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Pixel 7/Pixel 7 Pro発表! 独自SoCは第2世代に 円安下でもオトクな8万2500円~

ASCII.jp / 2022年10月7日 2時0分

 グーグルは、6日23時(日本時間)に開催されたイベントで、Androidスマートフォン「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」を正式に発表した。すでに予約注文は始まっており、13日に発売する。

 それぞれ128GB/256GBモデルが日本向けのGoogleストアで販売されており、価格はPixel 7は8万2500円と9万7900円、Pixel 7 Proは12万4300円と13万9700円。

グーグル独自プロセッサは第2世代に 過去に撮ったブレた写真がAIの力でクリアに!

 前年モデルのPixel 6で採用されたグーグル独自プロセッサ「GOogle Tensor」は、第2世代の「Google Tensor G2」へと進化。発表会内では、具体的にどの程度の処理性能がアップされたかについて詳しく触れられなかったが、高い機械学習の能力による、Pixelシリーズ独自の機能が多数紹介された。

 たとえば、「Photo Unblur」。これは前モデルの「消しゴムマジック」に続いて話題になりそうな機能で、ボケたり、ブレたりしてしまった写真について、AIによってクリアな写真に仕上げてくれるというもの。過去に撮影した写真でも可能というから驚きだ。

 超解像ズームについては、Pixel 7では8倍まで、光学5倍の望遠レンズを搭載するPixel 7 Proでは30倍まで対応。肌の色の微妙な違いを美しく再現する「リアルトーン」や、動画撮影では映画のような仕上がりになるという「シネマティックぼかし」などが特徴的な機能。カメラ以外でも写真内のテキストの翻訳機能などで機械学習が活用されている。

 そのほか、Pixel 6になかった機能では顔認証に対応。画面内指紋センサーとの組み合わせで、ロック解除がさらに便利となる。また、近日提供予定の機能として、組み込み型VPNが無料で利用可能になる予定で、グーグルの設計によるエンドツーエンドのセキュリティーが保たれるとしている。

Pixel 7は若干コンパクトに Proは望遠レンズやマクロ撮影も 顔認証にもついに対応した

 主な仕様では、Pixel 7は6.3型有機EL(1080×2400)でリフレッシュレートは90Hz対応。Pixel 6が6.4型有機ELだったので若干コンパクトになっている。8GBメモリー、128/256GBストレージ、4355mAhバッテリーなど。カメラはメインが1/1.31型センサーの50メガで、12メガの超広角との2眼構成。インカメラは10.8メガとPixel 6より画素数が上がり、画角が92.8度と広くなっている(6は8メガ、84度)。カラバリは、Lemongrass、Snow、Obsidianの3色。

 続いて、Pixel 7 Proは、6.7型有機EL(1440×3120)でリフレッシュレートは120Hz対応。12GBメモリー、128/256/512GBストレージ、5000mAhバッテリーなど。カメラはメインと超広角はPixel 7と同じだが、ここに光学5倍のペリスコープ型レンズが加わる。さらにマクロ対応もPixel 7 Proのみの機能。カラバリはHazel、Snow、Obsidianの3色。

 ネットワーク面では、ともに5Gをサポートしており、Pixel 7 Proのみミリ波対応。SIMスロットは引き続き、nanoSIM+eSIMのデュアル。なお、今回もドコモ5Gの4.5GHz帯であるn79はサポートされていない。

1ドル=125円相当で日本では相当に安いPixel 7 さらに予約特典でGoogleストアで使えるクレジットも

 米国での価格が599ドルと899ドルから。しかもこれは税抜なので、日本での価格は「1ドル=125円」の計算となり、日本国内では相当安価に販売されているのがわかる。

 さらに現在は予約特典で、次回購入時に使える(10月16日まで)ストアクレジットが、Pixel 7なら2万1000円分、Pixel 7 Proが3万5000円分提供され、別記事で紹介するPixel Watchの購入などに充当できる。また、旧Pixel端末の下取りも高額と特典は多い。グーグルによる日本市場への力の入れ方がわかる状況と言える。

 

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