1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

やっぱり快適に使うなら8シリーズのスナドラ!? 人気SIMフリースマホ全紹介【ハイエンド編】

ASCII.jp / 2023年5月4日 12時0分

 量販店やECサイトで単体で購入できるSIMフリーのAndroidスマホから人気モデルをピックアップして、その特長やスペックを紹介する本特集。第1回の今回は、【ハイエンド編】を掲載。【5~7万円台編】【3~4万円台編】【エントリー編】の全4回で掲載を予定している。

高性能SoC搭載で普段の操作もゲームでも常に快適 カメラやネットワーク対応には違いが見られる

 ハイエンド機の魅力は何と言ってもその高い性能。いずれもSnapdragon 8シリーズ(もしくはグーグル独自のSoC)と高リフレッシュレートの有機ELパネルを採用しており、スムーズかつ快適に利用でき、3Dを活用した高負荷なゲームにも活躍してくれる。すべてが最新世代のSoCを搭載しているわけではないが、こうした特長は基本的に共通している。

ハイエンド機はやはり比較的大型の端末が中心だが、Zenfone 9やXperia 5 IVのようなコンパクトだが、高性能を売りにするモデルも

 一方で、端末ごとに差があるのはカメラやネットワーク対応など。カメラはメインにはいずれも高画質のセンサーを採用しているが、望遠や超広角、マクロなどで違いが見られる。ネットワークも5G対応と言っても、ドコモ4.5GHz帯のn79など、利用できるバンドは違いがある。指紋センサーの位置やイヤホン端子の有無、防水/FeliCa対応かといった点も自分が求める内容か確認してほしい。

ハイエンドの中でもさらに高性能なモデルの場合、超広角や望遠にも力が入っているケースがある。写真はペリスコープ型の望遠レンズを搭載する「Pixel 7 Pro」

人気SIMフリースマホカタログ 【いずれも快適に動作する高性能SoC搭載のハイエンド編】

●グーグル「Pixel 7 Pro」 ●グーグル「Pixel 7」 ●シャオミ「POCO F4 GT」 ●シャオミ「Xiaomi 12T Pro」 ●ASUS「Zenfone 9」 ●ソニー「Xperia 5 IV」 ●ASUS「ROG Phone 6」 ●REDMAGIC「REDMAGIC 8 Pro」 ●Black Shark「Black Shark 5 Pro」

光学5倍の望遠レンズと超解像ズームで、望遠での撮影が◎ Pixelシリーズの現行最上位「Pixel 7 Pro」

 おなじみグーグル「Pixel」シリーズの現行フラグシップモデル。4万円強の価格差がある後述の「Pixel 7」とは同じSoC(Google Tensor G2)を搭載しているが、画面サイズ(7の6.3型に対し、6.7型)、画面解像度、ディスプレーのエッジデザイン、リフレッシュレート(90Hz→120Hz)、メインメモリー(8GB→12GB)、ミリ波対応(7はサブ6のみ)などがある。

ディスプレーの両端がかなり大きく曲面になっているのがわかる

 ただし、最大の違いと言えるのがカメラ。メインの50メガ、超広角の12メガはPixel 7と共通だが、ここにペリスコープ式の光学5倍の望遠レンズが加わる。これと超解像ズームとの組み合わせで望遠は最大30倍まで対応。しかも高度な画像補正技術で画質も極めて高い。望遠での撮影を頻繁にするユーザーなら、価格差はあっても、このPixel 7 Proがオススメだろう。

最近のPixelシリーズはカラバリも魅力の1つだ

 なお、5Gについてはドコモ4.5GHz帯のn79には今回も非対応。ドコモユーザーにとっては、ネットワーク対応にやや制限が加わる点は考慮したい。

●【レビュー】Google Pixel 7も「Proがオススメ!」仕事にも使える機能が洗練! ●Pixel 7 Proで「カッコいい料理写真」を撮るテク〜2倍ズームとポートレートモードを使いこなせ!

