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ソースネクスト、PDF作成・編集ソフト「いきなりPDF」シリーズのラインアップを刷新

ASCII.jp / 2022年11月2日 18時0分

 ソースネクストは11月2日、PDF編集ソフト「いきなりPDF Ver.10 COMPLETE」(1万890円)、「いきなりPDF Ver.10 STANDARD」(4290円)、「いきなりPDF EX Powered by Foxit」(1万8590円)のダウンロード販売を自社サイト上で開始した。

いきなりPDF Ver.10 COMPLETE
いきなりPDF Ver.10 STANDARD

 「いきなりPDF Ver.10」シリーズは、高性能・低価格のPDF作成・編集ソフト。サムネイル画面から一括でPDFを削除や抽出ができる機能や、電子帳簿保存法の要件の1つである認定タイムスタンプを付与、検証する機能が新たに加わったほか、Microsoft OfficeファイルのPDF変換機能の精度が向上している。

いきなりPDF EX

 また、PDF A/E/Xファイルへの対応などさらに高度な編集へのニーズを受け、世界的に実績を持つPDFソフト専門メーカーFoxitの「PDF Editor Pro」を「いきなりPDF」シリーズに加え、「いきなりPDF EX」として新発売する。

 なお、「いきなりPDF Ver.10 COMPLETE」および「STANDARD」のパッケージ版は12月9日にウェブサイトおよび全国の家電量販店で発売する。

「いきなりPDF Ver.10」シリーズの特長

<COMPLETE・STANDARD共通>

 ページ編集の操作性が向上。サムネイル画面から一括でページの削除や抽出、並べ替えができる。PDFから必要なページだけを抜き出す、結合させる際などにも便利だ。

 OCRエンジンを刷新し、PDFからWordやExcelなどのOfficeファイルへ変換する際の精度が向上。英語、数字なども正確に認識する。

 PDFビューアーのテキスト検索機能(新機能)。Ver.9から搭載されたシンプルビューアーへテキスト検索機能を搭載。

 登録したタスクの自動処理(2023年2月にアップデータとして搭載予定)。ページの回転やフッターの追加、削除などを事前に登録しておくことで、単一もしくは複数のPDFファイルに同じ操作を一括で行なえる。

 画像挿入の操作性向上(2023年2月にアップデータとして搭載予定)。直接編集の機能にある、PDFへの画像の挿入の操作性が向上。直感的に操作ができるようになった。

<COMPLETEのみ>

 タイムスタンプの付与・検証機能(新機能)。電子帳簿保存法の要件の1つである認定タイムスタンプの付与や検証ができる。

「いきなりPDF EX」の特長

 国際標準化機能(ISO)に準拠したPDF/A、E、Xファイルを作成できる。また、プリフライト機能で既存のPDFファイルがPDF/A、E、Xの規格に適合しているか検証し問題点を確認できるので、所定の規格でPDFファイル納品が必要な法人ユーザーも安心して利用できる。

 PDFポートフォリオ作成機能を使って、PDFをWindowsのフォルダのように資料格納場所として利用することも可能。画像ファイルやOfficeファイルも格納できるので、PDF以外のファイルもまとめて管理することができる。また、ポートフォリオのフォルダ内でファイルの順番の並び替えや、特定のファイルの書き出しなども可能。圧縮/解凍の手間がなく、パスワードの設定もできるので、メールで複数の資料を共有する際などに便利だ。

 文書の色、文書の表示と読み上げの順序を制御するアクセシビリティーの設定を実行可能。さらに、視覚や運動に障害のあるユーザーが支援技術ソフトウェア/ハードウェアの有無に関わらずPDFを使いやすく表示するほか、ナビゲーションに便利なキーボードショートカットを提供する。

 ウェブページのURLを入力するだけで、ページ内に設定されたリンクなどもそのままPDFとして出力できる。 また、ユーザーの個人情報や機密情報の漏えいを防ぐため、文書に含まれる非表示情報の削除にも対応している。一般的にはメタデータや埋め込みコンテンツ、添付ファイル、スクリプトなどがこれに該当する。

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