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Galaxy S23シリーズの魅力を伝えるサンフランシスコの「Galaxy Experience」へ訪問

ASCII.jp / 2023年2月17日 12時0分

Galaxy S23シリーズのことを知り尽くしたスタッフが案内

 2月1日に発表されたサムスンのGalaxy S23シリーズですが、発表会が行なわれたサンフランシスコでは新製品の魅力を伝える「Galaxy Experiece」ストアが期間限定でオープン。ナイトグラフィーなど優れたカメラ、ゲーム体験を向上させるハイパフォーマンスな本体性能、さらにサステナビリティを考えた本体設計など、Galaxy S23シリーズの特徴を多数のデモで体験することができます。

サンフランシスコにオープンした「Galaxy Experience」

1階:新製品を自由にテスト サステナビリティも勉強できる

 まずは1階。広々とした空間に十分な数のGalaxy S23、Galaxy S23+、Galaxy S23 Ultraが置かれています。各モデルとも4色のバリエーションがすべて置いてあり、それぞれのサイズや色、そして機能を試すことも可能です。また店内は写真やビデオの撮影も自由。新製品を手にTikTokなどの縦動画を撮っている来客も多くいました。

広いテーブルに十分な数の端末が並ぶ
ラベンダー、グリーン、クリーム、ファントムブラックと色ごとに分けた展示も

 端末が展示されている広いテーブルを見てみると、Galaxy S23シリーズに使われている再生素材の展示も行われています。内部パーツに使われている魚網からの再生ナイロン、背面に使われる再生PET、またフレームに含まれる再生アルミニウムなど、Galaxy S23シリーズが環境を考えて設計された製品であることを説明しているのです。

 またアメリカでは自分で修理をするキットが提供されていますが、実際に分解したパーツの姿も展示。普段見ることのできないスマートフォン本体の内部を見ることができます。

リサイクル素材の展示。どこに使われているかも説明
自己修理キットと実際に分解した状態を展示

 奥の方には来場者が自由に作れるストラップコーナーもあります。複数のパーツを組み合わせて自由に作成可能で、しかも無料。Galaxyユーザーであるかどうかも問われないので、このコーナーはかなりの人気でした。様々なビーズ状のパーツがありますが、一部のパーツはこれも再生プラスチックを使っているとのこと。来場者に地球環境のことをより身近に知ってもらうための取り組みだそうです。

無料で作れるストラップコーナー
様々な色のパーツを組み合わせる。一部のパーツは再生プラスチック製だ

 このストラップコーナーにはGalaxy S23シリーズのケースの展示もありました。この店舗は体験店でケース類の販売は行なわないとのことですが、こうしてケースの実物を見るとその場で買いたくなるものです。展示されているケースは一部だけで、ほかにも様々なバリエーションのケースが販売されるそうです。

Galaxy S23のケースの展示

 1階では他にもサムスンのスマート家電「SmartThings」を使ったスマートフォンとスマートTV、自走式掃除機や空気清浄機などを連携させるデモも行なわれていました。サムスンは1月のCES2023でSmartThingsの新しいハブ「SmartThings Station」も発表しており、そのデモもありました。

スマート家電コーナー。アメリカではサムスンの家電も多数販売されている

地下:カメラを使ってクリエイティブ体験

 続いて地下に降りてみました。ここでは大型TVを複数並べたセミナースペースがあり、Galaxy S23シリーズの新機能の紹介や実際の使い方などの講習も行なわれるとのこと。来場時はプライベートイベントが開催されていたため撮影できませんでしたが、毎日通えばGalaxy S23シリーズの使い手のプロになれることは間違いありません。

 地下はGalaxy S23のクリエイティブユースのデモとして、被り物を使ったセルフィーブースや、リングライトを使ったストリーミング配信でもブースも設置。フロントカメラ性能も高いGalaxy S23シリーズの魅力を再発見できます。

