レトロゲームをキレイに描写できる最新のアップスキャンコンバーター

　レトロゲーム機などをHDMIに変換して出力するアップスキャンコンバーター「UPEMPIRE CLIMAX」がエアリアから発売。テクノハウス東映にて1万2800円で販売されている。

レトロゲーム機を現行のディスプレーに接続できるアップスキャンコンバーターの新モデル。従来機種より機能が向上している

　レトロゲーム機やVHSプレイヤーの標準的な規格であるRCA入力（コンポジット/赤白黄/Sビデオ）をHDMI出力にアップスキャン、一般的なHDMI接続のディスプレーで使用可能するアップスキャンコンバーター。基板からボディまでを再設計したほか、様々なシーンにおけるテストと独自のチューニングを行なうことで「シリーズ史上最もキレイな描写を実現した」（メーカー）という。

　新しい画像エンジンを搭載し、従来モデルから大幅に画質が向上した点がトピック。ダイナミックコントラストエンハンスや3Dコムデノイズフィルター、デインターレースフィルター、アダプティブエッジ増強、カラーマネージメント補正などの画像処理技術が応用されている。

ノイズやカラーの動画描写を見直すことで、「シリーズで最もキレイな描写」を実現。4:3比を維持できる機能も備える

コンバーターだけでなくHDMI切替器としても使用可能

　また、「4：3比率維持機能」を備え、画面比率を4:3と16:9から選択可能。HDMI出力だけでなく2系統のHDMI入力によるHDMI切替機能を搭載、HDMIポートの少ないディスプレーでもレトロゲーム機以外の機器をHDMI接続のまま使用できる点は嬉しい。

　入力端子はRCA×1、Sビデオ×1、HDMI×2、出力はHDMI×1、3.5mm音声出力×1。出力解像度は1080p/60Hzに対応している。