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合計3画面のワイドビュー、ScreenX導入の109シネマズプレミアム新宿が4月14日にオープン

ASCII.jp / 2023年4月12日 13時0分

エントランス

 東急レクリエーションは4月11日、4月14日にオープン予定の映画館「109シネマズプレミアム新宿」のメディア内覧会を開催した。

東急歌舞伎町タワー

プレミアムな映画館、まだ珍しいScreenXに対応

 東急歌舞伎町タワーの9Fと10Fに8つのスクリーンを用意。うちシアター6は新宿エリアでは初の「ScreenX」を導入。正面スクリーンに加え、左右の壁面にも映像を投影する3面ワイドビューシアターとなっており、映画やライブ映像が視界いっぱいに広がり、高い臨場感と没入感を得ることができる。

ScreenXを導入したシアター6
壁面もスクリーンになっており、3画面の投影が可能
側面に投影するためのプロジェクターが見える

 また、シアター8はフィルム上映ができるシアターとして35mmフィルム映写機を搭載している。シアター7には奥行き4mの舞台と、特殊な照明設備を備え、映画の上映にとどまらない、さまざまな用途での活用ができる。座席にもこだわっており、日本初の全シアター全プレミアムシートでリクライニング機能やサイドテーブルを備えた「CLASS A」(一般4500円)に加え、よりプライベート感が高い「CLASS S」(一般6500円)のシートを用意している。音響設備は、109シネマズオリジナル規格の「SAION」をベースにした「SAION-SR EDITION」。シアター3はDolby Atmos対応だ。

SAION-SR EDITIONは坂本龍一氏の監修
開場チャイムが鳴っている時の演出(シアター7)
シアター7、観客席がかなり高い位置に置かれた独特の構造
階段のライティングなど、こだわりの空間演出
シアター7の中央に1列置かれたCLASS Sのシート
ソファーの座り心地が極上で、左右のスペースが広くとられているほか、顔の周囲が左右と遮られており、プライベート性が高い空間となっている。
CLASS Aのシートは左右の仕切りがない
ただのひじ掛けではなく、ゆとりをもってものが置けるスペースを確保している
リクライニング用のスイッチ
傘立てまである。
Dolby Atmos対応のシアター3は多数のスピーカーが壁面や天井に設けられている。

新宿の喧騒を忘れるような空間

 ノイズのない空間、あなただけの特別な鑑賞体験をうたうシアターは、これまで見たことがないようなプレミアムなもの。シアターデザインは、映画に集中できるよう黒を基調とし、音響面にも配慮した立体的な壁面となっている。映画の上映を待つメインラウンジや、CLASS Sシートを利用した人が使えるプレミアムラウンジ「OVERTURE」には、新宿ミラノ座の記憶や街とつながる館内アートをこの場所にために作成された新作として飾っている。

ラウンジスペースは座り心地のいいソファーや大画面のスクリーンなどが多数置かれている。
都会的でアートな雰囲気を感じさせる一角も
CLASS Sシートを利用した人が使えるOVERTURE
高層ビルが立ち並ぶ新宿の風景を堪能できる。
立地は西武新宿線の新宿駅の近くだ。JR新宿駅からも近い。
パウダールームも備えている。
風景を楽しみながらリラックスできそうだ。

こだわりのフード/ドリンクも見どころ

 飲食は2種類。WELCOME CONCESSIONでは、塩・キャラメルの味ごとに豆の種類を変えた、おかわり自由のこだわりのポップコーンやソフトドリンクを提供。THE BARはえりすぐりのメニューを用意している。豊富なジャパニーズウィスキーが特徴となり、季節によってかわるクラフトビールや、フード類を提供する。

THE BARのカウンター
おいしそうなホットドッグも用意
WELCOME CONCESSIONでは、塩とキャラメルで味ごとに豆の種類を変えたポップコーンやソフトドリンクを提供

 サステナビリティにも配慮しており、コンセプトブックやショッパーなどは石灰石を主原料とする新素材LIMEXを使用。スタッフの制服もジェンダーレスなものとしている。

 なお、ショップスペースとなる「POST CREDIT」はチケットなしでも入ることが可能で、映画の公式グッズやコラボ商品だけでなく、限定商品や歌舞伎町のお土産などを用意している。

POST CREDIT

坂本龍一氏の想いが反映された劇場

 こうした109シネマズプレミアム新宿の企画には、音楽家の坂本龍一氏が深く協力した点にも注目だ。ラウンジで流れる館内BGM(109 Sinjuku - Lounge)、約5秒間の開場チャイム(109 Shinjuku - Chime)、本編前に流れる約30秒の動画で使われる音楽(109 Shinjuku - Clarifier)は坂本龍一さんが作曲した。また、音響設備のSAION-SR EDITIONの監修を行ったほか、フィルム上映ができるシアターの設置についても坂本龍一さんの意見を反映したものだという。

POST CREDITに置かれている音響監修に関する説明の展示。

 こうした経緯を踏まえながら、109シネマズプレミアム新宿では、4/21と4/22に「Ryuichi Sakamaoto Premium Collection All Night」として、坂本龍一氏が音楽制作を担当した映画やライブ映像を上映するイベントを実施。さらに5月18日までは、「戦場のメリークリスマス」「シェルタリング・スカイ」「天命の城」といった映画作品、「坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK:async」のほか「Ryuichi Skamoto: Playing the Piano 2022+」などのライブ映像を上映する。Ryuichi Skamoto: Playing the Piano 2022+は、昨年12月に世界配信した映像にボーナストラックを加えた特別版となっている。

POST CREDITにあった坂本龍一さんをフィーチャーした展示
ラウンジで流れるBGMは坂本龍一さんが担当しているが、使用しているスピーカーも豪華で音質へのこだわりが感じられる。

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