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【活用提案】iPad miniで「YouTube」や「Amazonプライム・ビデオ」などを快適に楽しむコツはこれ!

ASCII.jp / 2023年3月27日 14時0分

 プライベートな時間を過ごすとき、最適なお供となるのが“動画コンテンツ”だ。今では「YouTube」や各種の動画配信など多種多様なサービスがあるので、映画やドラマ、スポーツ観戦など、思いのままに楽しむことができる。

 動画コンテンツを楽しむ際にも、iPadは大活躍する。なぜならiPadは、どのシリーズでも高精細な画面とスピーカーを搭載していて、迫力満点の映像と音で楽しめるからだ。中でもiPad miniは持ち運びにピッタリなサイズ感なので、いつでもどこでも楽しめるというアドバンテージがある。

 そこで今回は、iPad miniで動画コンテンツを存分に楽しむための方法について紹介していこう。

動画配信サービスを便利に楽しむコツ

 「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「Disney+」など、今や動画配信サービスは花盛りだ。まずは、iPad miniで動画配信サービスを楽しむためのコツを覚えておくと、より快適に楽しめるようになるはずだ。

●見たい作品を効率よく検索する

 最近は、複数の動画配信サービスと契約している人が増えていると思われるが、それらの中から「目当ての作品を探すのが面倒」だと感じている人は少なくないだろう。見たい作品が、自分の契約しているどのサービスで配信されているかを探す場合、それぞれのサービスで検索していては非常に手間がかかる。そこで知っておきたいのが、コンテンツを横断的に検索する方法だ。

 実は、iPad miniに最初から入っている「Apple TV」アプリは、「Apple TV+」のコンテンツを視聴するだけでなく、動画配信サービス各社のコンテンツを探す機能も備わっている。このアプリで検索すれば、一発で見たい作品を探せるのだ。

 「Apple TV」アプリで検索できるサービスは次のとおり。これらのサービスを利用しているなら、ぜひ活用してほしい。

・Amazonプライム・ビデオ ・Disney+ ・Hulu ・dTV ・FOD ・Paravi ・ビデオマーケット ・ABEMA ・Apple Music ・バンダイチャンネル

「Apple TV」アプリを開き、「検索」をタップ。ボックスに探す作品名を入力して、検索結果から見たい作品をタップする。
作品詳細の中に「視聴方法」という欄があり、ここでこの作品が見られる配信サービスを確認できる。サービス名をタップすると、該当アプリが起動して作品を視聴できる。

 なお、「Netflix」や「U-NEXT」には非対応。これらのサービスを利用している人は、Google検索を使う方法がおすすめだ。

「Google」で作品名を検索。表示された検索結果の「すべての視聴オプション」をタップすると、視聴できる配信サービスが表示される。「見る」をタップすると、そのサービスに移動して視聴できる。

●リモートでみんなで一緒にワイワイ楽しむ

 コロナ禍はようやく落ち着きつつあるが、まだまだ大勢で集まるのはためらわれるという人もいるだろう。そんな人におすすめしたいのが、「ウォッチパーティ」などと呼ばれる機能だ。

 これは、リモートで同じ作品をみんなで見ながら、チャットで交流できるというもの。この機能自体はスマホなどでも利用できるのだが、iPad miniならスマホよりも大画面だから作品に没頭できるし、操作もしやすい。

 この機能を提供しているのは、「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」「Disney+」など。「ウォッチパーティ」は「Amazonプライム・ビデオ」の機能名で、ほかの配信サービスでは「Group Watch」などのように名称が異なる。だが、できることはほとんど同じなので、利用しているサービスで試してみてほしい。

 ここでは、「Amazonプライム・ビデオ」での使い方を紹介しよう。なお、参加者はAmazonのプライム会員である必要がある点には注意したい。

「Amazonプライム・ビデオ」アプリでシェアしたい作品を開いて、「ウォッチパーティ」をタップ。次の画面で任意のチャット名を入力して、「ウォッチパーティを作成」をタップする。
表示されたメッセージの「共有」をタップし、招待する方法(メッセージやメールなど)を選択して相手にリンクを送信する。相手がリンクを開けば、ウォッチパーティに参加できる。
iPad miniは、縦持ちで視聴する。画面上部に作品が流れ、下部で参加メンバーとチャットができる。

●学び直しに最適! 言語学習に活用する

 最近話題になっている「学び直し」。外国の作品が多数揃っている動画配信サービスは、作品を楽しむだけではなく、言語学習の学び直しにうってつけだ。

 なぜなら、「映画やドラマのストーリーを楽しみながら言語学習ができる」「字幕で単語を確認しながら勉強できる」「スロー再生すれば、初心者でも会話についていける」といったメリットがあるからだ。さらに、iPad miniならマルチタスク機能が使えるので、より効率的に学習を進められる。

 動画配信サービスを英語学習に使うには、当然ながら外国語字幕が表示できるサービスを使う必要がある。現在、外国語字幕が表示できる作品を豊富に取り揃えているのは、「Disney+」「Netflix」「Hulu」などだ。ここでは「Disney+」での字幕の表示方法について紹介しよう。

作品の再生画面をタップし、右上の「字幕」アイコンをタップ。「音声言語」と「字幕言語」から目的の言語を選択して「×」をタップする。
これで字幕が表示された。iPad miniなら、画面分割ができる「Split View」を使って、効率的に言語を学習できる。

「YouTube」をもっと楽しむコツ

 「YouTube」にはあらゆる動画コンテンツがあるので、自分の趣味に合わせてさまざまに楽しんでいることだろう。ここでは、iPad miniで「YouTube」を視聴するときに知っておきたいワザを紹介したい。

●「ピクチャー イン ピクチャー」機能を使う

 作業の合間などに「YouTube」を見る、といった使い方をしている人はけっこう多いかもしれない。そんな使い方をしている人に知ってほしい機能が、「ピクチャー イン ピクチャー」だ。これは、再生中の動画を小窓表示できるもので、“ながら見”をするのに最適といえる。

 「YouTube Premium」を契約しているユーザーなら、「YouTube」アプリでピクチャー イン ピクチャーを利用できる。使い方は簡単で、ピクチャー イン ピクチャーの設定を有効にしておくだけで、アプリを閉じるとすぐに小窓表示で動画の続きを見られる。

「YouTube Premium」を契約しているなら、「YouTube」アプリの右上にあるアカウントアイコン→「設定」をタップ。「全般」にある「ピクチャー イン ピクチャー」をオンにする。
動画再生中に「YouTube」アプリを閉じると、自動的にピクチャー イン ピクチャーで表示される。この小窓は、ドラッグすれば任意の場所に移動が可能だ。

 「YouTube Premium」と契約していない場合は、この方法は利用できない。だが、裏ワザがあって、ブラウザーで「YouTube」を見ると、ピクチャー イン ピクチャー機能が利用できるのだ。

ブラウザーで「YouTube」を開き、目的の動画をタップ。もし、「YouTube」アプリが開いてしまう場合は、長押しして「バックグラウンドで開く」を選択しよう。再生画面をタップし、右下のフルスクリーンアイコンをタップする。
動画がフルスクリーンで表示されたら、画面をタップして「ピクチャー イン ピクチャー」アイコンをタップ。これで、表示が切り替えられる。

●「YouTube」の画質を調整する

 iPad miniはコンパクトなので、いろいろな場所で「YouTube」を見るのに便利だが、通信が安定しない場所では画質が不安定になることもある。また、画質は安定しているけど、データ通信量が気になるので画質を落としたい、といったこともある。

