サムスン、待望の「Galaxy S23」シリーズと、ミドルレンジの「Galaxy A54 5G」を日本投入決定

　サムスンは今日6日、Galaxy S23シリーズとGalaxy A54 5Gの日本導入を発表した。取り扱いはドコモとau、楽天モバイルの3キャリア。ただし楽天モバイルはGalaxy S23のみ。Galaxy A54 5Gはドコモとauからの発売となる。なお、Galaxy S23シリーズの発売日は4月20日、Galaxy A54 5Gは5月下旬以降の発売を予定している。

　Galaxy S23シリーズは今年1月にサンフランシスコで開催された「Galaxy Unpacked」で公表されたフラッグシップモデル。Galaxy S23+以外のGalaxy S23とGalaxy S23 Ultraが日本で発売される。Galaxy S23+は昨年のS22+に続いて見送られた。Galaxy A54 5Gは3月にグローバルで発表されたモデルだが、早くも日本に投入される。

軽量コンパクトでハイエンド Galaxy S23

　Galaxy S23は基本的にはグローバル版と同じだが、ストレージなどがやや違うのでスペックをおさらいしよう。ディスプレーは6.1型（2340×1080ドット、120Hz）、SoCはSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyを採用。メモリーは8GBだがストレージは256GBのみ。バッテリー容量は3900mAhで、5Gはミリ波とSA（スタンドアロン）に対応し、Wi-Fi 6Eもサポート。

ドコモ版Galaxy S23

au版Galaxy S23

楽天モバイル版Galaxy S23

　カメラは5000万画素の広角、1200万画素の超広角、1000画素の望遠（光学3倍）の3眼。インカメラは1200万画素。そのほか、防水防塵、おサイフケータイ、ワイヤレス充電などに対応する。

待望のストレージ1TBモデルも！ Galaxy S23 Ultra

　Galaxy S23 Ultraはグローバル版と同じく、1TBモデルが日本のラインナップに加わった。6.8型（3088×1440ドット、120Hz）の有機ELディスプレーを搭載し、SoCはSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy、メモリーは12GB、ストレージは256GB/512GB/1TBが用意される。ただし、512GBと1TBはauオンラインショップのみ。バッテリー容量は5000mAhで、ミリ波と5G SA、Wi-Fi 6Eに対応。そして最大の特徴であるスタイラス「Sペン」が付属・内蔵されることだ。

ドコモ版Galaxy S23 Ultra

au版Galaxy S23 Ultra

　カメラは2億画素の広角に、1200画素の超広角、10画素の望遠（光学3倍）、1000画素の望遠（光学10倍）という4眼構成で、インカメラは1200万画素。もちろん防水防塵、おサイフケータイ、ワイヤレス充電などにも対応する。

　そしてミドルレンジのGalaxy A54 5Gは昨年発売されたGalaxy A53 5Gの後継機種。本体サイズは約76.7×158.2×8.2mm、重さは202g。6.4型（2340×1080ドット、120Hz）の大型有機ELディスプレー、5000mAhの大容量バッテリー、よりセンサーが大きくなった5000万画素のメインカメラと超広角にマクロレンズ、インカメラは3200万画素と、ミドルハイクラスの実力を誇る。SoCはサムスン製のExynos 1380が搭載される。カラバリはドコモ版がオーサムバイオレット、オーサムグラファイト、オーサムホワイトの3色、au版がオーサムバイトレット、オーサムグラファイトの2色。

ドコモ版Galaxy A54 5G

au版Galaxy A54 5G