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ソニー「α7RⅤ」実機レビュー = AF専用のAIチップの威力は新次元だった!

ASCII.jp / 2022年11月19日 10時0分

感度別に撮影した画像の一部を拡大して比較。左上からISO1600・ISO3200・ISO6400・ISO12800・ISO32000・ISO51200(拡張感度)。絞りF5.6・ノイズ処理標準。
ISO12800で撮影。少しノイズ感や解像感低下が見られるが、実用的なレベル。絞りF4・シャッタースピード1/40 秒。
常用感度最高のISO32000で撮影。拡大して見なければギリギリ許容できる画質と言える。絞りF2.8・シャッタースピード1/50 秒。
拡張感度のISO51200で撮影。さすがに細部の解像感は低下しているが、無機質な被写体なら意外と気にならない。絞りF8・シャッタースピード1/400 秒。

 ボディー内手ブレ補正の効果も進化して、先代の5.5段から8段に向上している。手ブレ補正非搭載レンズ「FE 24-70mm F2.8 GM II」で試してみると、広角側24mmの遠景ではシャッタースピード1秒程度、望遠側70mmではシャッタースピード1/4秒程度なら高確率でブレを防止できた。ブレが目立ちやすい高画素機にとっては強い味方になる。

標準50mm、シャッタースピード1秒で撮影。かなり慎重に構えたおかげもあってブレいない。絞りF11・ISO100。
望遠側70mm、被写体まで1.5mに近距離で撮影。シャッタースピード1/4秒でも3割くらいの確率でブレを防げた。絞りF4.5・ISO100。

 RAW撮影ではロスレス圧縮が可能になったのも嬉しいポイント。先代の非圧縮RAWでは約120MB前後だったのに対し、圧縮RAWと同等の60MBまで軽減できるので、メディアや保存ストレージの残量にも優しい。

 画素数は据え置きで、ボディー周りも今までと比べると進化の幅は控えめに感じる。第4世代の「α7RⅣ」ユーザーなら買い替えは悩むところだろう。

 しかし第3世代(自分のことだが)のユーザーからすると画質や操作性が格段に向上しているのがわかる。

 とはいえ、近い将来にこの強力な第5世代AFを採用した高速モデル「α9Ⅲ」や「α1Ⅱ」(個人的妄想で勝手に命名)の登場も予想され、これまた悩ましい・・・・つまり「α」シリーズのライバルは常に「α」シリーズということなのである。

 

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