JR西日本、3月18日に開業する大阪駅（うめきたエリア）にAI機能を導入した券売機など新サービスを導入

みどりの券売機プラス＋AI

　西日本旅客鉄道は1月18日、大阪駅（うめきたエリア）に新案内サービスを3月18日の開業時に導入すると発表した。 　同社ではの大阪駅（うめきたエリア）をイノベーションの実験場「JR WEST LABO」の中心として「JR西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦する未来駅と位置づけており、大阪駅（うめきたエリア）に「みどりの券売機プラス＋AI」「AI案内ロボット」「視覚障がい者向けナビゲーションシステム（shikAI）」を実装する。 　みどりの券売機プラス＋AIは、従来の「みどりの券売機プラス」にAIによる自動応対機能を搭載。画面に投影されるキャラクターとの対話を通じて音声による操作できっぷの購入が可能となるもので、大阪駅での導入が全国初という。

　AI案内ロボットは、AIアシスタント（AyumI）が利用者の質問を音声認識により内容を理解し、音声や画面投影を通して周辺施設や出口、乗り換え情報等の案内を行なう。周辺施設や複雑な駅構内の目的地もAIアシスタントのAyumIが案内の手伝いを行なう。そのほかにも乗り換え情報や観光地案内など、利用者の鉄道の旅がより充実する情報を提供するという。

　視覚障がい者向けナビゲーションシステム（shikAI）は点字ブロック上にQRコードを設置。利用者が自身のスマホの専用アプリで読み取ることで事前に設定した目的地までの点字ブロックの経路を音声で案内するもの。