多数の被り物が用意されているセルフィーコーナー
ライブ配信ブースから実際にGalaxy S23を使った配信ができる

中2階:様々な機器とつながる Galaxyエコシステムをチェック

 さて2階に上がる途中の中2階のスペースはGalaxyエコシステムのコーナー。Galaxy S23シリーズと同時に発表されたノートPC、Galaxy Book3 Proが展示されており、スマートフォンやタブレットとの連携を試すことができます。人気だったのはGalaxy Tab S8をGalaxy Book3 Proのセカンドモニターにする機能で、ビジネスシーンでは大いに活躍しそう。さらにはワイヤレスイヤホンGalaxy BudsやスマートウォッチGalaxy Watchの使い方もここで教えてくれます。

スマートフォンとタブレット、ノートPCの連携がデモされていた
Galaxy BudsやGalaxy Watchはアメリカでも人気。実際の使い勝手を試せる

2階:Galaxy S23 Ultraの最強カメラと ハイスペックな性能を思う存分試そう

 最後にメインコーナーである2階へ上がります。ここはGalaxy S23 Ultraに特化したゾーン。まずはカメラの体験ゾーンで、月に降り立った宇宙飛行士と銀河の幕の背景の撮影コーナーがあり、Galaxy S23 Ultraの100倍ズームや2億画素カメラを体験できます。100倍ズームはサムスン自らが「スペースズーム」と呼ぶように、月も綺麗に写してしまうほどの性能を持っています。

 さらには2億画素で撮影すれば、普通に写しただけの写真の地面を拡大すると、砂粒の1粒1粒もはっきり表現されているほどの高い解像度の写真が得られます。ほかのスマートフォンでは体験できない画像を、Galaxy S23 Ultraは撮ることができるのです。

月面と宇宙を使い、Galaxy S23 Ultraの2億画素カメラを試す

 韓国の夜の街をイメージしたナイトグラフィーコーナーでは、Galaxy S23 Ultraを持って街中を歩き回るように自在に夜間撮影を試せます。Galaxy S23 Ultraのカメラを起動するだけでプレビュー画面は明るく、そのまま撮影してもかなりきれいな夜間撮影ができるのですが、ナイトモードを使うとさらに明るく鮮やかな絵が撮れます。単純に明るさを強調するのではなく、人物も明るく写せるなどGalaxy S23 Ultraのナイトグラフィー性能は驚異的です。

韓国の夜の路地裏をイメージしたナイトグラフィーゾーン
Galaxy S23 Ultraなら明るく撮れる

 ナイトグラフィーを体験した後は、Galaxy S23 Ultra用の三脚取り付け可能なケースの紹介や、Expert RAW機能によるアドビLightroomとの連携のデモゾーンがありました。Expert RAWからは星空の撮影モードも利用でき、最大10分という長時間露光により星座も美しく撮影できるという説明も。星まで取れてしまうだなんて、2階でのデモをすべて体験したらGalaxy S23 Ultraが欲しくなってしまうこと間違いありません。

三脚が取り付けられるケースも登場予定だ

 カメラ体験のあとにはゲーム体験ゾーンもありました。Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyのパフォーマンスはハイエンドゲームもサクサクと動かしてくれ申し分ありません。Galaxy S23 Ultraは内部冷却機構も強化されているので発熱も低く抑えられています。さらにはCES2023で発表された巨大な湾曲ディスプレイ「Odyssey Ark」にGalaxy S23 Ultraが接続されており、迫力ある55型ディスプレーを通して広がるゲーム映像は迫力感が半端ありません。

Odyssey ArkにGalaxy S23 Ultraを接続してゲーム。迫力感がすごい

 地下から2階まですべてをゆっくり回ると2時間くらいはあっという間です。入場時にスタンプカードが配られ、それぞれのデモを見終わるとスタンプを押してもらえます。すべてのスタンプが揃ったあとは、1回出口横にあるお土産コーナーでサステナビリティに関するグッズと交換してくれます。

 日本でGalaxy S23シリーズが発売されることになったら、ぜひGalaxy Harajukuでも同じような体験デモをやってほしいですね。

再生素材を使ったグッズが貰える

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