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eスポーツ向け仕様の23.8インチゲーミングディスプレー「G244F」でゲーム沼にハマれ

ASCII.jp / 2022年10月14日 13時0分

 23.8インチサイズのゲーミングディスプレー「G244F」がエムエスアイコンピュータージャパン(MSI)から発売された。前回紹介した「G2412」同様、プロゲーマーにも好まれる画面サイズで、扱いやすいのが特徴。HDMI接続でも165Hz駆動を可能にしており、eスポーツを意識したモデルとなっている。今回は、そんなG244Fをレビューする。

RAPID IPS採用で高画質かつ高速駆動

23.8インチサイズのゲーミングディスプレー「G244F」

 G244Fは、MSI独自である23.8インチのRAPID IPSパネルを採用。リフレッシュレートは最大170Hzで、応答速度は1ms(GTG)と、FPSゲームで十二分に威力を発揮するレベル。リフレッシュレートは、同じ23.8インチモデルのG2412がHDMI接続だと144Hzだったが、本モデルでは165Hzまで対応し差別化されている。

オーバークロック設定時に170Hz駆動が可能に。HDMI接続でも165Hz駆動ができる

 色域のカバー率は、sRGBで97.7%、DCI-P3が92.05%と広く、解像度はフルHD。輝度は250nitなのでHDRには未対応だが、RAPID IPSパネルは発色がいいので、かなりリアルな表現が可能だ。

 ゲーミング性能としては、FreeSync Premiumにより対応グラボとの組み合わせで、滑らかでカクつきのないゲームプレイが可能。また、定番のナイトビジョンモードも搭載。AIにより暗部のみを明るくし、視界を確保することで暗闇でも敵を見つけやすくする。さらに残像感を低減するアンチモーションブラーも搭載。ゲーミング性能で妥協点はない。

ナイトビジョンモードは、AI設定にすると暗部のみを明るくしてくれて見やすい

 画面のチラつきを抑えるアンチフリッカーや、目の疲れを低減するブルーライトカット機能も、もちろん搭載。アンチフリッカーは常時オンになっており、ブルーライトカットに関してはOSDの画面からオン/オフができる。

ブルーライトカット機能hOSDからオン/オフできる

 外観は上部と左右がスリムベゼルで、サイズが541.9(W)×231.9(D)×424.3(H)mm、重量は約4.2kg。調整機能はチルトのみで-5°~20°。もし、高さ調整をしたいと思ったら、付属のスペーサーネジがVESA100に対応しているので、ディスプレーアームを導入するといい。

ディスプレーの調整はチルトのみ

 背面は、LEDイルミネーションがなくMSIのロゴを配したシンプルなデザイン。インターフェースは、HDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1で、電源は36WのACアダプターを採用している。

背面はゲーミングディスプレーらしいデザインだが、LEDイルミネーションはない
インターフェースは、HDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1が備わっている

 OSDの操作は、スティックタイプのナビキーを採用。背面にあっても直感的に操作できるので、とても扱いやすい。MSIのディスプレーはすべてこれに統一してほしいくらいだ。

OSDを操作するスティックタイプのナビキーは、操作性が抜群

PS5では120fps動作にも対応

 実際デスクに設置して使ってみた。最近の大型化が進んでいるディスプレーと比べれば23.8インチというサイズは小さく感じるが、ゲームをどう楽しむかによってどういうサイズを選ぶかが決まる。没入感を求めているのであれば、大画面のほうが得られやすいし、ゲームのプレイフィールド全体を把握したいのであれば、本製品のサイズがちょうどよいと感じる。FPSなのかRPGなのか、格闘ゲーなのかレースゲーなのか、プレイするゲームにもよるが、目線をあまり動かさず集中してプレイしたいなら、本製品はピッタリだろう。

 170Hz駆動の実力も「Blur Busters UFO Motion Test」のサイトで確認してみたが、残像感はあまりなく、UFOの動きもくっきりとして見えた。アンチモーションブラーをオンにすれば、さらに見やすくなる。

「Blur Busters UFO Motion Test」のサイトを170Hz駆動で表示してチェック。写真と実際の目で見るのとは違うが、残像感はあまりない

 また、PS5で120fps動作対応のゲームであれば、G244Fでは1080p/120Hz表示でプレイできる。ゲームごとに駆動周波数を設定するので、ゲームの設定画面で確認、設定するといい。ちなみに60fps動作だが筆者の大好きな「グランツーリスモ7」をプレイしてみた。フォーミュラーカーで走行しても、ブレーキングポイントをしっかり認識しやすく、このサイズの画面のほうが視線の移動が少なくて済むため、タイムアタックには向いているという印象だった。

PS5はゲームごとに120fps動作の設定が必要。画面はEpic Gamesの「フォートナイト」
SIE「グランツーリスモ7」をプレイ。HDR対応ではないが、太陽光の表現はきれいだった

3万円切りで導入しやすいゲーミングディスプレー

 前回紹介したG2412とは、液晶パネルとHDMIの仕様が違い、G244Fのほうが性能は上のモデルになる。実売価格は2万9800円前後と3万円を切る価格設定。しかも10月20日までにAmazonで購入すると2000円引きのクーポンが適用できて、さらにお得に購入できる。

 23.8インチのフルHDというサイズ感は、ストイックにゲームをプレイするにはディスプレーとの距離も関係するが、意外と最適解かもしれないと感じた。価格も安く導入しやすいので、eスポーツを目指したい人やゲームに没頭してプレイしたい人にオススメしたい。

©Gran Turismo® 7 © 2022 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc. “Polyphony Digital logo”, “Gran Turismo” and “GT” are registered trademarks of Sony Interactive Entertainment Inc. Manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game in some cases include trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. Any depiction or recreation of real-world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties. All rights reserved.

© 2019, Epic Games, Inc.

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