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ホワイトカラーのゲーミングPCや水冷ユニットがBTOメニューに追加!マウスコンピューターが今後の新製品を発表

ASCII.jp / 2023年4月21日 10時0分

 4月20日、マウスコンピューターは同社にて新製品の発表会を実施。最初にマーケティング本部 製品部 部長である小林俊一氏が登壇し、ブランド説明などを行なった。マウスコンピューターは今年で創業30周年を迎え、従来の「人とパソコンをもっと近づける」から、新たに「期待を超えるパソコン!」をスローガンに抱えて、お客様に製品を届けていくとコメント。

マーケティング本部 製品部 部長 小林俊一氏

 また、同社のブランドについて改めて紹介。それに加え、すでに公開しているが、30周年記念として、これまで1年だった無償保証を3年に延長し、送料も無料になることを改めてアピールした。

同社のPCブランドは一般向けの「mouse」、ゲーミング用途の「G-Tune」、クリエイティブ用途の「DAIV」、法人ブランドの「MousePro」。そして、ディスプレーブランドの「iiyama」と多岐に渡る
3年無償保証、送料無料は4月11日以降の製品が対象。ワークステーションは対象外だが、4月20日に発売されたDAIVブランドのワークステーションは対象となる

 さらに、4月11日からは製品名も刷新するという。デスクトップPCは、ブランド名の後にシャーシのサイズ、マザーボードのランクと続き。CPUのメーカー、CPUランク、GPUモデル、GPUのランクで構成される。

デスクトップPCの型番構成

 一方、ノートPCはブランド名の後に特徴、画面サイズ、CPUメーカー、CPUのランクと続き。その後にGPUのランク、本体カラー、世代で構成される。

ノートPCの型番構成

G-Tuneにホワイトカラーが登場予定!

 その後、同社は開発機や展示機の紹介を行なった。G-TuneやDAIVのデスクトップPCには、4月13日に市場に投入されたばかりのNVIDIA「GeForce RTX 4070」を搭載したモデルを追加。

GeForce RTX 4070搭載したG-Tuneは4月19日に発売し、DAIVは4月26日に発売される予定

 さらに4月20日からは、DAIVブランドにてCPUにインテル「Xeon W-2400」シリーズを搭載したワークステーションを発売した。

DAIVは2023年1月18日よりフラグシップモデルのケースを一新。サイズを大型化し、あまり使わなくなったシャドウベイを排除して内部の余裕を確保。大型化されるビデオカードにも対応しつつ、そのビデオカードを支える支柱を搭載。さらに、オプションだった底面後部のキャスターを標準で備えている
インテル「Xeon W-2400」シリーズ搭載するワークステーションの構成

 同社のゲーミングブランドG-Tuneのケースは、これまでカラーが黒のみだったが、ホワイトカラーも鋭意開発中ということも明らかにした。ホワイトカラーモデルは、以前からユーザーからの要望が多かったため追加を決めたとのこと。

ホワイトカラーは7月ごろからBTOオプションで選択可能予定。今までのブラックモデルではLEDが赤だったところ、ホワイトカラーモデルではLEDが爽やかさを感じる青になる

水冷ユニットがBTOメニューで選べるようになった

 ノートPCはインテル第13世代Coreプロセッサーを搭載したモデルなどを追加。中でも注目は、水冷ユニットがオプションで選択できるようになったG-Tune Hシリーズだ。

 従来の「G-Tune H5-LC」は水冷ユニットが付属していたが、インテル第13世代Coreプロセッサーを搭載したモデルは、水冷ユニットがBTOオプションでの選択制に変わった。本モデルは電源が330Wの大容量のモデルになったため、空冷でも高いパフォーマンスを発揮できるという。しかし、水冷ユニットを使った方が最低フレームレートの落ち込み方が抑えられるとベンチマーク結果も示してアピールした。

