ディスプレー選びに悩んでいる人にViewSonicの「ホーム&オフィス」モデルを推したい
ASCII.jp / 2023年3月10日 11時0分
ディスプレーは、ゲームや動画鑑賞、仕事などにおいて必要不可欠なデバイスだ。映像を通して情報を収集する、作品を鑑賞する、オンラインで人とコミュニケーションを図るなど、ディスプレーがもたらす恩恵は実に大きい。
3月・4月は新生活のシーズンで、それに備えて生活の必需品を揃えようとしている人が多いことと思われる。仕事の都合で急遽ディスプレーが必要になった、もしくはコスパを重視したディスプレーがほしくなったなど、そういった理由でディスプレーを探している人もいるだろう。でもどのメーカーのものを選べばいいかわからない。そんな人に「ViewSonic」のディスプレーをオススメしたい。
ViewSonicは、アメリカ合衆国に拠点を置く老舗のディスプレーメーカーだ。ゲームやクリエイティブに加え、ホームプロジェクターや電子黒板など法人向け製品を多く展開している。その中に、一般向けの「ホーム&オフィス」のディスプレーもある。ゲームやクリエイティブにそこまでこだわっていない人や、ディスプレー選びに悩んでいる人に向けたアンサーと言うべきモデルだ。
今回、同社のホーム&オフィスから、オススメのエントリーモデル4機種をラインアップ。どの製品も性能はさることながら、1~2万円台で購入できるコスパの高さも魅力的だ。そこで本記事では、ディスプレー選びに悩んでいる人に向けて、エントリーモデル4機種の魅力を紹介しよう。ディスプレー選びの参考にして頂けると幸いだ。
フルHD&WQHDを用意! 「VA2715-MH-7」と「VA2715-2K-MHD-7」
まずは27型フルHDディスプレー「VA2715-MH-7」と、27型WQHDディスプレー「VA2715-2K-MHD-7」から紹介しよう。
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VA2715-MH-7およびVA2715-2K-MHD-7の違いはパネル解像度とインターフェースだけで、それ以外の画面サイズやベゼル(画面の縁の部分)、機能面は同一だ。前者はフルHD(1920×1080ドット)で、後者はWQHD(2560×1440ドット)となっている。
解像度は作業の効率を上げる秘訣であり、ディスプレー選びに欠かせない要素でもある。解像度が高いほど画面の領域が広くなるうえに、パネルに映し出される映像も鮮明になるイメージだ。
フルHDとWQHDの場合、後者の方が鮮明かつ画面領域が広いということになる。ウェブブラウジングや動画鑑賞のほか、Officeソフトでの作業、複数のタスクを並べて"ながら作業"をする際は、解像度の高いWQHDがオススメだ。しかも本モデルは27型と大きめなので、映像鑑賞用にも最適だ。一方、価格を抑えたい、もしくは仕事よりも動画視聴をメインに使いたい場合は27型のフルHDを選ぶと良いだろう。
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続いては、もうひとつの違いであるインターフェース。映像を出力するための端子は背面にあり、VA2715-MH-7はHDMI 1.4とVGA端子を、VA2715-2K-MHD-7はHDMI 1.4とDisplayPortを備える。映像入出力に必要な端子、とくに主流と言うべきHDMI端子が備わっているため、パソコンはもちろんのこと、家庭用ゲーム機の映像も映し出せる。
2機種ともリフレッシュレートは75Hzで、滑らかな映像でゲームが楽しめる。それ以上のリフレッシュレートを求めるのであればゲーミングディスプレーが最適だが、そこまでこだわっていなければ75Hzでも十分だろう。
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そのほか、色再現性と高視野角を実現した「SuperClear VA」や、ディスプレー内蔵の2W×2スピーカー、目の疲れを軽減するフリッカーフリーとブルーライトフィルター、6種類のプリセットモード「ViewMode」などが特徴。なかでも、フリッカーフリーとブルーライトフィルターは、仕事や趣味で長時間パネルを見続ける人にとって嬉しい機能だろう。
ちなみに、ディスプレーの組み立てやすさもポイントだ。組み立てたスタンドをディスプレーの背面に装着してネジで留めるといったイメージが強いだろう。「自宅にドライバーがなかったら……」と考えただけで、重い溜息が出てしまう。
だが、ViewSonicのディスプレーの多くはネジ留めが不要なのだ。ドライバーがなくても組み立てられるし何より簡単だ。ディスプレーの組み立てに不安を抱いている人にとってありがたく感じるだろう。
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VA2715-MH-7は、NTTのオンラインショップ「NTT-X Store」では1万9140円で販売中(3月9日現在)。VA2715-2K-MHD-7は、通販サイト「ドスパラ」では2万4800円で販売している(3月9日現在)。どちらも1万~2万円台と手に届きやすい価格帯となっている。