望遠をそれほど使わないのであればこちらがオススメか 比較的使いやすいサイズで価格も手頃「Pixel 7」

 続いてはよりお手頃な「Pixel 7」。価格は128GBモデルが8万2500円だが、Googleストアはセールを積極的に展開しており、GWも5月7日まで割引中で7万4500円だ。

Pixel 7は前面はほぼフラット。しかも横幅は比較的抑えられている

 Pixel 7 Proのところで説明したように、望遠レンズこそ装備しないが、超解像ズームは本機でも利用でき最大8倍まで対応。多くの場面で十分なものとなっている。

カメラは標準+超広角の2眼構成。しかし、超解像ズームがかなりカバーしてくれる

 一方で画面サイズは6.3型、横幅は約73.2mm(7 Proは約76.6mm)と比較的使いやすいサイズに収まっているほか、ディスプレーもほぼフラットなタイプなので、こちらの方が使いやすいというユーザーも多いはず。Lemongrass、Snow、Obsidianという3色のカラバリも非常に魅力的だ。

nanoSIM+eSIMでのデュアルSIMが可能なPixel 7だが、最近のアップデートでデュアルeSIMでの利用も可能になった

●ついに登場した「Pixel 7」は最新チップとAI技術でカメラが一層進化 ●グーグル「Pixel 7」と「Pixel Watch」にタッチ!良かった所・不満な所

スナドラ8 Gen 1搭載機が安い! セールも頻繁に開催 シャオミ「POCO F4 GT」

 シャオミの中でもより廉価なラインとして展開されている「POCO」ブランド。そのハイスペックモデルが「POCO F4 GT」となる。

ゲーミングスマホ寄りのシャオミ「POCO F4 GT」。Snapdragon 8シリーズ搭載機を非常に安価に入手できる1台という面も持つ

 すでに世代こそは若干古くなったが、ハイエンド級性能のSnapdragon 8 Gen 1を搭載しながら、価格は7万4800円。さらに頻繁に開催される各種セールでは6万円台、5万円台の価格で販売されていた実績ありで、高性能SoC搭載モデルをお手頃に入手できる1台と言える。

 ゲーミングスマホという要素もあり、側面にはスライドキーの操作でポップアップするトリガーボタンがある。サイバーイエローのカラバリもインパクト大。FeliCaや防水はサポートしておらず、メイン機としては……という部分もあるが、ゲーム用のサブ機という使い方もありかもしれない。

側面にポップアップ式のトリガーキーを装備
こちらがサイバーイエローの外観

●イエローが眩しい! ハイエンド性能が半額の「POCO F4 GT」は強力ゲーマー向けスマホ ●「POCO F4 GT」ポップアップボタンはゲームにも便利! これが新時代のハイエンドスマホだ!

ソフトバンクからも発売の「神ジューデン」機 防水以外は全部入りでもあるシャオミ「Xiaomi 12T Pro」

 昨年末にソフトバンクからも発売されたSnapdragon 8+ Gen 1を搭載したシャオミのハイエンド機。国内では「神ジューデン」対応として、120W急速充電が可能な部分がクローズアップされているが、機能面ももちろん充実している。

「神ジューデン」が話題のシャオミ「Xiaomi 12T Pro」

 カメラはメインが2億画素。シャオミのカメラアプリや高性能なSoCとの組み合わせで、幅広い場面でSNS受けのいい写真をサクサクと快適に撮影できる。防水こそ非対応で(IP53止まり)、やや大柄な筐体だが、FeliCaは搭載しており、メイン機としても不満の無い1台だろう。

2億画素カメラ、120W急速充電、FeliCa搭載などが特徴的な機能

●「Xiaomi 12T Pro」は“神ジューデン” だけでなく2億画素カメラも実用的 ●120W充電に2億画素カメラ、FeliCaも対応のシャオミ新ハイエンドスマホ「Xiaomi 12T Pro」をチェック

コンパクトハイエンド路線が貴重なASUS「Zenfone 9」 ジンバル搭載のメインカメラも強力

 ハイエンドだけどコンパクト、この路線で活路を切り開くASUS「Zenfone」シリーズ。今回はカメラでも特徴的な機能を搭載してきた。

横幅約68mmの筐体が最大の特長の「Zenfone 9」

 Zenfone 9の魅力は、5.9型有機EL、横幅約68.1mm、重量約169gという小型軽量の筐体に、Snapdragon 8+ Gen 1をはじめとするハイエンド級の性能を詰め込んだ点。それでいてバッテリー容量も4300mAhと十分なものだ。

 注目機能は「6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー」を搭載したカメラ。手持ちで移動しながらでの撮影でも強力な手ぶれ補正で非常に滑らかな動きの動画となる。これは静止画でも威力を発揮し、暗い場所や慌ててシャッターを切った場面でも、失敗写真が非常に少なくなるので旅先などで役に立つ。

大きさが目立つメインカメラには、ジンバルによる強力手ぶれ補正機能が入っている

 FeliCaや防水防塵(IP68)もサポートし、顔認証はマスク着用時にも対応する。価格は9万9800円から。日本のユーザーが求めていた1台とも言える仕上がりとなっている。

●ジンバル不要のカメラを搭載、コンパクト・ハイエンドに磨きをかけた「Zenfone 9」 ●Zenfone 9は小型高性能&強力手ぶれ補正で使うほどに価値が見えるスマホだ!

