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レトロPCやアーケード基板向きな15kHz/31kHz両対応の9.7型2K液晶が入荷

ASCII.jp / 2022年10月8日 10時0分

 15kHz/31kHzの信号入力に両対応する、コンパクトな9.7型サイズの液晶ディスプレーがKVC lab.に入荷。レトロPCやレトロゲーム機、アーケード基板などの接続が可能な製品で、1万3800円で販売されるや早々に完売してしまった。

レトロ環境で使われることが多い15kHz(15.75kHz)信号も表示できる、小型の液晶ディスプレー。インターフェイスはHDMIとD-Subを備えている

 本製品はアスペクト比4:3で15kHz/31kHz信号の両方を表示できる、コンパクトな液晶ディスプレー。9.7型かつ解像度は2048×1536ドットで、ショップによると詳細は不明ながら、おそらくiPad向けの液晶パネルを流用したものではないか」とのこと。入力インターフェイスはHDMIとD-Subを備えている。

 また、入荷した製品はすべてショップ側でX68000を用いて動作検証を行っており、15kHzおよび31kHz信号の両方で動作を確認済み。「海外通販で直接購入する場合と異なり、15kHz表示に対応しないロットをつかまされるリスクを負う必要がない」(ショップ)というメリットがある。

HDMIでPC画面を表示できるのはもちろん、レトロPCやJAMMAスプリッターなどを介して接続したアーケード基板も接続可能。背面にはメニュー操作などに使用するボタンが搭載されていた

 なお今回は早々に完売してしまったが、ショップによれば(具体的な時期は不明ながら)再入荷の予定があるとのこと。興味のある人は次回の入荷タイミングを待とう。

 

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