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CHUWIの14型ノートPC「GemiBook XPro」実機レビュー = 新型CPU「インテル N100」の実力はいかに!?

ASCII.jp / 2023年4月24日 10時0分

 まずCPU性能だが、「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は2879pts、「CINEBENCH R20」のCPU(Multi Core)は1102ptsとなった。

 MiniBook XがR23は1471 pts、R20は538ptsだったので、GemiBook XProがR23は約196%、R20は約205%相当のスコアを記録したことになる。

 実際、GemiBook XProを操作していても体感的に明らかに早い。一般アプリであれば実用的な動作速度で利用できる。

「HWiNFO64 Pro」で取得したシステムの概要
「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は2879pts、 「R20」は1102pts

 3Dグラフィックス性能については、「3DMark」のTime Spyは387、Fire Strikeは1170となった。

 MiniBook XがTime Spyは217、Fire Strikeは738だったので、GemiBook XProがTime Spyは約178%、Fire Strikeは約159%相当のスコアを記録したことになる。

 「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレベンチマーク」(1024×768ドット、標準品質、ノートPC)で5214(普通)というスコアを記録しているので、解像度と品質を下げれば、プレイできる3Dゲームも存在するわけだ。

「3DMark」のTime Spyは387、Fire Strikeは1170、Night Raidは4819、「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレベンチマーク」(1024×768ドット、標準品質、ノートPC)のスコアは5214(普通)

 ストレージは、今回の試用機にはSATA接続SSD「G521N256GB」が搭載されていたが、「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は545MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は505MB/sとなった。

 SATA接続SSDとしては順当な結果だ。もっと安価なノートPCではストレージにeMMCを採用していることがある。体感速度を大きく左右するパーツだけにSATA接続SSDにこだわって正解だ。

今回の借用機にはSATA接続SSD「G521N256GB」が搭載されていた
「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリードは545MB/s、ライトは505MB/s

 バッテリーベンチマークについてはディスプレー輝度40%で「PCMark 10 Modern Office Battery Life」を実行したところ、7時間動作した。バッテリーは38Whと決して大容量なわけではないが、モバイル用途に活用できる駆動時間が確保されているのも立派である。

ディスプレー輝度40%で「PCMark 10 Modern Office Battery Life」を実行したところ7時間動作した

普通に使えるできるだけ安いPCが欲しいなら 購入すべきはGemiBook XProだ

 結論からお伝えすると、GemiBook XProはサブ機としてなら非常に魅力的なマシンだ。メイン機として考えると、長く使う場合にはメモリーとストレージ容量がネックとなる。しかし、外出先に気軽に持ち出すサブマシンとしてなら問題はない。

 今回実際に使ってみて、辛いと感じたのはウェブカメラだが、これさえも価格を考慮すれば納得できる。高画質でビデオ会議したいのならスマホを使ったっていいのだ。

 普通に使えるノートパソコンをできるだけ低予算でGETしたいなら、購入するべきは本機だと、強く推せる1台だ。

 

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