ソニーのコンパクトプレミアム「Xperia 5 IV」のSIMフリー版

 Xperiaシリーズのフラグシップ「Xperia 1」の大半の機能をより小型の筐体に収める「Xperia 5」。主要キャリアに続いて、SIMフリーでも販売が行なわれている。

 Snapdragon 8 Gen 1や画角が異なる3眼カメラ、21:9の縦長ディスプレーなどの特長を盛り込み、もちろん国内メーカーのハイエンド機として、国内のユーザーに必要とされる機能は全部入り。さらにドコモ4.5GHz帯のn79もしっかりサポートしている。

主要キャリアに続いてSIMフリーでもリリースされたXperia 5 IV

●ソニー「Xperia 5 IV」は人を選ぶがハマる人には手放せなくなる名機 ●SIMフリー版「Xperia 5 IV」実機レビュー【15分+αライブ】

いまだ最強クラスのゲーミングスマホ ASUS「ROG Phone 6」

 すでに海外では次期モデル「ROG Phone 7」が発表され、国内上陸が期待されている段階だが、前年モデルの「ROG Phone 6」も若干値下げされて販売中。Snapdragon 8+ Gen 1搭載で、Antutu 9のスコアは110万点超えなので、当面はゲーム性能で不満が生じることは考えにくい。

165Hzリフレッシュレートに対応する6.7型有機ELディスプレーを採用

 ROG Phoneシリーズの魅力は、ゲームプレイ向けに特化された機能の数々。高い冷却性能で長時間のプレイ中にもパフォーマンスは落ちにくく、さらにオプションのAeroActive Coolerにはペルチェ素子まで搭載されており、充電中などにも強力に端末を冷やしてくれる。側面の超音波式トリガーボタンやゲームモード、リフレッシュレート165Hz対応のディスプレーなど、まさにゲーマー向けの1台だ。

背面に小型ディスプレーを搭載。通知などを知らせてくれる
オプションのクーラーを組み合わせると、さらにいかなる場面でも性能を引き出すことができる

●さらなる性能強化で最強クラスの実力を備えたゲーミングスマホ「ROG Phone 6」 ●速度を計ったら世界最速のゲーミングスマホだった! 「ROG Phone 6 Pro」実機レビュー

国内でも存在感が出てきたREDMAGICの最新機は いち早くSnapdragon 8 Gen 2を搭載! 「REDMAGIC 8 Pro」

 ZTE傘下のNubiaが送り出すゲーミングスマホで、国内での販売でもシリーズを重ねている「REDMAGIC」シリーズ。最新モデルの「REDMAGIC 8 Pro」では、SIMフリー機ではいち早く「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載してリリースされた。

Snapdragon 8 Gen 2搭載の最新モデル「REDMAGIC 8 Pro」

 本体に内蔵されたファンやゲームモードといった特長は今回も継承。国内で利用するには、対応バンドなどでやや不安な点もあるが、あくまでゲーミングスマホとして、その性能を見た方がいいだろう。

●世界最速で完全画面の未来型スマホ「REDMAGIC 8 Pro」実機レビュー ●スナドラ8 Gen 2搭載の最新ゲーミングスマホ「REDMAGIC 8 Pro」、日本向けに販売開始

シャオミ系メーカーのゲーミングスマホ 「Black Shark 5 Pro」

 シャオミ系のゲーミングスマホメーカーであるBlack Sharkの高性能モデル。側面のポップアップ式トリガーキーやホームUI、1億800万画素カメラ、120W急速充電といった点でもシャオミ機の要素が盛り込まれていることが見える。

ここに来て増えてきたゲーミングスマホの一角を占める「Black Shark 5 Pro」
側面には必要に応じてポップアップさせられるトリガーキーが

 背面の一部がLEDで光ったり、冷却ファンをオプションで用意したりと、ゲーミングスマホとしての演出もしっかり。ゲームモードでも、ディスプレーの感圧センサーを用いた操作や、スマホを上下左右に傾けることで特定の入力ができるなど、機能は強力だ。

●性能だけでなく操作も多彩なゲーミングスマートフォン「Black Shark 5 Pro」 ●キンキンに冷えるクーラーも! ゲーミングスマホ「BlackShark 5 Pro」が東京ゲームショウ2022で展示

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください