RTX 4070 TiでPCゲーマーの最新王道構成! コスパも高い注目のFRONTIER PC
ASCII.jp / 2023年2月24日 11時0分
2022年の秋から冬にかけて、最新世代のCPUやGPUが次々とリリースされ、パソコン界隈は話題に事欠かなかった。ただ、2022年内にリリースされたモデルはハイエンド向けがメインだったため、価格的にちょっと手を出しにくいと考えていた人も多いのではないだろうか。そうして年が明けて2023年になった今、インテルとNVIDIAからメインストリーム向けのモデルがリリースされ始めて、最新世代の裾野が広がり始めるターンに入ってきたといえる。
インバースネットが販売するFRONTIERブランドのパソコンにも、そんなメインストリーム向けの最新世代パーツを組み込んだモデルが登場してきている。その中から今回、冷却性と拡張性の高さをウリとするゲーミングパソコン「GAシリーズ」より、CPUにインテルの「Core i7-13700F」、GPUにNVIDIAの「GeForce RTX 4070 Ti」を搭載した「FRGAG-H670/WS202/NTK」をお借りする機会が得られた。
メインストリーム向けの中でも、少しハイエンド志向が強いアッパーミドルレンジモデルのCPUとGPUの組み合わせとなったFRGAG-H670/WS202/NTKがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、早速チェックしていこう。
ハイエンドビデオカードにも対応するミドルタワーケースには工夫が盛りだくさん
FRONTIERが販売するゲーミングパソコンのGAシリーズは、2022年後期にPCケースを刷新しており、冷却性と拡張性の高さがウリの新たなミドルタワーケースが特徴となっている。
冷却性に関しては
・効率的な排気&吸気 ・240mm水冷CPUクーラーや大型空冷CPUクーラー対応
拡張性に関しては
・大型ビデオカード対応(VGAアームホルダー標準搭載) ・光学ドライブ搭載可能 ・大型電源搭載可能
といった部分がポイントになっているようだ。これらのポイントにも触れつつ、まずはPCケースまわりをチェックしていこう。なおGAシリーズは白色と黒色の2色のカラーリングで展開されているが、今回は白色のモデルをお借りしている。
はじめにFRGAG-H670/WS202/NTKのフロントパネルを確認。フロントパネルはソリッドかつシンプルで、光学式ドライブを搭載するスリットがよく目立つデザインになっている。昨今は光学式ドライブ用のベイを搭載しないPCケースが主流だが、GAシリーズでは搭載する光学式ドライブをスリムタイプに限定することで、スペースを節約しながらも、ドライブの搭載を可能にしている。
フロントI/OまわりはPCケース天板前方部分に集約されており、USB 2.0 Type-A×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、4極ミニプラグヘッドセット接続端子、電源ボタン、ストレージアクセスランプ、リセットボタンが並ぶ。なお、フロントパネルと天板の境目付近のスリットには赤色LEDが組み込まれており、起動中は赤いラインが光り続ける。
そのほか、天板の大部分にはエアフローのためのパンチング孔が設けられており、メッシュのダストフィルターが被せられている。ダストフィルターはマグネット取り付け式でメンテナンスは容易だ。
次に、PCケース背面側に回ると、大きな違和感に直面することになる。そう、FRGAG-H670/WS202/NTKはマザーボードの上下を反転して取り付けるタイプのPCケースで、背面側の端子レイアウトも上下反転しているのだ。
このPCケース背面側インターフェース端子をまとめると、マザーボード側のI/OパネルにPS/2×1、USB 2.0 Type-A×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×4、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、USB 3.2 Gen2 Type-C×1、HD Audioコネクター、有線LAN端子を搭載。GPU側の出力端子はオーソドックスにHDMI×1、Displayport×3を搭載している。
なぜこのようにマザーボードを上下反転させているのか、PCケース内部を覗くとその理由が見えてくる。
