最新RTX 4070とCore i7で23万円台、性能とコスパどっちも譲れないゲーマーに“今”イチオシのBTOPC
ASCII.jp / 2023年5月12日 15時0分
NVIDIAの最新世代GPU「GeForce RTX 40シリーズ」は、性能とDLSS 3という新フィーチャーで注目を集めているGPUだ。同時に、登場当初はその価格の高さにも注目が集まっていたことは記憶に新しい。RTX 40シリーズの新フィーチャーを早く体験したくて、手頃な下位モデルの登場を心待ちにしている人も少なくないだろう。
そんな中、NVIDIAのGPUラインナップの中でもコストパフォーマンスに優れることから、歴代で人気を集めていたアッパーミドルレンジの「GeForce RTX 4070」が、2023年4月13日にリリースされた。
RTX 4070の解禁に呼応するように、各メーカーからもRTX 4070を搭載するパソコンが次々と登場し、インバースネットが展開するFRONTIERブランドからもRTX 4070を搭載するマシンの販売が開始されている。
今回、FRONTIERブランドのPCラインナップの中から、冷却性と拡張性の高さをウリとするオールラウンダーなゲーミングパソコン「GAシリーズ」より、CPUにインテル「Core i7-13700F」、GPUにRTX 4070を搭載した「FRGAG-B760/WS413/NTK」をお借りする機会を得られた。価格は23万9800円から。
アッパーミドルレンジの決定版として期待される70番台のRTX 4070がどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、さっそく紹介していこう。
高い冷却性と、大型PCパーツも搭載可能な高い拡張性が特徴
FRONTIERのGAシリーズは、高い冷却性と拡張性を特徴とするミドルタワーケースを採用している。まずはこの筐体からチェックしていこう。なお、GAシリーズは白色と黒色の2色でカラーリング展開されているが、今回は白色のモデルをお借りして検証を行なっている。
まずはパソコンの“顔”となるフロントパネルの特徴から。FRGAG-B760/WS413/NTKのフロントパネルデザインはとてもシンプル。ほんのわずかに湾曲するフロントパネルには、上部に光学ドライブを搭載するスリットが設けられ、下部にワンポイントとして赤いラインが走っている。
このようなシンプルなデザインであれば様々な設置場所に調和するだろう。面取りされているフロントパネルの両サイドには吸気用のスリットが設けられ、フロントケースファンの空気はここから取り入れられる。
フロントインターフェースはケース天板前方部分に集約されており、USB 2.0 Type-A×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、4極ミニプラグヘッドセット接続端子、電源ボタン、ストレージアクセスランプ、リセットボタンが並ぶ。USB端子の数も必要十分といえるだろう。また、フロントパネルと天板の境目付近のスリットには赤色のLEDが組み込まれており、起動中は電源ランプとして赤色のLEDが光り続ける。
天板には、エアフローのために140mmファン×2基相当のパンチング孔が設けられている。天板からパソコン内部がよく透けて見えるほど開口率の高いパンチング孔で、十分なエアフローを確保できることが見た目からも想像に難くない。この大きな孔からホコリが侵入しないように、メッシュのダストフィルターも付属する。ダストフィルターはマグネット式なので、メンテナンスも簡単だ。
次いでPCケース背面のインターフェース類をチェックすると、GAシリーズのPCケース最大の特色を確認できる。GAシリーズは、マザーボードが上下反対に取り付けられており、背面側の端子レイアウトも上下反転しているのだ。これまで普通のデスクトップパソコンを扱ってきた人にとっては、最初は違和感を覚えるかもしれない。
背面側インターフェースは、マザーボード側のI/OパネルにUSB 2.0 Type-A×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×5、USB 3.2 Gen1 Type-C×1、HD Audioコネクタ、有線LAN(2.5GBASE-T)を搭載。GPU側インターフェースはHDMI×1とDisplayport×3を搭載とオーソドックスな構成だ。
マザーボードを上下反転させる狙いとして、大型化・大熱源化が著しいビデオカードを最上段に配置することで、排熱処理をスムーズに行なえるようにするという点が挙げられる。例えば従来どおりのビデオカードが下側のレイアウトで、空冷CPUクーラーを使用すると、ビデオカードの排熱をCPUクーラーが吸い込んでしまい、効率的ではないとの指摘は以前より挙がっていた。その状況を改善する一手としてマザーボードの上下反転は有効な手段といえるだろう。
