ハーマンインターナショナル、7.1.4ch完全ワイヤレスサラウンドシステム「JBL BAR 1000」を発売
ASCII.jp / 2022年11月15日 17時20分
ハーマンインターナショナルは11月15日、オーディオブランドJBLより7.1.4ch完全ワイヤレスサラウンドシステム「JBL BAR 1000」を発表。11月25日より一般販売を開始する。価格は14万3000円。
本製品はCCCグループのクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて9月15日より日本導入に向けたプロジェクト支援の募集を開始し、公開初日開始7分で目標金額を突破。さらに、GREEN FUNDINGが扱うプロダクト系プロジェクトとしては史上最速の記録で1000万円到達を果たし、開始から45日間という短い支援募集期間で目標金額の1万%にあたる1億円を超える支援を記録と高い注目を集めた。
製品の特徴
Dolby AtmosとDTS:Xに、独自のMultiBeamを組み合わせ7.1.4chの立体音響空間を再現
最新のサラウンドフォーマットであるDolby Atmosに加え、JBLブランド国内初のDTS:Xに対応。空間における高さの表現が可能になるサラウンド技術により、頭上にある音声情報が鮮明になり全方位から包まれるような臨場感を楽しむことができる。
さらに、壁を使って音を広く反射させるビームフォーミング技術を使ったJBL独自の「MultiBeam」を使用。壁や天井にビーム上に放出したサウンドを反射させ、視聴位置の横の「サラウンドチャンネル」や、スピーカーの設置が難しい4つの「ハイトチャンネル」からも音を鳴らすことができる。これにより、前後左右高低から音が聞こえ、三次元的な立体空間に包まれる「イマーシブオーディオ」を部屋中で体感できるという。
着脱可能な充電式ワイヤレス・サラウンドスピーカー方式
本体の両端に搭載したワイヤレス・リアスピーカーは着脱が可能。ワイヤレスなので電源ケーブルやスピーカーケーブルなども必要ない。もちろんリアスピーカーをサウンドバーに装着したまま一体型の状態でも利用できる。
低遅延の2.4GHzワイヤレス伝送技術によりその他のチャンネルとの遅延もなく、滑らかな音のつながりを実現。約3200mAhの大容量タイプ内蔵充電池で、およそ10時間の連続使用が可能だ。さらに、リアスピーカーには充電用USB-C端子が装備されているので充電しながら使用することもできる(アダプターは別売)。
合計15基のドライバーユニットと総合出力880Wのパワフルサウンド
サウンドバー部に2ウェイ構成のセンター/レフト/ライト用スピーカー6基と、サラウンド用ビームフォーミングスピーカー2基、ハイトスピーカー2基を。ワイヤレス・リアスピーカーには、リアチャンネルスピーカーとハイトリアスピーカー2基をそれぞれ搭載し、ワイヤレス・サブウーファーに搭載された大口径250mmウーファーを含めた、合計15基による贅沢なユニット構成を採用した7.1.4ch環境を実現。
総合出力880Wの圧倒的なパワーでこれらのスピーカーを駆動することで、リビングルームがあたかも映画館になったかのような立体音響空間を高精細に描きだすことが可能となっている。
250mm径ドライバーユニット採用のワイヤレス・サブウーファーによる豊かな低音再生
ワイヤレス・サブウーファーには大口径250mm径のウーファーと300Wのハイパワーアンプを搭載。正確でキレのある重低音は、迫力だけでなく重層的に低音の違いを描き分けることも可能だという。夜間の視聴など近隣への音漏れが気になる場合は、低音のレベルを5段階で調整することもできる。
セリフなどの声成分を聞き取りやすくする独自技術「PureVoice」
本製品のために新たに開発したダイアログ・エンハンス技術「PureVoice」テクノロジーは、独自のアルゴリズムを使用して声の成分をリアルタイムで解析、輪郭を際立たせ明瞭度を高める革新的な技術だ。BGMなどセリフ以外の音量が大きなシーンでも重要なセリフをしっかりと聞き取ることが可能だという。
3系統のHDMI入力とHDMI eARC端子を装備
Dolby Atmosの伝送も可能なeARC対応HDMI出力端子に加え、3系統のHDMI入力と光デジタル入力を装備。映画だけでなくテレビやゲームなど幅広いコンテンツを高音質で楽しむことができる。4KのDolby VisionやHDR10のパススルーなど、近い将来に訪れる高精細時代のデバイスにも対応できる。
デュアルバンドWi-Fi内蔵でAirPlay2、Chromecast built-in 、Alexa Multi-Room Musicにも対応
最新のWi-Fi 6にも対応したデュアルバンドWi-Fiを内蔵。AirPlay2、Alexa Multi-Room Music、Chromecast built-inを使うことで、300以上の音楽ストリーミングサービスを聴くことができる。また、ネットワークに接続しておくことでソフトウェアの自動更新も行なわれ、常に最新の状態で利用できる。
設定から音楽再生まで一元管理を可能にする統合型アプリ「JBL ONE」
JBLのネットワーク対応製品を一元管理する統合型アプリ「JBL ONE」を使えば、Wi-Fi設定や部屋の音場測定を行なうキャリブレーションなどの機器設定や音質調整、各種音楽サービスをまたがった楽曲検索などを行なうことが可能。
こだわりの使い勝手とインテリアに配慮したデザイン
サウンドバー本体には大型の液晶ディスプレーを装備。視認性に優れ、現設定を確認しながら操作することができる。また、着脱式のワイヤレス・リアスピーカーを外した際に充電端子を隠すサイドキャップを付属するなど、インテリアとしての配慮もされている。また、新規にデザインされたリモコンは、ボタン数を増やしながらも、どこに何があるかわかりやすいゾーニングを行なうことで視認性と操作性を維持。キャリブレーション、サラウンド効果の調整、低域の調整などもリモコンからダイレクトに行なえる。
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