昨今のゲーミングパソコンにおいて一番の熱源はGPUといわれており、GPUクーラーの大型化も年々進んで排熱量もどんどん増えてきた。こんなアツアツのビデオカードをPCケース下部に置いておくのは、色々と不都合になってきたというのが、マザーボード上下反転の大きな理由の1つだろう。
以前より、大きな熱源であるビデオカードがPCケース下部付近にあると、ビデオカードの排熱をCPUクーラーが吸い込んでしまうことになり、とくに空冷CPUクーラーとの組み合わせにおいてはあまりよくないのではないかとの指摘はあった。
そこでFRGAG-H670/WS202/NTKは、マザーボードを上下反転することで、ビデオカード、CPU、電源ユニットのエアフローをそれぞれ独立させることに成功している。
ビデオカードは天板のパンチング孔からエアーを取り込み、サイドパネルに空いたパンチング孔へ排熱する格好となっている。CPUはPCケース前面の2基のケースファンからエアーを取り込み、CPUクーラーを通過したエアーを背面側のケースファンで排熱するという一直線の流れが出来上がっている。
そして電源ユニットは底面のパンチング孔から吸気し背面へ排熱する。PCケース底面には着脱可能なダストフィルターが備わっており手入れもしやすくなっている。
このように各パーツのエアフローを独立させることで、高い冷却性能を実現しているのだ。
なお、PCケースのサイズはおよそ幅210×奥行465×高さ457mmと、コンパクトなミドルタワーケースのつくりだが、大型のビデオカードとCPUクーラーを搭載してもしっかりとクリアランスが確保されているので、窮屈な印象は受けない。
設置スペース的にはもっと巨大なハイエンドビデオカードにも対応できるPCケースだ。また電源ユニットの設置場所も大きめのクリアランスが設けられており、奥行きの長い大出力電源ユニットも搭載可能としている。なおFRGAG-H670/WS202/NTKの電源ユニットには80PLUS GOLDの850W電源が備え付けられていた。
最後に内蔵ストレージの増設場所にも触れておこう、天板付近の隙間部分にスリム光学式ドライブ向けベイが1基、前方下側のマザーボードベースに2.5インチSSDベイ×2基、PCケース底面に3.5インチHDDベイ×1基が備わっている。M.2 NVMe SSDも複数搭載できることを考えると、十分な拡張性といえるだろう。
前世代より大幅にパワーアップしたアッパーミドルレンジ性能を実感できるベンチマーク結果
FRGAG-H670/WS202/NTKが搭載するCPUはCore i7-13700F。インテル第13世代Coreプロセッサーのメインストリーム向け無印モデルで、一足早く登場していたオーバークロック対応の「Core i7-13700KF」から最大ブースト時動作クロックを少し落とし、倍率ロックをかけたモデルだ。モデル名末尾の“F”は内蔵GPU非搭載を意味し、別途外付けGPUが必須なことを意味している。
Core i7-13700Fは性能重視のPコアが8基、効率重視のEコアが8基搭載された計16コア/24スレッドのハイブリッドアーキテクチャCPU。コア数的には第12世代のハイエンドCPU「Core i9-12900」に匹敵する数を搭載するようになった。最大ブースト時動作クロックは5.2GHzに達する。
第12世代の同クラスモデルにあたる「Core i7-12700F」と比較すると、最大ブースト時動作クロックが4.9GHzから5.2GHzとアップし、Pコア1基あたりのL2キャッシュも1.25MBから2MBへと増量。Pコアのシングルスレッド性能が確実に向上している。これはゲームプレイにも有効な性能アップだ。Eコア数も4基から8基へと増えているので、突発的な裏タスク処理への対応力向上も期待できる。
システムメモリーは32GB(DDR4-3200 16GB×2)を標準搭載する。一般的なゲームプレイはもちろんのこと、ゲーム配信や動画編集といったクリエイティブ用途にも十分対応できる容量といえるだろう。メモリースロットもあと2本分空いているので、後のメモリ増設も可能だ。
ゲーミングパソコンの性能を大きく左右するGPUには、NVIDIA RTX 40シリーズのアッパーミドルレンジモデルとなるRTX 4070 Tiを搭載する。RTX 4070 TiのビデオメモリーはGDDR6X 12GBで、同じく12GBのビデオメモリーを持つ前世代RTX 30シリーズのハイエンドモデル「GeForce RTX 3080 Ti」を超える基本性能を備えつつ、新機能のDLSS 3でさらにプラスアルファの性能向上が見込めるGPUだ。