実際にFRGAG-B760/WS413/NTKのPCケース内部を確認すると、ビデオカード、CPU、電源ユニットでそれぞれエアフローを独立させることに成功していることが伺える。ビデオカードのエアフローは天板の大きなパンチング孔から外気を取り込み、側面サイドパネルのパンチング孔へと排気するルートとなっている。
CPUは前面120mm×2基の吸気ファンからサイドフロー型CPUクーラーを通過し、背面120mm排気ファンへの直線エアフロー。電源ユニットはPCケース底面の吸気口から背面へ排気する単独エアフローといった具合だ。
なおPCケースのサイズはおよそ幅210×奥行465×高さ457×mmと、比較的コンパクトな部類のミドルタワーになると思うが、PC内部のレイアウトにはまだ大分余裕を感じる。ケーブルの裏配線には対応していないが、ケーブル類は綺麗に纏められてエアフローを邪魔することもなさそうだ。裏配線エリアがない分、PCケース幅をスリムに保ったまま、大型空冷CPUクーラーに対応できるスペースを確保できているのだろう。
マザーボードは「インテル B760チップセット」で、システムメモリーに「DDR4 SDRAM」を採用するATXマザーボードを搭載。第13世代Coreプロセッサー向けのマザーボードとしては廉価帯に位置する構成で、FRGAG-B760/WS413/NTKが少なからずコストを意識したモデルであることが伺える。ただ廉価帯マザーボードとはいいつつ、背面USBポート数も十分で、M.2スロットも3基搭載するなど、拡張性は申し分ないといえるだろう。
余談になるが、FRGAG-B760/WS413/NTKはゲーミングパソコン的なヒカリモノを装備しているモデルではないものの、マザーボードに結構派手なRGB LEDが付いている。開口率の大きい天板パンチング孔やサイドパネルのパンチング孔からこの光が淡く漏れ出ていて、部屋を暗くするとちょっとしたイルミネーションインテリアのようになって面白い。もちろん、このRGB LEDはUEFIから制御可能で、光が不要な場合は消灯もできるので安心してもらいたい。
試用機には、MSI製のRTX 4070ビデオカードが採用されている。デュアルファンタイプで、ボード長もマザーボードの幅と丁度同じくらいに収まっており、RTX 40シリーズとしてはとても小型に感じられるビデオカードだ。
電源ユニットには、80PLUS GOLDの850W電源が用いられている。Core i7-13700FとRTX 4070をドライブするのには十分な電源容量といえるだろう。
内蔵ストレージの増設場所にも触れておこう。まずスリム光学式ドライブを天板付近の隙間部分に1基搭載可能。マザーボードベースには2.5インチSSDベイ×2基、PCケース底面には3.5インチHDDベイ×1基を備えている。イマドキのゲーミングパソコンであれば、必要十分なストレージベイ数のはずだ。
安定した性能を見せるCore i7-13700F、RTX 4070は前世代比で2~3割性能アップ
FRGAG-B760/WS413/NTKが搭載するCPUのCore i7-13700Fは、インテル第13世代Coreプロセッサーのメインストリーム向け無印モデルの中で、アッパーミドルレンジに位置している。モデル名末尾の“F”は内蔵GPU非搭載を意味し、別途外付けGPUが必須なことを意味する。
性能重視のPコアが8基、効率重視のEコアが8基搭載された、計16コア/24スレッドのハイブリッドアーキテクチャーで、最大ブースト時の動作クロックは5.2GHzに達する。シングルスレッド性能の高さ、マルチタスク処理への高い適応度、扱いやすい発熱といった部分でバランスの良さが光り、多くのアッパーミドルゲーミングパソコンに採用される定番モデルとなりつつある。
システムメモリーは32GB(DDR4-3200 16GB×2)を標準搭載。通常のゲームプレイはもちろん、32GBあれば、ゲーム配信や動画編集といったクリエイティブ用途にも十分対応できる容量といえるだろう。メモリースロットもあと2基空いているので、後々にメモリー増設も可能だ。
ゲーミングパソコンのメインパーツといってもいいGPUには、NVIDIA RTX 40シリーズのアッパーミドルレンジとなるRTX 4070を搭載する。RTX 4070のビデオメモリーはGDDR6X 12GBで、前世代「GeForce RTX 3070」のビデオメモリー8GBから大きく増量されたのが特徴だ。
CUDAコア数はRTX 3070と変わらず5888基のままだが、ブーストクロックが1.73GHzから2.48GHzと大幅アップ。それでいてTGP(総グラフィックスパワー)は220Wから200Wと省電力化を実現している。これに加えて、新機能DLSS 3でさらにプラスアルファの性能向上が見込めるGPUだ。
