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自然にヘルスケアができるおしゃれなスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」

ASCII.jp / 2022年12月6日 12時0分

HUAWEI WATCH GT 3 Pro 43mm(ゴールド)

 毎日を楽しく、快適に過ごすためにはヘルスケアと運動が大切です。質の高い睡眠を取れるように就寝環境を整えたり、適度なワークアウトを継続したりすることで、仕事やプライベートがますます充実します。

 でも、自分の睡眠状況を体感だけで推測していても、あくまでも主観的な判断になってしまいます。フィットネスも「今日もこれだけ運動した」と記録していかないと、モチベーションが続かないですよね。

 そこで、スマートウォッチの出番です。MMD研究所が2021年2月に発表した「2021年スマートウォッチに関する利用実態調査(https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1930.html)」によると、スマートウォッチの所有率は38.0%とのこと。想像よりもスマートウォッチを利用している人が多いと感じられたかもしれません。2020年に購入した人が多いことから、ステイホームの開始とともにヘルスケアに関心を持つ人が増え、スマートウォッチを導入したのだと考えられます。

 とはいえ、いかにもスマートウォッチというデザインはちょっと、と考えている人もいるはず。そこで今回は、洗練されたデザインながらヘルスケアとフィットネスをしっかり計測できる、HUAWEI WATCH GT 3 Pro 43mm (ファーウェイ・ジャパン)を一週間お借りしました。HUAWEI WATCH GT 3 Pro 43mm(以下、GT 3 Pro)シリーズは、レザーバンドの「クラシックモデル」とセラミックブレスレットの「エレガントモデル」があり、今回はエレガントモデルを試用しています。

腕時計の魅力をふんだんに残したデザイン

 HUAWEI WATCH GT 3 Proは、クラシカルな丸いフェイスで腕時計の魅力そのものを楽しめます。今回お借りしたエレガントモデルは純白のセラミック製ケースで、品のある輝きが高級感を感じさせます。1500度の高温処理を施した後、ダイヤモンドパウダーで研磨することで高級感を出しているそう。

盤面はサファイアガラス、ケースはセラミックです。エレガントモデルはベゼルの周囲がゴールドカラーのモデルとシルバーカラーの2種類のバリエーションがあります。
リューズは回転式で白とゴールドカラー、ボタンもゴールドカラーです
背面にはセンサーが搭載されています

 セラミック製ケースとブレスレットは、明るい屋外だけでなく、少し暗い室内でも美しい輝きが感じられます。エレガントな装いからカジュアルな着こなしまで、どんなファッションにも合うと感じました。年齢層も広く、10代から50代以上まで活用できそうです。カップルでペアにしてもいいですね。

オフィスの明かりでもセラミックのブレスレットは自然に輝きます
エレガントモデルは辛口ファッションにもマッチします

 本体サイズは縦42.9×横42.9×厚さ10.5mmで手首サイズは130〜190mmに対応しています。ブレスレットはネジ式で調整でき、ドライバーも付属していますが、私は外すところまでしかできず、ねじを締めることはできませんでした。経験がない人や不安がある人は、時計店で調整してもらうことをおすすめします。

 重量はブレスレットを含まない状態で約50gとされています。私がセラミックブレスレットを付けた状態(サイズ調整済み)で計測したところ、103gとなりました。装着するとずっしりと腕に来る感じはありますが、アクセサリーを着けているような心地よい重みです。

ブレスレットは金具のボタンを押すと開き、ブレスレットを締めて上から押すとカチッと閉まります

 ディスプレイは、1.32インチAMOLEDタッチスクリーンで、スライドとタッチで操作できます。文字盤は視野角が広めで見やすく、通知の文字もクリアに読めました。文字盤のデザインは、ウォッチまたはアプリから変更できます。有料、無料とも豊富に用意されています。