上記2モデルは、27型という大きめの画面サイズで仕事や趣味をメインにガッツリ使いたい人にオススメだ。
可変リフレッシュレート対応の「VA2409-MH-7」
続いては23.6型ディスプレーの「VA2409-MH-7」。本製品は2023年2月2日に発売されたフルHDディスプレーで、広い視野角と鮮やかなカラー表現が特徴の「SuperClear IPS」を採用している。NTT-X Storeでは1万5840円で販売している(3月9日現在)。
24型のディスプレーはスタンダードな立ち位置で、ゲームやデスクワークの用途で利用する人が多い。本モデルは23.6型だが、さまざまなシチュエーションもそつなくこなせるポテンシャルが秘められている。仕事も動画鑑賞もバランス良くこなせるモデルを探しているなら、23.6型のVA2409-MH-7が望ましいだろう。
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本製品のポイントは「可変リフレッシュレート技術(VRR)」を採用していること。この可変リフレッシュレートは、画面のティアリング(チラつき)とスタッタリング(カクつき)を解消する機能だ。
例えばゲームをプレイしているとき、画面のティアリングとスタッタリングにより没入感が削がれることもある。これらはディスプレー側とGPU側の処理が追い付かないことで発生する現象で、わかりやすく言うと"あ・うんの呼吸が合わなくて画面が乱れてしまう"ということだ。だが、可変リフレッシュレートをオンにすることで画面の乱れが軽減され、映像に没入しやすくなる。
本製品はゲーム向けというわけではないが、可変リフレッシュレートに対応しているので安定したプレイが可能と言える。本製品のリフレッシュレートは75Hzで、画面が滑らかになる60fpsを超えているのは確かだ。可能であれば高リフレッシュレートのゲーミングディスプレーが望ましいのだが、お手頃な価格のモデルを欲しているのであればVA2409-MH-7でも問題ないだろう。
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背面にあるインターフェースは、HDMI 1.4とVGA端子などを備える。ノートPCの画面を出力する、家庭用ゲーム機に接続するといった使い方が可能だ。普段使っているノートPCにHDMIが搭載されていない場合、USB対応のHDMI変換機を利用するといいだろう。対応するUSBをHDMI変換機に接続することで、本製品の画面に出力できるようになる。
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本製品の価格は1万円台とかなりお得だ。普段使いはもちろん、可変リフレッシュレートで安定したゲームプレイを実現させたい人にも推したい。
コスパとサイズで選ぶなら「VA2215-H-7」が断然オススメ!
最後は21.5型のフルHDディスプレーである「VA2215-H-7」。これまで紹介してきたディスプレーの中でも、本製品の画面サイズは21.5型とコンパクトだ。
ディスプレーは、画面サイズによっては場所を取ってしまいがちだが、これぐらいのサイズ感であれば置き場所に困ることはない。できる限りスペースを確保したいのであれば21.5型がちょうど良いかもしれない。ただ、画面サイズが小さいと表示される文字のサイズも小さくなるといった注意点がある。個人的には、テキスト入力よりも動画視聴用のディスプレーか、ノートPC用のサブディスプレーとして使うことをオススメしたい。
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背面のインターフェースは、VA2409-MH-7と同じくHDMI 1.4が備わっていて、PCだけでなく家庭用ゲーム機などにも対応する。もちろんVGA端子も備わっている。
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本製品は、ドスパラでは1万2980円で販売している(3月9日現在)。コンパクトな画面サイズのモデルが欲しい人、サブディスプレーが欲しい人に推せる製品と言える。
普段使いにもってこいのディスプレー4機種
以上が、ViewSonicのホーム&オフィス向けディスプレー4機種だ。仕事や動画鑑賞、ゲームなど多様な使い方ができるのが最大のメリットとなる。また、ユーザーのニーズに合う画面サイズが多くそろっているのも嬉しいところ。大画面にこだわるなら27型、多様な用途も無難にこなせる23.6型、配置スペースをできるだけ抑えたいなら21.5型という風に、自分の環境に適したディスプレーを選択することも大事だ。
ディスプレー製品は価格が高いイメージがあるが、今回紹介したモデルは1~2万円台とお買い得だ。解像度に加えて、用途に合わせたプリセットや可変リフレッシュレート、目に優しい機能など、性能面も申し分ない。リーズナブルなうえに長く使える性能も魅力的だ。気になる人はチェックしてみてはいかがだろうか。
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