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Y!mobileで2万円台の5Gスマホ 「Libero 5G III」は大画面&多機能トリプルカメラ!

ASCII.jp / 2023年1月10日 12時0分

ZTE「Libero 5G III」

 今回レビューするのは、ZTEの「Libero 5G III」。約6.67型の有機ELディスプレーやトリプルカメラを搭載するエントリーモデルの最新機種です。Y!mobileで取り扱っており、端末価格は2万4480円。この金額でおサイフケータイ(FeliCa)や防水にも対応します。カラバリは「パープル」「ホワイト」「ブラック」の3色をラインナップ。

本体はかなり大きめ ロック解除からアプリ起動できる機能も

 本機の一番の特徴はそのサイズ。本体幅は約78mmと、成人男性の手でやっと握れるぐらいの大きさです。片手で操作するのは難しいのが正直なところ。付属のクリアケースを装着するともう一回り大きくなるので、片手操作はなおさら不安を覚える大きさになっています。

約78×168×9.1mm、重量は約207g
本体右側に音量ボタンと電源ボタン
左側上部にSIMカードスロット
下部にUSB Type-Cポート

 生体認証は指紋に対応し、ディスプレー下部にセンサーがあります。認証精度は良く、すばやくロック解除できます。筆者は秋冬になると指先が乾燥しがちで、認証できないことが度々あるのですが、ディスプレーにセンサーを搭載するモデルだと認証の失敗が比較的少ないように感じました。

 また、解除時にそのまま指を置いていると、あらかじめ登録しておいたアプリをそのまま起動できます。アプリは最大5つまで登録可能なので、使用頻度が高く、かつすぐに起動する必要があるものを登録しておくといいでしょう。

センサーに触れたままにしていると、アプリアイコンが表示され、スライドしてすぐに 起動可能。アプリは「設定」で登録や入れ替えができる

 本体が大きいだけあって、ディスプレーも約6.67型と大型。有機ELを採用していて、解像度は2400×1080ドットのフルHD+となっています。ニュース記事や動画もすっきり見やすい印象で、インカメラが小さめなのもありがたいポイントです。

大画面かつインカメラが小さいので非常に見やすい

背面はトリプルカメラ 多彩な機能が楽しめる

 背面にはトリプルカメラを搭載。メイン(約1300万画素)+被写界深度(約200万画素)+マクロ(約200万画素)の構成です。広角機能はなく、シーンの自動判定などもありません。いくつかのシーンで試してみましたが、見たままの景色を捉えた素直な仕上がりになります。逆に撮影環境に左右されるとも言えるかもしれません。スマホカメラでたくさん写真を撮るわけではない人でも、ごはんを撮ることは多いと思うのでごはんの撮影に適したモードや機能は欲しかったところです。

見た目よりも鮮やかにする補正などはなし
最大ズームで撮影
暖色系のライトの下で撮影

 「スーパーナイト」を使った夜景撮影では、しっかり明るさを確保した仕上がりになります。全体の光量によっては白飛びしてしまうシーンもあるかもしれませんが、予想よりも引き締まった仕上がりになるのは好印象でした。

通常モード(左)、スーパーナイト(右)で撮影。全体に明るく撮れている。イルミネーションなど色彩のあるシーンでの仕上がりが気になるところだ

 また、本機は背景をぼかして撮れるモードが2種類あるのが特徴。人物用の「ポートレート」のほか、花や置物などに対応する「背景ぼかし」を搭載します。画面上でF値を変更して、ぼけ具合を自由に調節できます。

 他機種でポートレートモードで物体を撮ろうとすると、「もっと近づいてください」「顔が検出できません」と注意が表示されうまく撮れないこともありますが、本機では被写体に応じて使い分けできるのが便利です。

F値をスライドして自由に調節できる

 マクロ撮影は花とタオルで試しましたが、やや色味が薄まってしまう点は気になりました。細部を捉えられているものの、実際よりも鮮やかさに欠けている印象です。ただし、スマホで気軽にマクロ撮影が楽しめるのはうれしいポイントです。

至近距離で撮影して細部を切り取るマクロ撮影。個人的にも好きな撮影機能だが、色味が乏しくなってしまうのは少し残念

 インカメラは約800万画素。背景をぼかせる「ポートレート」や、小顔や美肌などの補正ができる「自撮り」モードがあります。

ポートレート(左)と自撮り(右)モード。補正項目がなかなか細かいので自撮りが楽しめる

電池容量は4000mAh以上 誤タッチを防ぐ設定が超便利

 OSはAndroid 12、CPUはDimensity 700。メモリーは4GB、内蔵ストレージは64GB(microSDカードで最大1TB)となっています。バッテリー容量は4120mAh。最近ではエントリーモデルでも4000mAh超えが当たり前になってきました。ニュースチェックやメッセージのやり取りなど、普段使いに限るのであれば2~3日は保つでしょう。

「バッテリー検出」機能は、電池消費を抑える方法を提案する機能。手動で1つずつ機能をオフにできる

 設定面でありがたかったのが、エッジ部分のタッチ防止エリアを調節できること。横幅が大きいため、親指を伸ばすとどうしても付け根の部分がエッジに触れ、誤った場所をタップしてしまうことがありました。そんなときは、タッチ防止エリアを「広い」に設定しておくのがオススメです。操作性は問題ないうえ、誤タッチも防げます。

両端のピンクの部分がタッチ防止エリア。範囲は「狭い/中間/広い」の3段階で調節可能。もしくは「カスタム」で任意の範囲を設定できる

細部は物足りないが 大画面&多機能カメラは魅力

 Libero 5G IIIは大画面とトリプルカメラを搭載するエントリーモデル。2万円台ということでコストパフォーマンスを重要視する人に刺さりそうですが、細部に足りないところがあるのも事実。また、スマホデビューの1台としても検討されると思いますが、その場合は本体の大きさがネックになりそうだと感じました。

 しかし、サイズが大きいだけあってディスプレーは見やすく、ウェブ閲覧も動画視聴も快適にできるはず。また、カメラも機能自体は豊富なので、スマホでお手軽にいろいろな写真を撮りたいという人なら楽しめるでしょう。Y!mobileを検討している人なら、要チェックのモデルです。

 

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