「HUAWEI Health」アプリの文字盤画面です

 バッテリーは、通常使用で約7日間、ヘビーユースで約4日間とされています。24時間装着して使用したところ、7日間で低電力の警告が表示されました。Bluetooth通話やワークアウトなどをよく利用すると、さらに早く充電が切れるようです。充電は急速充電に対応しており、5%の状態から約1時間で100%になりました。外出前に慌てて充電しても間に合いそうです。

付属の充電ケーブルはマグネットで吸着されます
「HUAWEI Health」アプリをインストールして使用します(画像はiOSの場合)

ヘルスケアとフィットネスはセンサーが活躍

 スマホとの接続は、「HUAWEI Health」アプリをインストールして行います。iOSはApp Store、Androidはファーウェイのウェブサイトからダウンロードし、GT 3 ProをBluetoothでペアリングします。アプリの指示に従えば、難しくありません。

リューズを長押しすると、機能が一覧表示されます

 GT 3 Proは独自のHarmonyOSを搭載しています。リューズを一回押すとディスプレイの表示がオンになり、長押しで機能一覧が表示されます。上から下へのスライドで設定などが表示でき、下から上で通知の確認、右へのスライドで天気と音楽、左へのスライドでヘルスケアデータが確認できます。右下にあるボタンはワークアウトへのショートカットが設定されています。

心拍数や血中酸素を自動測定して管理できます

 GT3 Proの背面には、加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、光学式心拍センサー、気圧センサー、温度センサーが搭載されており、心拍数、血中酸素、睡眠、ストレス、体表温度が計測できます。

睡眠の状態が細かく分析されます

 GT 3 Proを装着して就寝すると、自動で睡眠が計測されます。深い睡眠、レム睡眠といった睡眠の質が分析され、点数で評価されます。就寝時間が同じでもすっきり目覚められる日と眠気が取れない日があったのですが、すっきり目覚められた日は数値が高く、納得できる結果となりました。その他、ストレスのモニタリング、「Healthy Living」で設定したタスクリストで健康管理ができます。

屋外ウォーキングの様子を地図で振り返ることができます

 ウォーキングやランニングなどのワークアウトは100種類以上に対応しています。GT 3 ProはIP68と5気圧の防水性能を備えているため、深度30mまでのフリーダイビングにも対応しています。ゴルフではスイングの速度やテンポも計測できます。ワークアウトなどに使う測位方式は、GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou/QZSSに対応しており、ウォーキングなどのルートを地図形式で記録できます。

 私は屋外ウォーキングを計測してみました。お借りしている期間は天候が今ひとつだったので短い距離ですが、記録に残ることでモチベーションが上がりそうです。消費カロリーも表示されるため、ダイエットにも役立ちます。

 スマホとの連携機能としては、スマホに来た通知、メールなどを手元で確認したり、スマホの音楽再生を操作できます。Bluetooth通話にも対応しており、スマホにかかってきた通話をGT 3 Proで受けて話せます。また、スマホのカメラのリモートシャッターとしても利用できます。

エレガントだけどタフなスマートウォッチ

 GT 3 Proはとにかくデザインが秀逸で、おしゃれのアイテムとしての存在感が抜群です。気になるバッテリーも約一週間持ち、急速充電にも対応しています。外出時の手洗いや家事の最中に水が掛かっても防水なので問題はなく、むしろブレスレットごと水洗いできてすっきりします。電子決済には対応していませんが、これまでスマートウォッチで決済していない人なら特に気にならないでしょう。

 エレガントモデルの市場想定価格は、7万6780円です。この美しさなら納得できる価格ですが、予算オーバーな場合はホワイトレザーバンドのクラシックモデル(5万4780円)も検討するといいかもしれません。

 ラグジュアリー感とタフさを兼ね備えているGT 3 Pro エレガントモデル、ファッションに妥協したくない人におすすめのスマートウォッチです。

 

筆者紹介――鈴木朋子  ITライター・スマホ安全アドバイザー。SNSやスマホなど、身近なITに関する記事を執筆。10代のスマホカルチャーに詳しい。趣味はへんてこかわいいiPhoneケース集め。著書は「親が知らない子供のスマホ」(日経BP社)など多数。

 

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