gと最軽量のうえ、薄さは約9.85mmと持ち運びやすいボディーが特徴となっている。「1kg以下」というワードが好きなユーザーの心に刺さる、魅力的な製品と言えるだろう。
mini HDMI端子だけでなく、映像入力用のUSB Type-Cを搭載する。Type-Cを備えるノートパソコンやタブレット、スマートフォンの画面を出力できるため、マルチディスプレー環境の構築を考える人にオススメだ。
背面にはスタンドを備えている。タブレットの感覚で使いたいときはスタンドを閉じ、ノートPCと併用したいときはスタンドを開いて直立させるといった使い方ができる。また、最大53度のチルト機能も備え、スタンドを調整することで好みのアングルで作業可能となっている。
そのほか、縦画面表示が可能な「ピボット機能」も搭載し、テキスト入力やプログラミング入力に最適だ。VA1655は9月27日に販売された新製品で、市場想定価格は2万6000円前後としている。マルチディスプレーを欲しいと思っている人に強くオススメしたい製品だ。
製品情報:VA1655
価格も機能も魅力的なViewSonic製ディスプレー!
以上が今回オススメしたいディスプレー4機種だ。ゲーミングディスプレーからウルトラワイドディスプレー、モバイルディスプレーまで、幅広い用途で活躍するモデルが数多く揃っている。ゲーム、動画鑑賞、クリエイティブなど、ひとつのジャンルに特化したディスプレーを用意しているため、理想の製品に出会いやすい点もポイントだ。
ViewSonicのディスプレーに興味のある人、新たなディスプレーを購入したいと考えている人は、上記製品をチェックしてみてはいかがだろうか。
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