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今年最後に買い物するなら「ルンバ j7+」で決まりでしょう

ASCII.jp / 2022年12月2日 9時0分

 アスキー家電担当の盛田諒ですこんにちは。今年も色々面白い家電が出てきましたが、最後に1つ買うとしたらやっぱりアイロボットの「ルンバ j7+」でしょう。いま出ているロボット掃除機の中で、最も機能とコストのバランスが優れた1台だと思います。

障害物回避の精度が高い

 ルンバ j7+は今年2月に発売されたルンバの上位機種。最大の特徴は障害物回避機能で、スマホのケーブル、ルームシューズ、ペットのふんなどを回避してくれます。

 カメラセンサーを使った回避系のロボット掃除機は他社からも出ていますが、ルンバj7+は中でも抜群に回避精度が高いんですよ。

 実際に試して感激したのは子どものおもちゃです。

 回避系のロボットが出てきたときには必ず自宅で「おもちゃが回避できるか」を試しているんですが、ルンバ j7+はほぼ完璧に回避してくれました。

 普通のロボット掃除機の場合、家具の下に落ちているおもちゃとか、テーブルの下にたれているケーブルを巻き込んで止まっちゃうことがホントに多いんです。

 そもそもロボット掃除機を動かす前に部屋を片づける手間が省けることもあって、回避精度の高さだけでも十分に買いだなと感じます。

せっかく買うならクリーンベース付きを

 そしてせっかく買うなら、掃除を終えた後ゴミを紙パックに自動収集するクリーンベースが付いたモデルを選びたいですね。

 これがあるだけで1年ゴミ捨てしなくて良くなります。毎回ゴミ捨てしてケースを洗う手間を考えれば差額なんて安いもんですよ。

 ルンバのクリーンベースは他社に比べて紙パックに吸い込むときの音がやかましいんですが、そのぶん吸い残しが少ないんです。

 結局ダストケースにゴミが残っていたら意味がないので、こういう細かいところの違いは大きいなと思います。そもそもの集じん性能も高くて、ゴミの吸い残しもほとんどないですし。

 従来よりクリーンベースの背が低くなって圧迫感がなくなっているのもポイントですね。デザインもかわいいので置きやすくて気に入っています。

13万円弱は安くはないが買う価値はある

 実売価格は12万9800円。正直「安い!」とは言えませんが、障害物回避機能と自動ゴミ収集機能を備えたハイパフォーマンスモデルとしては他社と同等か安いくらいの価格です。

 以前のルンバは競合に比べて高めで手を出しにくかったんですが、競合に押されはじめた焦りからか、かなり思いきった価格設定にしてきた印象です。戦略的な値付けというものでしょう。

 競合より性能が優れ、サポート品質も高く、従来に比べてデザインも良くなりました。にも関わらず価格がこなれているとくれば、もはや買わない理由はありません。

 11月には拭き掃除ロボットを兼ねた2in1モデル「ルンバコンボ j7+」も出ましたが、15万9800円とさすがに高すぎ、まだ万人におすすめとは言いにくいです。

 ルンバ j7+はセール時なら9万9800円になっていることもあります。そのときは文句なしにお買い得ですので、もし気になっていたら迷わず買っておきましょう。

 

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