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オーディオテクニカを愛する筆者が愛用する機器をかるーく紹介

ASCII.jp / 2023年5月6日 15時0分

 皆さんは普段、音楽を聴くときやパソコンで音声を聴くイヤホンやヘッドホンにこだわりはあるだろうか。筆者は、もっぱらオーディオテクニカ製のもので揃えている。特にヘッドホンに関してはオーディオテクニカ製のものしか使用していない。

 オーディオテクニカは東京都町田市に本社を置くAV機器メーカー。レコードプレーヤー用のカートリッジ製造を専業として創業し、現在でも製造し続けており、さまざまなメーカーのレコードプレーヤーに採用されている。

 現在は、イヤホン・ヘッドホンはもちろん、マイクやAVアクセサリーまで幅広く製造し、同社のマイクは、バイクレースの最高峰シリーズ「MotoGP」の中継用マイクに採用されている。

 そんな筆者が愛用しているオーディオテクニカ製品を”かるーく”紹介していく。

オーディオテクニカのヘッドホンならこれがオススメ

 一番手は「ATH-MSR7b」。2018年に「ATH-MSR7」の後継機として発売された。先代から軽量化され、不評な点だった側圧も改善され、つけ心地がとても良く筆者が一番愛用しているヘッドホン。音質は、特に強調された音域はないフラットなモニター系。低音が物足りないと思うこともあるが、聴き疲れしない。モニター系の音が好みの筆者にピッタリだった。

A2DCの純正リケーブルもコンプリート

 ニ番手は2月に発売された「ATH-M50xSTS」。CES2023で発表され、定番モニターヘッドホンのひとつ「ATH-M50x」とAT20シリーズマイクロホンの技術を組み合わせたヘッドセット。XLRモデルとUSB接続モデルがあるが、音質面も考えてXLRモデルをチョイス。ATH-MSR7bに比べ、中低音が少し前面にでて、普段から音楽を聴くのにも楽しい音質になっている。

 余談だが、筆者が音の傾向を調べる時は、Daft Punkの「Random Access Memories」をベースにしている。

 三番手はオープン型ヘッドホン「ATH-AD900X」。オープン型故に低音は薄くなってしまうが、音場の広がりがよく、ライブ音源ではそれをよく実感できる。また、人の声がクローズド型より聞き取りやすく、YouTubeなどでライブ配信を見るのに重宝する。オープン型なので、本体重量も軽く、物理的に疲れにくい。

やっぱりオーディオテクニカといったらアナログレコード

 四番手はレコードプレーヤー「AT-LP120XBT-USB」。長らく海外専売だった「AT-LP120USB」にBluetooth接続が追加されパワーアップし、日本にも登場した。今では数少ないダイレクトドライブ方式を採用し、カウンターウェイトなどもあり、かなりの本格仕様。ウン十万円するプレーヤーを買う気はないが、U2万円ぐらいの簡素なものでは物足りない人にはピッタリではないだろうか。音質についてはスキップ(アナログの音を評価できるほどの知見と環境がない!)。

エントリーモデルにはない針圧調整
Yung Baeは今年のフジロックに初登場! Giger Rootと並んで注目

 他にも、以前紹介したことがある新サウンドバーガー「AT-SB2022」も健在。スピーカーなどの接続ケーブルもほぼGOLDLINKシリーズに統一している。

AT-SB2022。好評すぎてCESで再販が発表された
GOLD LINKシリーズ

 他にも細かいものはあるが、使用頻度が高いのはこのあたり。現在は「ATH-WP900」の購入を検討中。もし記事を読んでオーディオテクニカ製品に興味を持ってくれた人がいたならば、ぜひ家電量販店や専門店などで試聴してみてほしい。

最後に

 どのメーカーのなにを使うかは人の好みだが、音楽はアーティストへの敬意もこめて良い音で聴くべきだと筆者は思っているので、ノイズキャンセリングや意図的な低音モリモリイヤホンもいいが、ピュアな音でも選んで欲しいと願っている。今まで聴こえてこなかった楽器の音に気がついたりして楽しいですよ。

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