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Galaxy Aシリーズの最新機種「Galaxy A23 5G」はスマホデビューにもオススメのやさしい1台

ASCII.jp / 2022年11月23日 15時0分

 今回レビューするのは、サムスン電子の「Galaxy A23 5G」。10月27日から発売されている、コストパフォーマンスに優れる機種がそろうGalaxyのAシリーズの最新モデルです。

 ドコモが3万3440円、auとUQ Mobile(機種変更、auからのMNP時)が3万6960円、J:COM MOBILEが3万1680円で取り扱っています。カラーは「レッド」「ブラック」「ホワイト」の3種類です。なお、J:COMではレッドの取り扱いはありません。

 今回はau版のレッドをお借りして、1週間ほど使用しました。

持ちやすいコンパクトサイズで 「かんたんモード」が魅力

 本体は縦が約150mmとコンパクトサイズ。しっかり握れるサイズ感で、片手でも安定して操作できます。側面はなじみのいいラウンド形状なので、子どもや女性など手の小さい人でもフィットするはずです。スマホデビューの1台になりうるエントリーモデルとしては、このくらいのサイズ感はぴったりではないでしょうか。

本体サイズは約150×71×9.0mm、重量は約168g

 本体右側に電源ボタンと音量ボタン、左側にSIMカードスロット、上部にはイヤホンジャック、下部にUSB Type-Cポートを搭載します。

右側に音量ボタン(上)と電源ボタン(下)
左側上部にSIMカードスロット
上部に3.5mmイヤホンジャック
下部にUSB Type-Cポート

 電源ボタンは指紋認証のセンサーも兼ねています。右手で持った状態で親指でスムーズにロック解除できるのが便利です。加えて、顔認証にも対応します。個人的には秋冬は手指が乾燥して、指紋をうまく読み取ってくれないときがあるので、顔認証が使えるのもありがたいポイントです。

 特徴の1つが、素早く切り替えられる「かんたんモード」。文字やアイコンが大きく表示され、見やすいデザインに変わります。また、“長押し”と認識するまでの時間が長め(1.5秒)に変わるほか、高コントラスト表示のキーボード、ルーペ機能を使えます。

かんたんモードではキーボードが高コントラストに。ルーペ機能は小さい文字を読むときに便利。高コントラスト表示への切り替えもできる

 ディスプレーは約5.8型のTFT液晶。解像度は1560×720ドットと低め。インカメラ部分はGalaxyでよく見られるしずく型を採用しています。サウンド面では、動画再生時に音がこもった感じに聞こえます。

上下のベゼルがやや太い

カメラはシングルレンズながら ナイトモード、食事モードは仕上がり良し

 背面に搭載するのは、約5000万画素・F値1.8のシングルカメラ。シングルレンズではありますが、シーンの自動判別機能があり、ポートレートモードやナイトモードにも対応しています。

 仕上がりとしては、過度な補正などはなく、実際の風景を捉えている印象。シーン判別機能が強くはたらいている感じはしないものの、どのシーンも目で見た風景を映してくれます。

15時過ぎ頃に標準(1×)で撮影。明るさなどは調整していない
草花を撮影
日没前。明るさは調整していない
最大10倍のデジタルズーム

 ズーム操作は、シャッターボタン上の「1×」をタップすると、1.0~10倍をワンタップで切り替えられます。タップ時も表示画面(ファインダー内)はそのままにスムーズに切り替わります。

「1.0」「2.0」「4.0」「10」をワンタップで切り替えられる

 違いがはっきり出たのが食事モード。シーン判別とは別に機能を搭載していて、オンにするとフォーカスを当てる箇所を指定できます。また、全体にあたたかみが増すのもポイントです。作例ではホットドッグが長く、フォーカス部分をはみ出てしまいました……。海鮮丼やケーキなどはしっかりフォーカスを合わせて美味しそうに撮れています。

通常モードで撮影
食事モードをオンにして撮影。あたたかみが増し、トマトソースやマスタードの色がきれいに出ている

 夜景撮影用のナイトモードも搭載しています。機能をオン/オフにして何枚か撮影しましたが、あまり違いがはっきり出ず。強いて言えば、暗部がより暗く撮れて、引き締まった印象になるような気がします。

感覚では明暗の差が広がって引き締まったように感じた

 前面のインカメラは約500万画素・F値2.0。ポートレート撮影は背景ぼけの精度が予想以上に高いのが好印象。顔の輪郭や肌の質感を補正することもできます。

髪や耳と背景をしっかり区別し、きれいにぼけがかかっている

安心機能「SOSメッセージ」 おサイフケータイにも対応

 OSはAndroid 12。CPUはMediaTekのDimensity 700。メモリーは4GB、ストレージは64GB(microSDカード使用で最大1TB)となっています。

「Geekbench 5」で計測したスコア。動作は基本的には快適。エントリーモデルとしては不満のないサクサク具合だった

 バッテリー容量は4000mAh。エントリーモデルを使うユーザーであればじゅうぶんな容量ですが、充電できない非常時のときに便利な「緊急時長持ちモード」も利用できます。

アプリの機能制限、ダークモード表示などで電池消費を抑える

 また便利なのが「SOSメッセージ」機能。災害やトラブルなどの緊急時に、サイドキーを複数回押して登録済みの連絡先にメッセージや位置情報を送れます。たとえば、習い事に通う子どもに持たせて設定しておくと安心でしょう。

「設定」で機能をオンにできる。SOSメッセージの送信後は、24時間にわたって位置情報が30分ごとに共有される

 そのほか、IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵性能に対応。おサイフケータイに対応するのもうれしいポイントです。

【まとめ】スマホの基本+安心機能が詰まった エントリーモデル

 エントリー~ミドルハイのモデルがそろうGalaxy Aシリーズですが、最新のGalaxy A23 5Gはスマホデビューに最適な1台といえます。子どもやシニアでも持ちやすいサイズの本体には、かんたんモードやSOSメッセージなど、使いやすくて安心の機能が詰まっています。

 また、シンプルながらきれいに撮れるカメラに、おサイフケータイも使えるため、「スマホでどんなことができるの?」という人も、スマホの基本機能を楽しめるのではないでしょうか。

 子どもやシニアの“はじめてのスマホ”として。最新機種Galaxy A23 5G、検討する価値アリです。

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