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Xbox公式ライセンスを取得済みのAndroidスマホ用コントローラー「GameSir X2 Pro-Xbox」レビュー

ASCII.jp / 2022年10月1日 12時0分

 GameSirがXboxオフィシャルライセンスを取得したAndroidスマホ用ゲームコントローラー「GameSir X2 Pro-Xbox」を発売しました。製品公式サイトに掲載されている小売価格は79.99ドル(約1万1500円)。Amazon.co.jpでも販売中です(製品販売ページ)。今回、GameSirより製品版を借用したので、実機レビューをお届けいたします。少し前に「GameSir X3 Type-C」もレビューしていますので、こちらも併せてご覧ください(スマホを本格ゲーム機にするコントローラー「GameSir X3 Type-C」はゲーマーの味方!)。

GameSir「GameSir X2 Pro-Xbox」79.99ドル(約1万1500円)

「Xbox Game Pass Ultimate」の1ヵ月無料体験チケットが付属

 「GameSir X2 Pro-Xbox」は、有線接続タイプのAndroidスマホ用ゲームコントローラー。前述のとおり、Xboxオフィシャルライセンスが取得されており、Xboxボタンが装備され、また「Xbox Game Pass Ultimate」の1ヵ月無料体験チケットが同梱されています。なお、Xboxオフィシャルライセンス商品ではありますが、Androidスマホ用ゲームコントローラーということで、多くのAndroid用ゲームでも利用可能です。

カラーはMidnight BlackとMoonlight Whiteの2色を用意。専用ケースの色は同じ
専用ケース内にゲームコントローラーが収められています。梱包材を省けるのでよいですよね。すべてのデバイスで採用してほしい方式です
内箱には、合格証、2セットのジョイスティックキャップ、メッセージカード、ロゴシール、説明書(日本語含む)、「Xbox Game Pass Ultimate」の1ヵ月無料体験チケットが同梱されています
「Xbox Game Pass Ultimate」の1ヵ月無料体験チケットのライセンスコードはスクラッチを硬貨で削ると表われます

 本体サイズは約184×85×37mm、重量は約179g。バッテリーは非搭載。ボディー下部にはパススルー充電に対応したUSB Type-C端子が用意されており、USB AC充電器とケーブルで接続すればスマホを充電しながらじっくりとゲームを楽しめます。

本体下面にUSBケーブルを接続するので、コントローラー操作の邪魔になることはありません

 左スティックと右スティックにはALPS製3Dジョイスティック、LTボタンとRTボタンにはKaihua Electronics製キースイッチが採用されています。PC用、コンシューマー用ゲームコントローラーを数多く手がけてきたGameSirのデバイスだけに、操作性がよく、信頼性が高いパーツが使われています。

本体前面には、ビューボタン、左スティック、方向パッド(Dパッド)、LED1、スクリーンショットボタン、メニューボタン、X/Y/A/Bボタン、右スティック、LED2、Xboxボタンが配置。X/Y/A/Bボタンは引き抜いて、配置を変更可能。Xboxだけでなく、Nintendo Switchのレイアウトにも変更できるわけです
本体背面には、ゲーム中でも設定可能なM1ボタンとM2ボタンを装備。ビューボタン+メニューボタン+M1/M2ボタンを3秒間長押しすると、LED1とLED2が同時に点滅します。その間に割り当てたいボタンを押すと、M1/M2ボタンに登録されます
本体上面にはRBボタン、RTボタン、LBボタン、LTボタン、本体下面にはUSB Type-C端子が用意。RTボタンとLTボタンはストロークのあるアナログトリガーです
右側面と左側面
Moonlight Whiteの本体上面と本体下面。デザイン的にはMoonlight Whiteのほうが筆者の好みです
Moonlight Whiteの右側面と左側面。Moonlight Whiteは汚れが目立ちやすいかもしれません

 ハードウェア的なセットアップはカンタン。スマホとはUSB Type-C端子で有線接続するので、Bluetooth接続のような手間は不要です。スマホ、コントローラー間の遅延がないことも、有線接続のメリットですね。

まずはスマホと「GameSir X2 Pro-Xbox」のUSB Type-C端子の位置を揃えます
「GameSir X2 Pro-Xbox」を左右に伸ばして、スマホをUSB Type-C端子に接続。スマホの長さは110~179mmに対応しています
ハードウェア的なセットアップはこれで終了
正常に接続されていればLED2が点灯します。スマホにケースを装着したままだと、認識しない可能性が高いのでご注意ください

専用アプリケーションでアップデート

 ソフトウェアは、専用アプリケーション「GameSir」と「Xbox Game Pass」をインストールします。単にAndroidスマホ用ゲームコントローラーとして使うのであれば、「GameSir」のインストールは必須ではありません。しかし、「GameSir X2 Pro-Xbox」のファームウェアをアップデートするために必要です。

専用アプリケーション「GameSir」をGoogle Playからインストール。V4.2.9から「GameSir X2 Pro-Xbox」に正式に対応したとのこと
「GameSir」アプリの初回起動時に、位置情報、写真やメディアへのアクセスが要求されます
スマホを「GameSir X2 Pro-Xbox」に接続すると、「GameSir」へのアクセスが要求されます
これで専用アプリ「GameSir」のセットアップは完了です
次に「Xbox Game Pass」アプリをインストールします
ここで「サインアップする」を選べば、アカウントの作成に進みます。「Xbox Game Pass Ultimate」のライセンスコードを入力すれば、1ヵ月無料でサービスを体験できるわけです。筆者はサービスに加入済みなので、このままサインインしました

 今回はせっかくなので、クラウドゲームに対応した「Microsoft Flight Simulator: Standard Game of the Year Edition」と「Forza Horizon 5 標準版」をプレイしてみましたが、通信環境さえ良好であれば快適に遊べますね。今回は下り309Mbps、上り210.8Mbps、レイテンシー4msのインターネット接続環境でプレイしました。通信速度とレイテンシー次第でゲーム体験がまったく変わるという点にはご留意ください。

これが「Xbox Game Pass」のホーム画面。「クラウド」、「本体」、「PC」のタブが用意されています
クラウドゲームに対応した「Microsoft Flight Simulator: Standard Game of the Year Edition」を選んでみましょう
ゲーム本体をインストールせずにプレイ可能。通信環境さえ良好であれば快適に遊べます

背面にM1/ボタンとM2ボタンが追加されている点がアドバンテージ

 直近では冷却ファンを装備した「GameSir X3 Type-C(https://ascii.jp/elem/000/004/096/4096324/)」をレビューしていますが、「GameSir X2 Pro-Xbox」は本体背面に、ゲーム中でも設定可能なM1ボタンとM2ボタンが追加されている点が大きなアドバンテージ。また、「Xbox Game Pass Ultimate」の1ヵ月無料体験チケットが同梱されている点も嬉しいですね。ALPS製3Dジョイスティック、Kaihua Electronics製キースイッチの操作感は非常にいいので、こだわり派にもオススメできる1台です。

 なお、GameSirから、Amazon.co.jpで10月31日まで利用可能なクーポンコード「GAMESIRX2PJP」を提供いただきました。オトクに本製品をゲットできるので、購入する際には忘れずに入力してください。

筆者紹介――ジャイアン鈴木  EYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで勤務。2015年1月よりフリーの編集兼ライターとして活動を開始した。

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