多くのゲームにおいて最高画質設定の快適なゲームプレイを期待できるが、実際にはどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみなところだ。
以上のようなスペックを持つFRGAG-H670/WS202/NTKだが、まずは定番ベンチマークの結果から基本性能を見ていくことにしよう。
まずは、3DCGのレンダリング性能からCPUのマルチスレッド/シングルスレッド性能を計測する定番ベンチマーク、「CINEBENCH R23」から。
結果はマルチスコアーが19272pts、シングルスコアーが2046pts。シングルスコアーの2000pts超えはさすが第13世代Coreプロセッサーともいえる高スコアーが記録された。一方のマルチスコアーについても、FRGAG-H670/WS202/NTKのCPU電力設定は定格運用PBP 65Wであるにも関わらず高いスコアーを記録している。第12世代のCore i7-12700を同じPBP 65Wで動かした場合、マルチスコアーは約15000ptsだったので、増えたEコアが存分に貢献していることが伺える。
また定格運用のためCPU冷却には余裕があり、大型のサイドフロー型CPUクーラーの力も手伝って、PBP動作移行後のベンチマーク中CPU温度はわずか約42度(室温約13度)に抑えられていた。
次のベンチマークは、実アプリケーションに近い負荷でPC全体の性能を測る「PCMark 10」(Ver.2.1.2574)。
総合スコアーは9386で、その内訳はアプリ起動速度、ビデオ会議、Webブラウジングの性能を測る「Essentials」が11856。表計算や文書作成のオフィスソフト性能を測る「Productivity」が11389。写真編集や動画編集、3DCG製作などのクリエイティブ性能を測る「Digital Content Creation(DCC)」が16615という結果になった。
Essentials、Productivity、DCC、3つの項目が全てスコアー10000の大台を超えているのは素晴らしいといえる。あらゆる作業を快適にこなせるゲーミングパソコンであることに間違いはなさそうだ。とくにGPU性能が大きく影響するDCCは16000オーバーと、とても高いスコアーを残している。
続いて、RTX 4070 Tiのグラフィックス性能を測るベンチマーク「3DMark」(Ver.2.25.8056)の計測結果がこちら。
DirectX 11のテスト「Fire Strike」では、フルHD(1920×1080ドット)のFire Strikeが41289、4K(3840×2160ドット)のFire Strike Ultraが13605というスコアーに。DirectX 12のテストを行なう「Time Spy」では、WQHD(2560×1440ドット)のTime Spyが20949、4KのTime Spy Extremeが10107という結果になった。
Direct X Raytracing(DXR)のテスト「Port Royal」のスコアーは13992。DirectX 12 Ultimateに特化した性能テスト「Speed Way」のスコアーは5413。
比較例として、CPUに「Core i7-12700KF」、GPUに「GeForce RTX 3070 Ti」という、まるっと一世代前のアッパーミドル構成パソコンのTime Spyスコアーを引き合いにしてみると、Time Spyが約14600、Time Spy Extremeが約7200というものだった。概ね前世代のアッパーミドル構成から4割強のパワーアップを果たしていることが見て取れる。
FRGAG-H670/WS202/NTKの基本性能を測る定番ベンチマークの締め括りは、ストレージの転送速度を計測する「Crysrtal Disk Mark 8.0.4」。事前に「CrystalDiskInfo 8.12.7」にて内蔵ストレージのモデルを確認したところ、試用機には「Intel SSD 670pシリーズ 1TB」が搭載されていた。PCI Express Gen3接続で、3D QLC NANDを採用する1TBのM.2 NVMe SSDだ。