RTX 4070はとくにWQHD解像度において高画質高フレームレートの快適なゲームプレイをメインターゲットとしているGPUだが、その実力は如何ほどのものか楽しみなところ。
以上のスペックを持つFRGAG-B760/WS413/NTKの基礎性能を定番ベンチマークで測っていこう。
最初は3DCGのレンダリング速度でCPUのマルチスレッド/シングルスレッド性能を計測する「CINEBENCH R23」の計測結果から。結果はマルチコアが19391pts、シングルコアが2022pts。Core i7-13700Fらしい高いスコアーが記録された。
FRGAG-B760/WS413/NTKはCore i7-13700Fを定格運用しており、CPUの電力設定はMTP 219W、PBP 65Wになっている。CPUクーラーも効果十分で、CPU温度はMTP時で最大82度、PBP移行後は約47度で安定運用できた(室温20度)。この扱いやすい発熱量でこれだけの高スコアーを残せるのが、Core i7-13700Fの優れた点だろう。
続いて、ゲーム以外のさまざまなジャンルの負荷をかけて、パソコンのトータル性能を測る「PCMark 10」(Ver.2.1.2600)を計測した。
総合スコアーは9057。その内訳は、アプリ起動速度、ビデオ会議、Webブラウジングの性能を測る「Essentials」が11696、表計算や文書作成のオフィスソフト性能を測る「Productivity」が11506、写真編集や動画編集、3DCG製作などのクリエイティブ性能を測る「Digital Content Creation(DCC)」が14981という結果になった。
Essentials、Productivity、DCC、3つの項目がすべてスコアーが10000の大台を超えており、ゲーム以外のあらゆる作業でも快適性が約束されているといっていいだろう。
ゲーミング向けの3Dグラフィックス性能を測るベンチマーク「3DMark」(Ver.2.25.8098)も計測。結果は以下のとおりだ。
DirectX 11のテスト「Fire Strike」では、フルHD(1920×1080ドット)のFire Strikeが37688、4K(3840×2160ドット)のFire Strike Ultraが10361。DirectX 12のテスト「Time Spy」では、WQHD(2560×1440ドット)のTime Spyが17169、4KのTime Spy Extremeが8266となった。Direct X Raytracing(DXR)のテスト「Port Royal」は11085。DirectX 12 Ultimateに特化した性能テスト「Speed Way」は4437だった。
あくまで参考程度となるが、比較例としてCore i7-13700F+RTX 3070のデータがあったので比べてみた。すると、Fire Strikeが約31400(約19%up)、Fire Strike Ultraが約8800(約18%up)、Time Spyが約13500(約26%up)、Time Spy Extremeが約6700(約23%up)、Port Royalが約8200(約34%up)、Speed Wayが約3400(約30%up)となった。
「CrystalDiskMark 8.0.4」でストレージの転送速度も計測しておこう。事前に「CrystalDiskInfo 8.12.7」で内蔵ストレージのモデルを確認したところ、試用機には「MSI SPATIUM M390 NVMe M.2 1TB」が搭載されていた。容量1TBでPCI Express Gen3接続のM.2 NVMe SSDだ。
結果はシーケンシャルリード3469MB/s、シーケンシャルライト3201MB/s。リード/ライト性能ともにPCI Express Gen3接続のハイエンドクラスといっていいだろう。Windowsの起動やゲームプレイ時のストレージアクセスも高速で、快適に扱うことができた。
容量も1TBでゲーミング用途として必要十分。FRGAG-B760/WS413/NTKはマザーボード上のM.2スロットに2基の空きがあるので、後々M.2 SSDを増設することも可能だ。ただ、マザーボード上のM.2スロットのうち1基はPCI Express Gen 4x2で2レーンタイプという点は少し留意しておきたい。
そのほか、2.5インチベイや3.5インチベイも備えるので、ストレージ増設にはさまざまな選択肢がある。
フルHD~WQHDで高いパフォーマンスを発揮。DLSS 3対応タイトルでさらなる高みへ
ではこれより、ゲーム系ベンチマークや実際のゲームタイトルを用いてFRGAG-B760/WS413/NTKのゲーミング性能をみていこう。
