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GIGABYTEが第13世代CoreとGeForce RTX 4000シリーズ搭載ノートPCを発表

ASCII.jp / 2023年2月17日 23時0分

 日本ギガバイトは2月17日、第13世代インテルCoreプロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4000シリーズを搭載するノートPCの説明会を開催。今後、日本で販売されるラインアップについての情報を公開した。

AORUSの最上位モデル「AORUS 17X」。基本構成ではCore i9-13950HXとGefoce RTX 4090 Laptop、17.3型QHD 240Hz液晶を搭載。今月発売したモデルだが、日本入荷分はほぼ売り切れているという

 説明会では日本ギガバイト代表取締役の林宏宇氏が各製品ブランドを紹介。ギガバイトのノートPCは、すでに発売済みの製品も含むプロゲーマー向けの「AORUS」と、近々日本市場向けを発表するデザイナー向けの「AERO」を中心とした製品と、ゲーム入門者向けの「GIGABYTE」シリーズの3種類で展開していると説明した。

デザイナー向けAEROの16型モデル「AERO 16 OLED」価格などは近日発表予定。キャリブレーション済みの4K 16:10有機ELパネルとCore i9-139000H、Gefoce RTX 4070 Laptopを搭載
日本ギガバイト代表取締役の林宏宇氏
ギガバイトのノートPCは、プロゲーマー向けの「AORUS」、デザイナー向けの「AERO」、ゲーム入門者向けの「GIGABYTE」の3シリーズで構成される

 また、インテル 技術本部部長の安生健一朗氏が、第13世代インテルCoreプロセッサーのラインナップについて説明。NVIDIA コンシューマー事業部 ノートブックPCセールス兼リテールセールス統括部長 長谷川貴之氏もGeForce RTX 4000シリーズの性能効率やDSLL3対応といった進化点についての説明を行なった。

今回発表されたモデルは第13世代インテルCoreモバイル・プロセッサーのなかでも、ハイパフォーマンスHXシリーズとHシリーズを搭載。HXシリーズは前シリーズの12世代と比べ、ゲーミング性能を約12%向上させている
多くのモデルが搭載するNVIDIA GeForce RTX 4070は、前シリーズRTX3070と同等の性能を1/3の電力で実現。ワットパフォーマンスの向上がノートPC市場での優位性に繋がっているという

ゲーマー向け「AORUS」のバリエーションモデルを展開 16型モデルも投入予定

 日本で展開予定の製品ラインアップについては、台湾ギガバイトセールスマネージャーのMarvin Huang氏が説明した。まずは「AORUS」と「GIGABYTE」シリーズから紹介する。

AORUSシリーズのラインアップ。新たに16型のモデルも投入される
台湾ギガバイトセールスマネージャー Marvin Huang氏

 ハイエンドモデルは日本での発売を開始した「AORUS 17X」に加えて、15.6型の「AORUS 15X」を発売予定。AORUS 15Xについては月内発売開始の可能性があるという。いずれもCNC(コンピュータ数値制御)加工によるスリムなメタルボディと、ベイパーチャンバーの面積拡大など冷却性能を高めたボディを採用。ディスプレーは高い性能を活かし、ゲーマーからクリエイターや研究者にも適したQHD 240HzのIPSパネルとなっている。

発売中の「AORUS 17X」基本構成はCore i9-13950HXとGeForce RTX 4090 Laptop、17.3型QHD 240Hz液晶を搭載
速くて月内発売開始の「AORUS 15X」基本構成ではCore i9-13900HX、GeForce RTX 4070 Laptop、15.6型QHD 240Hz液晶などを搭載する
「AORUS 17X」「AORUS 15X」は本体を薄型化しつつも、冷却効率が35%向上した大面積ベイパーチャンバーや4基のファンなどを搭載
CNCフライス加工によるメタルボディを採用。厚さが17Xは21.8mm、15Xは19.7mmとスリムだ
「AORUS 17X」「AORUS 15X」の基本仕様

 標準的なモデルは発売中の「AORUS 17H」に加えて、「AORUS 17」「AORUS 15」を今後発売する。これらのモデルもハイエンドと同様、本体のスリム化を実現。AORUS 17とAORUS 15はWindows Hello顔認証対応のフルHDカメラを搭載した、日常利用にも便利なモデルとなっている。また、16型モデルの「AORUS 16」を4~5月ごろ、ゲーム入門者向けの「GIGABYTE G5」を3月に投入する予定だ。

発売中の「AORUS 17H」基本構成ではCore i7-13700H、GeForce RTX 4080 Laptop、17.3型フルHD 360Hz液晶を搭載したフレームレートにこだわったモデルだ
「AORUS 17」ゲーマー向けの17.3型のCore i7-13700H搭載モデル。GeForce RTX 4070 LaptopとQHD 240Hzパネル搭載、またはGeForce RTX 4060 LaptopとフルHD 144Hzパネル搭載モデルが存在する
「AORUS 15」ゲーマー向けの15.6型モデル。Core i7-13700H搭載やGeForce RTX 4070 Laptop、QHD 165Hzパネル搭載のほか複数のモデルが存在する
ゲーム入門者向けの「GIGABYTE G5」は来月投入予定。Core i5-125000HとGeForce RTX 4050 Laptopを搭載する
オレンジで示された23年発売の第13世代Coreモデルは、昨年のモデルと比べてスリムかつTGPが高い
「AORUS 15」「AORUS 17H」の仕様
「AORUS 17」「AORUS 16」の仕様

デザイナー向け「AERO」はキャリブレーション済み有機EL搭載

 近々日本向けモデルを正式発表する、デザイナー向けの「AERO 16 OLED」と「AERO 14 OLED」の紹介と展示も行なわれた。AERO 16 OLEDはCore i9-14900HとGeForce RTX 4070 Laptopを搭載した2.1kgのモデル。AERO 14 OLEDはCore i7-13700HとGeForce RTX 4070を搭載する1.49gのモデルだ。ゲーマー向けと比べるとよりスリムかつ軽量なボディとなっている。

「AERO 16 OLED」16 型4K+(3840×2400ピクセル)有機ELとCore i9-13900H、GeForce RTX 4070 Laptopを搭載
「AERO 14 OLED」16 型4K+(3840×2400ピクセル)有機ELとCore i7-13700H、GeForce RTX 4050 Laptopを搭載

 両モデルとも比率16:10の有機ELパネルを採用。AERO 16 OLEDは4K+(3840×2400ピクセル)、AERO 14 OLEDは(2880×1800ピクセル)だ。DCI-P3 100%の色域かつ出荷前キャリブレーションを実施しており正確な色表現が可能。Display HDR 600認証も取得している。

 また、Adobe Creative Cloudに含まれる各アプリやUnity、Blenderなど主要クリエイティブアプリとの互換性テストも実施されている。PC向けの1ポート100W出力に対応したUSB PD充電器を使えるのも便利だ。

画面を1台1台キャリブレーションしたうえで出荷される
AEROシリーズはモバイルノートのようなスリムさを実現。USB-C端子は1ポートで100W出力可能なUSB PD対応充電器でも利用できる

 このほかの特徴として、microSDカードスロットがUHS-IIに対応。GoProなどのモバイルカメラで撮影した映像を素早く読み出す用途を想定しているという。また、今回の展示は英語版キーボードだが、日本向けモデルでは日本語キーボードのモデルも選べるようになるという。

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