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鉄板FPSも144fps以上でプレイ可能!GIGABYTE監修アプライド専売PCの実力をチェック

ASCII.jp / 2023年1月27日 11時0分

 九州博多に本社を構える老舗パソコンショップの「アプライド」では、GIGABYTEが監修する専売パソコンを販売している。九州博多ラーメン 注文時の麺の硬さとなるバリカタ(BariKata)の名を冠したゲーミングBTO PCなど、数多くのオリジナルPCが並んでいるが、今回紹介する「GB-R55600G1N500TNVM」は、九州 博多をはじめ、四国や近畿などに展開しているアプライドの実店頭のみの取り扱いになる即納パソコンになる。

 販売店舗については、以下リンク先を確認して欲しい。

アプライド店舗情報:https://shop.applied-net.co.jp/blog/shop_list/

 GIGABYTEが監修しただけあって、構成パーツはGIGABYTEづくしで、1920×1080ドットのフルHD解像度でのカジュアルゲーミングをターゲットに、ビデオカードはNVIDIA GeForce RTX 3060を搭載している。CPUもゲームだけでなく、ライトな写真、動画の編集もこなせる16スレッドのAMD「Ryzen 5 5600X」を搭載し、持ち帰ってすぐに、いろいろなことが楽しめるスペックになっている。販売価格は19万8000円とのこと。

 そのうえ、LEDギミックをフロントに搭載し、サイドガラスパネル仕様になっているPCケースに、小型液晶装備のオールインワン水冷CPUクーラー&RGB LEDラジエーターファンの組み合わせと、旬の魅せる要素も、しっかりと備わっている魅力ある1台に仕上がっている。

アプライド専売PCの「GB-R55600G1N500TNVM」。フロントガラスパネルとLEDバーを備えるスタイリッシュなケースを採用する
GIGABYTEのGeForce RTX 3060搭載ビデオカードを搭載する
CPUクーラーは、ウォーターブロック部に小型液晶を備えるオールインワン水冷を採用する。CPUを強力に冷やすとともに、PC内を彩ってくれる
240mmラジエーターには、RGB LEDファンを採用している
PCケースフロントのLEDは、ケーストップのボタンで発光色を変更可能だ
ウォーターブロックとファン、ビデオカードのLEDは、GIGABYTEのユーティリティを使うことで、OS上からカスタマイズできる

黒を基調とした落ち着いたデザイン インターフェースも充実

 まずは、「GB-R55600G1N500TNVM」の外観と、内部構造をチェックしていこう。PCケースは黒を基調とし、ゲーミングPCらしい落ち着いたデザインながらもスタイリッシュなデザイン。

 PCの使い勝手に影響するインターフェースは、PCケースフロントトップにUSB3.2 Gen1 Type-A×2、ヘッドホン、マイク端子×各1を備え、リアにはUSB3.2 Gen1 Type-A×4、USB2.0×2。ギガビットLAN端子、オーディオ入出力端子、PS2ポートなどを備えている。

フロントインターフェースは、ケーストップに備わっている
リアインターフェース。USBポートは計6ポートあるので、困ることはないだろう
ビデオカードの出力端子は、HDMI×2、DisplayPort×2の4系統を備えている
トップにはダストフィルターを備えている。マグネットで簡単に着脱できるので、メンテナンスは楽だ
背面部。電源ユニットはボトム配置で、強制排気ファンを確認できる
内部。サイドガラスパネルの魅せる系PCだけあって、ケーブルはまとめられている
水冷CPUクーラーの冷却チューブはタイラップでまとめられ、各種ケーブルも裏面スペースを使ってキレイに配線されていた
SSDはCrucialのPCIe3.0対応NVMe M.2 SSD「P2」シリーズの500GBを搭載していた
メモリーは 16GB搭載で、メモリースロットは1つ空きある。購入時に1枚追加して32GB搭載にするのも良いだろう

コスパの良い構成で、PCゲームが十分快適に動作するスペック

 ゲームやベンチマークを使って、「GB-R55600G1N500TNVM」の実力を見ていくことにしよう。

CPUは12スレッドで動作するAMD「Ryzen 5 5600X」を搭載している
マザーボードはGIGABYTE製のB550チップセット搭載モデルを採用している
ビデオカードのGPUは、フルHDゲーミングがターゲットのGeForce RTX 3060だ
ベンチマークテストでは、GPUのブーストクロックが1995MHzまで引き上げられていた

 まずはPCパフォーマンスをチェックする「PCMark 10」を実行しよう。結果は総スコアが7467と、6コア/12スレッドCPUとしては順当な結果だ。アプリの起動やブラウジングでの性能を測る「Essentials」やオフィススイートなどでの作業性能を測る「Productivity」、画像・動画製作などクリエイティブ系作業の「Digital Content Creation」の、3つのテストグループのスコアも1万前後と良好な結果を出している。用途を選ばずに、使っていけるだろう。

「PCMark 10」のスコア

 続けて定番3Dベンチマーク「3DMark」を実行だ。まずは、GeForce RTX 3060がターゲットとするフルHD解像度でテストされる「Time Spy」と「Fire Strike」を見ていこう。APIにDirectX 12を利用する「Time Spy」は、総合スコアは8806ポイントで、ゲーム中フレームレートは60fpsを切っていたが、画質の設定次第で十分快適に遊ぶことができる結果だ。

 DirectX 11ベースの「Fire Strike」では、スコアは大きく伸び、フレームレートも90fpsを超えていた。一方で、解像度がWQHD、4Kになるほかのテストでは、フレームレートはガクッと落ちてしまう。

「3DMark」の結果

鉄板eスポーツタイトルは144fpsのヌルヌル動作でプレイ可能!