水冷ユニットが選択できるようになった「G-Tune H6-I9G80BK-A」
ディスプレーは16型で、リフレッシュレートが240Hzに対応。Core i9-13900K&GeForce RTX 4080と、CPUとGPUが共に高いことで、従来機よりもより高い性能を有しているとアピール
CINEBENCHと3DMarkでは、従来機よりは大きくスコアを伸ばしているが、本機の水冷と空冷ではスコア差がわずか
しかし、水冷時はフレームレートの落ち込みが抑えられ、安定したPCゲーム動作が見込めるとしている。また、当たり前のことだが、水冷ユニットを使った方が空冷よりも静音性に優れるというメリットもある

 ちなみに水冷ユニットは、従来と形状は同じだがノートPCとの接続部分が変更。従来機では金属部分がむき出しになっていたところ、今回からはきちんと収まる形になっている。

従来の接続部
水冷ケーブルの接続部は、金属部がむき出しになっていない。水漏れも抑えられているようだ
インテル第13世代Core i7-13700Hと、GeForce RTX 4060を備えた16型の「G-Tune P6-I7G60BK-A」
G-Tune PシリーズはCPUとGPUの組み合わせが異なる、複数の構成がある。発売は4月24日。ディスプレーのリフレッシュレートは165Hz。型古のGPU「GeForce RTX 3050」を搭載して16万9800円と価格を抑えたモデルも用意するという
インテル第12世代Core i7-12650HとGeForce RTX 4060を搭載した14型の「G-Tune E4-I7G60DB-B」
CPUを一世代前の第12世代Coreプロセッサーにして価格を抑えたモデル。ディスプレーは14型でリフレッシュレートが144Hz。持ち運んで使いたい、ゲームを楽しみたいという両方を満たした若者向けとのこと

 DAIVブランドでも水冷ユニットがオプションで選べるDAIV Nシリーズを4月20日に市場に投入。加えて14型でマルチコア性能が向上したDAIV Sシリーズも4月20日に発売する。

DAIV N6は従来のDAIV 7Nが4.65kgあったところ、約2.44kgと一般的なクリエイター向けノートPCの重量に収まっていながら高性能なところが特徴。クリエイター向けであるためディスプレーはsRGB100%。G-Tune Hシリーズと同じく330Wの大容量電源を備え、空冷でも高い性能を維持するという
V-Rayベンチマークのスコアは、水冷と空冷とそれほど差はないが、CADで用いられる大規模な点群データの変換速度は、水冷の方が処理速度に差が出たという。データの容量が大きくなれば、その分差も大きくなるのはもちろん、水冷は静音性に優れるメリットもある
インテル第13世代Coreプロセッサーを備えた14型の「DAIV S4-I7G60CB-B」
DAIV Sシリーズは、インテル第13世代のCore i7を搭載し、マルチコア性能が向上。4月20日に発売。画像編集にオススメだが、VRAM 8GBのGPUも備えるためCADなどの作業を行なう人にも検討して欲しいモデルとのこと

 iiyamaのディスプレーには、USB Type-C搭載モデルが5月下旬に追加。LANケーブルを繋げればネットワークにも接続できるので、USB Type-Cケーブル1本でノートPCの画面出力と、ネットワーク接続が可能になるという。

USB Type-C接続が可能な27型ディスプレー「ProLite XUB2792QSN-B5」
ProLite 92シリーズは、Alt Mode接続が可能なUSB Type-Cに対応。65W出力のUSB Power Deliveryで給電可能なノートPCなら、USB Type-Cケーブル一本で給電と画面出力が可能。さらに、ディスプレーのギガビットLANポート経由でルーターなどに繋げ、ネットワーク接続していれば、USB Type-C接続したノートPCもネットワークに接続できる

 そのほか、会場にはすでに発売中の同社の34型ウルトラワイドディスプレーや、23.8型のゲーミングディスプレーなども展示されていた。

34型でアスペクト比21:9のウルトラワイドディスプレー「XUB3493WQSU-B5」
ウルトラワイドディスプレーの主な特徴
ゲーミングディスプレー「G-MASTER」のラインアップと主な特徴

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