メタ、トランプ前大統領のFacebook、Instagramアカウント復活を発表
ASCII.jp / 2023年1月26日 15時0分
メタは1月25日、2年前から停止されていたドナルド・トランプ前米大統領のFacebookおよびInstagramのアカウントを復活させると発表した。
トランプ氏のアカウントは、2021年1月6日に国会議事堂で暴力行為に及んだ人々を称賛したことを受け無期限で停止されていた。
この停止処分に関する判断は、Facebookの意思決定を審査するために設置された独立機関「監視委員会」に委ねられ、同委員会は停止処分を支持したものの、停止処分が無制限であることと、停止したアカウントがいつ回復されるのかの基準が明確でないことを批判。それを受け、Facebookはトランプ氏に対して2年間という前例のない長期間の停止処分を課し、さらに内乱や紛争が続いている時に公人のアカウントが制限される状況を明確化した「危機管理プロトコル」を導入した。
それから2年間が経過し、Facebookは前述の危機管理プロトコルに従って現在の環境を評価。リスクは十分に後退したと判断し、2年間の停止処分を解くことを決定した。
ただし、これを受けてトランプ氏のアカウントが復活した場合も、一般のユーザー同様にFacebookの「コミュニティ基準」の適用を受け、違反を繰り返した場合にはアカウント停止を含めた厳しい罰則が課されるという。
危機管理プロトコルでは、たとえコミュニティー基準に違反していなくても、例えば次期選挙を権威付けしたり、QAnonに関連した発言を繰り返すコンテンツにも、配信の制限や広告ツールへのアクセス禁止といった対処を行なっていくという。
トランプ氏は現在、2022年2月に自らも立ち上げに関わったソーシャルメディア「Truth Social」を主な活動場所としており、昨年11月にTwitterのCEOに就任したイーロン・マスク氏がトランプ氏のTwitterアカウントの凍結を解除した際も、現在に至るまで投稿はされていない。
同氏は2024年の大統領選に再び出馬すると表明している。次回の情報戦の舞台はどこになるのだろうか。
この記事に関連するニュース
-
ジュリアーニ氏の弁護士資格剥奪、20年米大統領選巡る虚偽主張で
ロイター / 2024年7月3日 14時17分
-
「このくらい厳しくていいんじゃないか」 悪質電動キックボード利用者“強制退場” LUUP“違反丸見え”新制度で健全化へ
乗りものニュース / 2024年7月3日 9時42分
-
異例のアメリカ大統領選挙 多くの裁判を抱え選挙に臨むトランプ氏――今日は“何の”裁判?
日テレNEWS NNN / 2024年7月2日 20時35分
-
米国のTikTok禁止法
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月23日 5時0分
-
焦点:FRB、政治リスク回避か 利下げ「大統領選後」
ロイター / 2024年6月13日 19時1分
ランキング
-
1老後の趣味で気軽に“塗り絵”を始めて1年後…… めきめき上達した70代女性の美麗な水彩画に「本当にすごい…」「感動です」
ねとらぼ / 2024年6月29日 22時0分
-
2藤本美貴&庄司智春、真っ昼間に変装ゼロで“腕絡め”デート 大勢の注目浴びるも“モザイク9割”の結果で「笑った」
ねとらぼ / 2024年7月2日 15時1分
-
3中小企業の社内Wi-Fi接続、約半数が「つながりにくさ」を実感‐対処法は?
マイナビニュース / 2024年7月3日 11時50分
-
4新紙幣「一万円札と千円札の1の字が違う」SNSに違和感覚えるという声も…… 「1」のデザインが違う理由は?
ねとらぼ / 2024年7月3日 18時15分
-
5シャオミ、ペンを発売 「書き心地は良いが、タブレットとペアリングはできません」と公式
ITmedia NEWS / 2024年7月3日 8時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)