 次はゲームタイトルを使って、パフォーマンスをチェックしていこう。まずは、ゲーミングPCの購入動機にあげられることが多い『レインボーシックス シージ』と『エーペックスレジェンズ』だ。

『レインボーシックス シージ』は、プリセット(総合品質)で“最高”を選択し、「レンダリングのスケーリング」はデフォルトの“50”に加え、“100”に設定した。内蔵ベンチマークをフルHD解像度で実行し、avg(平均)とmin(最小)フレームレートをまとめた。

『レインボーシックス シージ』の結果

『レインボーシックス シージ』はGPU負荷が軽いため、144Hzだけでなく、240Hzでの張り付きプレイも実現できるフレームレートだ。グラフ化はしなかったが、WQHD解像度も、高リフレッシュレートでのプレイが十分可能だった。

『レインボーシックス シージ』と比べて、GPU負荷が高くなる『エーペックスレジェンズ』を見ていこう。画質は可能な限り“極”または“高”に設定し、解像度はフルHDを選択している。フレームレートは、144fpsの上限を取り払い、「射撃訓練場」の一定ルートを60秒間移動した際を、「CapFrameX」で記録した。

『エーペックスレジェンズ』の結果

 最高画質でも、快適にプレイできる100fps台のフレームレートを出すが、ゲーミング液晶と組み合わせてプレイするには、一歩足りていない。フレームレートを優先して各種画質設定を“低”や“中”にすることで、平均182.9fps、最小1パーセンタイル点141.5fpsまで伸ばせる。画質は犠牲になるが、ヌルヌルと動くリフレッシュレート144Hz液晶で快適にプレイできる。

これから鉄板MMORPGをはじめるのにも最適

 続いては、国産MMORPGの金字塔『ファイナルファンタジーXIV』だ。公式ベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」を使ってチェックしていこう。画質は最高に設定し、フルHD/WQHD/4K解像度の3種類で試している。

「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」スコア
「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」フレームレート

 フルHD解像度は、“非常に快適”指標の1万5000ポイントを余裕で超え、平均フレームレートも145.23fpsのゲーミング液晶を使ったプレイも狙える結果になっている。WQHD解像度も、ギリギリだが“非常に快適”を獲得し、平均フレームレートも104.07fpsを記録している。エフェクト飛び交う大規模レイド戦では、画質や解像度を調節する必要が出てくる可能性はあるが、十分快適なプレイを狙える結果だ。

“モンハンライズ”も144fpsでプレイ可能

 次は人気ゲームタイトル『モンスターハンターライズ:サンブレイク』だ。画質はプリセットの「高」を選び、解像度はフルHDに設定している。フレームレートは「CapFrameX」を使って、ゲーム内の「大社跡」を巡って計測した。

『モンスターハンターライズ:サンブレイク』

 60fpsを超えていれば十分快適にプレイを楽しめるタイトルだが、「GB-R55600G1N500TNVM」ならゲーミング液晶と組み合わせてのプレイも可能とする、平均フレームレート144.1fpsを出している。

2023年の気になるタイトルも大丈夫!

 最新タイトルではないが、傑作『バイオハザード 4』のリメイク作品となる『バイオハザード RE:4』の発売(2023年3月24日予定)に備えて、『バイオハザード ヴィレッジ』を試しておこう。画質はレイトレーシンクを効かせた最高に設定し、ゲーム内の村の中を60秒間移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測している。

『バイオハザード ヴィレッジ』の結果

 レイトレーシングを効かせた最高画質で、平均フレームレートは60fps超えと、多彩な恐怖演出と秀逸なストーリー展開をキレイな描画で楽しめる。『バイオハザード RE:4』の負荷がどの程度になるかは分からないが、60fpsを維持したプレイは、まず大丈夫だろう。

ウェブシューターで自由に飛び回れる

 最後は、PC版に移植された最新ゲームタイトルの『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』で試していこう。GPU負荷は高めで、レイトレーシングにも対応する重量級ゲームタイトルだ。画質は“非常に高い”に加え、レイトレーシングを有効にした状態でも試している。解像度はフルHDで、ウェブシューターを使って、街中を60秒間移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測している。

「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」の結果

 レイトレーシングを効かせていない状態でも、最小1パーセンタイル点は60fpsを切ってしまい、レイトレーシングを有効にすると、平均こそギリギリ60fpsを超えているが、パーセンタイル点は43fpsまで下がってしまっている。とは言え、レイトレーシングなしでも、画質は十分キレイ。基本“非常に高い”でプレイするか、ワンランク画質を下げつつ、レイトレーシングを効かせるなど、好みに合わせて調節するのが、良いだろう。

PCゲーミングデビューには十分過ぎる性能に

 信頼性や安定性に不安のないGIGABYTEのパーツをメインに組まれているGIGABYTE監修のアプライド専売ゲーミングPC「GB-R55600G1N500TNVM」は、定番eスポーツタイトルから、人気MMORPGや、最新のゲームタイトルまで、多くのゲームを快適に楽しむことができる1台と言えるだろう。

店頭販売価格00万0000円前後となるGB-R55600G1N500TNVM。

 アプライド店頭の在庫は要確認だが、子供のはじめてのゲーミングPCや、新生活に向けたPCの購入を考えている人は、店頭に足を運んでみよう。

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