テスト結果はシーケンシャルリードが3401MB/s、シーケンシャルライトが2046MB/s。PCI Express Gen3接続のM.2 NVMe SSDの中では比較的高速なモデルといえるだろう。1TBという容量もゲーミングパソコンとしては必要十分で、AAA級タイトルを数本インストールするくらいであればまったく問題ない。
もしSSD容量に不足を感じてきたとしても、M.2ソケットがあと2基分、2.5インチSSD用のベイも2基分空いているので、後からストレージ拡張も容易だ。
WQHDで輝くパフォーマンスを発揮。DLSS 3対応タイトルの増加がFRGAG-H670/WS202/NTKの価値を一層高める
では、FRGAG-H670/WS202/NTKの実ゲーム性能を見るべく、様々なゲームタイトルでのパフォーマンス計測を行なっていこう。
今回は定番のバトロワ系FPS/TPSタイトルのほかに、高画質グラフィックスがウリでRTX 40シリーズの目玉機能DLSS 3にも対応する重量級タイトルで検証を行なった。
その前にまず、定番のゲーム系ベンチマークの1つ「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」を走らせてみよう。
画質設定はプリセットに「最高品質」を選択し、画面解像度は1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)の3パターンで計測を実施した。
スコアーはフルHDが34400、WQHDが28212、4Kが16445となり、いずれも“非常に快適”の評価を得られた。フレームレートを見ると、フルHD、WQHDともに高リフレッシュレートのゲーミングディスプレーと組み合わせて使いたくなるパフォーマンスを示してくれた。
4Kになるとフレームレートの落ち込みが少し大きくなるものの、十分高いフレームレートを出しており、フレーム落ちなしの60fps固定といった遊び方が適しているだろう。
ここからは、実際のゲームプレイ中のフレームレートを測定し、パフォーマンスを検証していく。基本的に各ゲームでの最高画質設定を用意し、画面解像度は1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)の3パターンで計測を実施している。
フレームレート計測には「CapFrameX」というアプリを使用。平均フレームレートの他に、データ全体を100分割して最小値から1%の数値「min(1%)」を割り出し、これを最小フレームレートの代わりに記載している。
最初の実ゲームは、人気のバトロワ型FPS「Apex Legends」。グラフィックス設定はアンチエイリアスを「TSAA」に、そのほかすべてのオプションを最高にした状態とした。 射撃訓練場で特定のルートを移動したのちに「バンガロール」の「スモークランチャー」を射出して煙が無くなるまで待機。という一連の動きに対してのフレームレートを計測している。
フルHDでは240Hz、WQHDでは165Hz、4Kでは120Hzといった高リフレッシュレートのゲーミングディスプレーに適したパフォーマンスを確認できた。また、少しゲーム内グラフィックス設定を落とすことで、より高いフレームレートを出すことも容易なので、さらに高性能なゲーミングディスプレーとの組み合わせもアリだろう。
続いて、こちらも人気のバトロワ型TPS「フォートナイト」のパフォーマンスを確認しよう。グラフィックスの設定は描画APIに「DirectX 12 API」、クオリティプリセットから「最高」を選択。ほかはアンチエイリアス&超解像技術「NVIDIA DLSS:品質」を設定した最高画質設定を用意した。
フォートナイトはチャプター4から採用された「Unreal Engine 5.1」によってグラフィックス品質が大幅に向上した反面、最高画質設定では動作がかなり重くなっている。そこでクオリティプリセット「低」をベースに、アンチエイリアス&超解像技術「NVIDIA DLSS:品質」と描画距離を「最高」に変更した、いわゆる競技設定でのフレームレート計測も併せて行っている。なお、フレームレートの計測は、ゲームプレイのリプレイ再生機能を利用して行なっている。
まず最高画質設定については、DLSSを使用することでフルHDで平均フレームレート120fps以上、WQHDで90fps以上をなんとか確保できているが、4Kになると60fpsを割り込んでしまっている。実際のプレイにおいて、4Kでプレイするには最高画質設定だとやはり厳しいといわざるを得ない。
