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DJIが小型で超軽量のドローン「DJI Mini 3」を発表

ASCII.jp / 2022年12月9日 22時0分

 DJIは12月9日にコンパクトかつ超軽量で、携帯性の高いカメラドローン「DJI Mini 3」を発表した。重量249gと軽量ながら、1/1.3インチのカメラセンサーを搭載し、4K HDR動画、12MP写真、縦向き撮影などができる。

 DJI Mini 2に比べて搭載カメラの性能が向上し、飛行時間も長くなっている。DJI Mini 3 Proに比べ、障害物検知が前方と後方が省略され下方のみとなり、4K動画は60fpsではなく30fpsとなっているぶん、お求めやすくなっている。

 機体単体は6万5120円で、送信機とのセットが7万9750円と9万7570円。

どこへでも持ち出せる 超軽量ドローンの最新モデル

 「DJI Mini 3」のボディサイズは折りたたみ時(プロペラなし)で148×90×62ミリ、展開時(プロペラあり)では251×362×72ミリで、重量は249グラム、大容量バッテリーのインテリジェント フライトバッテリー Plus搭載時は290グラムとなる(以下カッコ内はPlus装着時)。

 最大上昇速度は5m/s、下降は3.5m/sで、限界高度は4000m(3000m)。飛行時間は38分(51分)。飛行距離は18km(25Km)。

 搭載するカメラは1/1.3インチ CMOSで有効画素数は12MP。画角は82.1度で焦点距離は35ミリ換算で24ミリ、開放F値は1.7でフォーカスは1m~無限遠となる。ISO感度は100~3200で、電子シャッターの速度は2秒~8000分の1秒。

 静止画は最大で3000×4000ドットで。オート露出ブラケットやHDR、パノラマ撮影も可能。

 動画は4K(3840×2160ドット)で24~30fps、2.7KとFHDでは最高60fpsでの撮影が可能。MP4(H.264)で100Mbps記録となる。ジンバル部は3軸で、チルトで-90〜60°、ロールで-90〜0°の操作が可能だ。

 操縦に関しては様々なインテリジェント機能が搭載され、自動離陸機能ですぐに飛行を始められるほか、RTH(ホーム帰還)機能にはスマートRTH、ローバッテリーRTH、フェールセーフRTHがあり、信号ロストやバッテリー低下のような状況でも、機体を自動的にホーム地点まで帰還させることができる。

 クイックショット機能を使えば、予めプログラムされた飛行経路に従い機体が飛行しながら撮影できる。 ● ドローニー:被写体をカメラの中心に捉えた状態で、機体が後方に下がりながら上昇。 ● ヘリックス:被写体周囲をらせん状に旋回しながら上昇。 ● ロケット:カメラを下に向けた状態で、機体が上昇。 ● サークル:被写体周囲を旋回。 ● ブーメラン:楕円で被写体周辺を旋回。被写体の場所から離れるほど上昇し、その場所に戻りながら下降。

 DJI O2映像伝送技術により720p/30fpsのライブ映像を最大10km伝送することができ、耐干渉性で飛行中安定した接続状態を維持する。最大風圧抵抗は10.7m/sで、GNSS信号、下方ビジョンシステム、赤外線検知システムを組み合わせ、安定したホバリングを実現している。

● DJI Mini 3(機体単体):6万5120円 ――対応送信機がある場合に最適

● DJI Mini 3(DJI RC-N1付属):7万9750円 ――DJI RC-N1送信機が同梱。

● DJI Mini 3(DJI RC付属):9万7570円 ――DJI RC送信機が同梱。

● DJI Mini 3 Fly Moreコンボ Plus:11万5170円 ――DJI RC-N1送信機、ショルダーバッグ、2WAY充電ハブ、インテリジェント フライトバッテリー Plusが2個同梱。

● DJI Mini 3 Fly Moreコンボ Plus(DJI RC付属):13万2990円 ――DJI RC送信機、ショルダーバッグ、2WAY充電ハブ、インテリジェント フライトバッテリー Plusが2個同梱。

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