1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

1万円以下ではピカイチの完成度が魅力の本格マイクアーム、5980円

ASCII.jp / 2023年1月31日 18時0分

マイクアーム「DN-916193」

 テレワークでテレビ会議をしたり、ときには生放送にも自宅からリモートで出演している私にとって、重要なのはマイクだ。どちらにせよ、マイクの音が聞き取りにくいのは、聞いている相手にとって不愉快な思いをさせてしまうことになる。

 マイクはそれなりにしっかりとした製品を使っているが、困っていたのがその位置だ。机のスペースを確保したい場合は、やはりスタンドではなくマイクアームを使いたい。私はマイクアームを使っていたのだが、アームの長さが足りなかったので、ディスプレーの奥に設置してディスプレーの上にマイクを持ってくるということができなかった。

 そろそろマイクアーム買い替えたいなと考えていたときに、見つけたのが上海問屋のアルミニウム製プロフェッショナルスタジオマイクアーム「DN-916193」だ。マイクアームと検索すると、しっかりとした製品はだいたい1万5000円以上するイメージだが、本製品の価格は5980円。それでいて、オールアルミニウム構造で剛性も備わった、本格的なマイクアームというのが特徴だ。

リーズナブルながら本格的なデザイン ケーブルホルダーも付属

同梱物一覧
主な特徴
サイズと駆動域

 DN-916193は、リーズナブルながらマイクアームとしての基本性能はしっかりと抑えているのが特徴。組み立ては簡単で、クランプ式もしくはグロメット式で机に固定して、マニュアルどおりにアーム部分を挿していくだけ。マイナスドライバーが付属しているので、パーツの接続部は軽く締めておくといい。

クランプ式とグロメット式が選択できる。写真はクランプ式の取り付け部分を組み立てているところ
がっちり固定できる
マイクアーム部分。結構長めでケーブルホルダーもある
パーツの接続部は付属のマイナスドライバーで軽く締めておこう

 アームは3カ所の関節部分があり、スムーズに位置を変更することが可能。下の2ヵ所は左右に、上の関節では上下に調整できるので、狭い机でデュアルディスプレー構成にしている自宅でも、マイクをディスプレーの上の空間に持ってくることができた。

結構な高さにマイクを持ってくることができる
デュアルディスプレー構成なので難しいかなと思ったが、ディスプレー上にマイクを持ってくることができた

 また、マイクを装着する部分は、3/8と5/8が利用できるように変換ネジが付属しているため、ほとんどの種類のマイクが取り付け可能とのこと。ただし、ほとんどであってすべてではないと思われるので、購入する際は自身が使っているもしくは一緒に購入するマイクの接続部分のサイズは確認しておいたほうがいいだろう。

 実際に使ってみると、マイクの重さで位置がズレたりすることもなく、しっかりと固定できており、剛性を感じる。なお、耐荷重は2kgまで対応しているので、大きめのマイクでも問題なく接続して利用可能だ。加えて、アーム部分にはケーブルホルダーもあるため、できるだけデスク周りをスッキリさせておきたいという人にとっても、うれしい構造だろう。

シングルディスプレーの場合はより余裕がありそうだ

 前述のとおり、オールアルミニウム構造なので、ゲーミングパソコンを設置しているデスクでも違和感のない、シンプルで高級感のあるデザインというのも個人的には好印象。リーズナブルな価格で、シンプルだけど本格的な製品が増えてきた上海問屋の製品らしい完成度だと感じる。

 駆動箇所は3ヵ所と、自由自在にマイク位置を動かせるというわけではないが、しっかりとマイク位置を固定して使う、使用しないときは横に避けて使うときだけ口元に持ってくるといったことであれば、まったく問題なくできるアームだといえる。

 価格は5980円と、しっかりとしたマイクアームのなかではリーズナブルなので、価格を抑えて本格的なアームがほしいという人は、ぜひチェックしてみてほしい。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください