ツイッター新API導入、無料プラン含む3種 旧APIは30日以内に廃止へ

新しいTwitter APIの紹介ページ

　ツイッターは3月30日、延期されていた新しいAPIの導入を開始したと発表した。プランは「Free（v2）」「Basic（v2）」「Enterprise」の3種類。「Standard （v1.1）」などの旧仕様APIは順次廃止される。

無料の新APIは月間1500ツイートまで対応

　今回新たに導入されたAPIは以下の通り。

Free（v2）

　書き込み専用の無料APIで、月間1500ツイートまで投稿可能。メディアのアップロードにも対応する。提供されるアプリIDは1つ。

Basic（v2）

　Basic（v2）は愛好家向けの有料API。料金は月額100ドル（約1万3300円）で、月間最大5万ツイートまで投稿可能。アプリIDは2つ提供される。

Enterprise

　法人や大規模な商用利用向けのAPI。専任チームによるアカウントマネジメントなどが含まれる。価格は非公開。

　なお、研究など学術目的でAPIを使うユーザーに関しては、現在検討中の専用プランが導入されるまで、暫定的に上記3プランを全て無料で利用できる。

　また「Ads API 」については、承認されたTwitter APIデベロッパーであれば、上記3プランいずれの場合も追加料金なしで利用可能だ。

古いAPIは今後30日以内に廃止予定

　今回の新API導入に伴い、これまで提供されてきた以下のAPIは今後30日以内に廃止される。

• Standard （v1.1）
• Essential （v2）
• Elevated （v2）
• Premium

　ツイッターは廃止予定のAPIを利用中のユーザーに対して、早めに新しいAPIへ移行するよう呼びかけている。