一方、画質設定をとことん削った競技設定では、フレームレートも爆上がりで、高性能なゲーミングディスプレーとの組み合わせを活かせるパフォーマンスを確認できた。適宜設定を追い込むことで、求めるフレームレートと画質のバランスを整えていけるだろう。
次に、マップ中のビル窓ガラスなどのレイトレース反射が美しい3Dアクションゲーム「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」でのゲームプレイ中のフレームレート計測を行なった。
グラフィックス設定は、プリセットから「非常に高い」を選択し、アップスケールに「DLSS:品質」を適用している。レイトレーシングも有効にし、レイトレーシング項目内のオプション設定はすべて「高い」に設定、オブジェクト範囲は「6」とした。この設定で、マップの特定区間を連続スイングで移動する際のフレームレートを計測している。
また、Marvel's Spider-Man: Miles MoralesはDLSS 3のフレーム生成にも対応しているので、ここではフレーム生成の無効/有効で計測結果の比較も行なっている。
フレーム生成を無効にした状態では、いずれの解像度でも平均フレームレート80fps前後で頭打ち状態となってしまっている。「Marvel's Spider-Man」シリーズはCPUの負荷が厳しく、GPU側の性能を使い切る前にCPU側が先に根を上げてしまうので、解像度が低くてもフレームレートが伸びない状態となっているようだ。
一方でフレーム生成を有効にすると、フレームレートが一気に向上する。とくにフルHDの伸びは顕著で、平均フレームレートが約2倍近く向上している。WQHD、4Kと解像度が上がるごとに伸びは鈍化するものの、確実に動作の滑らかさは向上していた。4Kでもmin(1%)を60fps以上にできるので、カクつきを感じるシーンがかなり改善されるはずだ。
最後に、グラフィックス重視の重量級タイトルとして「サイバーパンク 2077」のゲーム内ベンチマークを用いたパフォーマンス計測を行なった。画質設定はクイックプリセットから「レイトレーシング:ウルトラ」を選択し、レイトレーシングを有効の状態としている。
サイバーパンク 2077も、1月末のアップデートでついにDLSS 3のフレーム生成に対応、RTX 40シリーズを搭載するFRGAG-H670/WS202/NTKのパフォーマンスを見るのに持ってこいのタイトルといえるだろう。なおこちらも、フレーム生成の無効/有効で比較を行なっている。
フレーム生成が無効の状態では、フルHDでかろうじて平均フレームレートが100fpsを超えているといった状況だ。解像度が上がるごとにフレームレートは落ち込むものの、4Kでも平均60fps以上は確保されているので比較的滑らかなゲームプレイは可能だろう。
そして、フレーム生成を有効にするとフレームレートの大きな向上を確認できた。フルHDの伸び幅が一番大きく、解像度が上がるにつれて効果が薄くなるのは、Marvel's Spider-Man: Miles Moralesと似たような傾向。WQHDまでであればゲーミングディスプレーの高リフレッシュレートを活かした滑らかな画面でゲームを楽しめるだろう。
4Kの場合でも最小フレームレートが60fps以上確保できるようになるので、4K/60fpsド安定の滑らかなゲームプレイが可能になるはずだ。
WQHDゲーミングディスプレーと組み合わせて高画質高フレームーレートを狙いたい人にオススメ
今回の検証結果から、FRGAG-H670/WS202/NTKはWQHDの高画質設定で高フレームレートを狙うのに適したゲーミングパソコンだと感じた。軽~中量級タイトルはもちろん、重量級タイトルでも今後DLSS 3のフレーム生成に対応したタイトルが増えることで、画質設定を落とさずにWQHDゲーミングディスプレーの高リフレッシュレートを活かせる機会が増えていくと考えられる。これがRTX 40シリーズを搭載するFRGAG-H670/WS202/NTKの一番の強みだろう。
WQHDで高画質高フレームレートという1つ上のゲーミングを求めている人に、FRGAG-H670/WS202/NTKはオススメの1台だ。
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