 「YouTube」は、基本的にそのときの通信状況に合わせて画質を自動調整するが、上記のような事情があるなら、手動で調整したほうがいいだろう。

再生画面をタップし、表示された「歯車」アイコンをタップする。「画質」をタップして、目的の画質を選択する。
さらに細かく画質を指定したい場合は、前の画面で「詳細設定」をタップ。再生中の動画で利用できる画質が表示される。値が小さいほど画質が下がるので、目的に応じて選択しよう。

●広告が表示されないようにする

 「YouTube Premium」に契約していれば、広告はすべてカットされるので、ストレスなく動画を楽しめる。しかし、契約していないユーザーの場合、動画によっては広告が多くて、内容に集中できないということもあるかもしれない。

 そんなときにおすすめしたいのが、「Brave adblockで広告をブロックするブラウザ」というアプリを使って「YouTube」を見る方法だ。このアプリは、広告表示やトラッカーをブロックし、高速な表示を実現した新世代のブラウザー。無料で利用でき、ユーザーは何も設定しなくても広告をブロックしてくれる。

【Brave adblockで広告をブロックするブラウザ】 作者:Brave Software 価格:無料(アプリ内課金あり) https://apps.apple.com/jp/app/id1052879175

「Brave adblockで広告をブロックするブラウザ」は、広告などをシャットアウトするブラウザーアプリ。何も設定しなくても、「YouTube」の広告をカットしてくれる。どのくらいカットされたかは、右上のアプリアイコンをタップすると確認できる。

手持ちのDVDをiPad miniで楽しむ

 iPad miniでDVDを見たいと思うときもあるだろう。映画作品なら、動画配信サービスで提供されていれば、そちらで見ればいいわけだが、配信されていないということもよくある。

 iPad miniでDVDを楽しむ最も確実な方法は、外付けのDVDドライブを使って再生することだ。しかし、DVDドライブを物理的にケーブルで接続してしまっては、iPad miniならではの携帯性が損なわれてしまう。そこで活用したいのが、ワイヤレスで接続できるDVDドライブだ。

 例えば、バッファローのDVDプレーヤー/ CDレコーダー「ラクレコ RR-PW1-WH/N」はWi-Fiに対応し、iPad miniとの煩わしいケーブル接続が不要。DVDドライブから離れた場所にいても、ワイヤレスで動画を楽しめる。また、音楽CDをiPadに取り込むこともできるので、音楽配信サービスで配信されていない楽曲をiPadで楽しむ場合にも最適だ。「ラクレコ」の電源は、AC電源のほか、モバイルバッテリーも利用できる。

Wi-Fi接続ができるバッファローのDVDプレーヤー/ CDレコーダー「ラクレコ RR-PW1-WH/N」。実売価格は、1万980円前後(取り扱いはAmazonのみ)。

 「ラクレコ」でDVDを見る場合、初めにDVDドライブのアクセスポイントにiPad miniを接続する必要がある。コントロールセンターから接続する手順を覚えておこう。

コントロールセンターから接続するには、「Wi-Fi」アイコンを長押し。続けて、もう一度「Wi-Fi」アイコンを長押しすると、アクセスポイント一覧が表示されるので、DVDドライブのアクセスポイントをタップする。

 「ラクレコ」でDVDを再生するには、「ラクレコDVDプレーヤー(ラクレコ RR-PW1用)」というアプリを利用する。ドライブが接続できたら、アプリを起動して、「このメッセージをタップしてDVDを再生します。」をタップして視聴しよう。

【ラクレコDVDプレーヤー(ラクレコ RR-PW1用)】 作者:sMedio, Inc. 価格:無料 https://apps.apple.com/jp/app/id1603384364

DVDドライブが接続できたら、「ラクレコDVDプレーヤー」アプリを開き、「このメッセージをタップしてDVDを再生します。」をタップ。DVDドライブにセットされたDVDを視聴できる。

 iPad miniは、いろいろな場所への持ち運びがしやすいので、いつでもどこでも動画を楽しめる最適なデバイスだ。今回紹介したコツの数々を知っておくと、動画コンテンツをより快適に楽しめるようになるだろう。

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