今回は、定番ゲームベンチマークとして少し重めグラフィックスを想定した「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」、定番FPS/TPSタイトルとして「Apex Legends」と「フォートナイト」、重量級AAAタイトルとして「サイバーパンク 2077」を用意した。
いずれも画面解像度は1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)の3パターン分の計測を行なっている。
Apex Legendsとフォートナイトでは、実際のプレイ中のフレームレートを測るために「CapFrameX」というアプリを使用。平均フレームレートの他にデータ全体を100分割して最小値から1%の数値を「min(1%)」とし、これを最小フレームレートの代わりに記載している。
では最初にFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークの計測結果から。画面設定は「高品質」「フルスクリーン」を選択している。
スコアーはフルHDが16787で“非常に快適”の評価、WQHDが13205で“非常に快適”の評価、4Kは7247で“快適”の評価となった。FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークのスコアーは、平均フレームレートの約100倍の値が出るといわれているので、フルHDでは平均167fps、WQHDでは平均132fps、4Kでは平均72fpsといったところだろうか。
フルHDとWQHDはいずれも高リフレッシュレートのゲーミングディスプレーを活かしたスムーズなプレイが可能なスコアーだ。残る4Kも平均60fpsを超えてきているので十分スムーズなプレイが可能だろう。FRGAG-B760/WS413/NTKは、シューター系ではないグラフィックス重視の3Dアクションゲームであれば、4K最高画質設定で十分楽しめるパフォーマンスを持っているといえる。
Apex Legendsでは、グラフィック設定でアンチエイリアスを「TSAA」固定とし、そのほかすべてのオプションを最高の状態とした「最高設定」と、テクスチャストリーミング「高(4GB)」、テクスチャフィルタ「異方性x4」、モデルディテール「高」にして、残りのオプションは全て「低」または「無効」とした「競技設定」の2パターンの画質設定を用意してフレームレートを計測した。
最高設定であっても、全解像度で平均100fps超えの高いフレームレートを記録した。とくにフルHDとWQHDはパフォーマンスが高く、最高設定でも高性能ゲーミングディスプレーを活かせるフレームレートを叩き出している。
競技設定になるとフルHDとWQHDはApex Legendsの仕様上限である300fpsにほとんど張り付いた状態になった。安定した高フレームレート維持もFRGAG-B760/WS413/NTKのパフォーマンスならばまったく問題ない。
続いてフォートナイトでのパフォーマンス計測。グラフィックス設定はまず描画APIに「DirectX 12 API」を指定。クオリティプリセットから「最高」を選択し、アンチエイリアス&スーパー解像度に「NVIDIA DLSS:品質」を選択したものを「最高設定」とした。
もう1つ、クオリティプリセット「低」をベースに描画距離を「最高」に変更、アンチエイリアス&スーパー解像度は同じく「NVIDIA DLSS:品質」とした設定を「競技設定」として用意した。
なおここではゲームプレイのリプレイ再生機能を使ってフレームレートを計測している。
現在のフォートナイトは「Unreal Engine 5.1」対応で最高設定時のグラフィックス負荷がとんでもなく跳ね上がり、実際のところ実用的とはいえない設定となっている。どちらかといえば、最高設定は「Unreal Engine 5」対応の最新グラフィックスタイトルを想定したものという目で見てもらいたい。
そういう観点で結果を見ると、最高設定の場合フルHDとWQHDであればmin(1%)がほぼ60fpsをキープしているので、「Unreal Engine 5.1」対応の最新グラフィックスタイトルもスムーズなプレイが期待できる。しかし4Kになるとさすがに実用的な動作は望めないかもしれない。RTX 4070のターゲットどおりの結果が出たといえる。
一方の競技設定は、フォートナイト本来のゲームプレイ時の状況に近いだろう。こちらではフルHDとWQHDがほぼほぼ同一の結果となっており、このくらいまで負荷が軽くなるとCore i7-13700FでもCPUボトルネックになり得ることがわかった。とはいえ、リフレッシュレート144~240Hz対応のゲーミングディスプレーとの組み合わせが多いと思われるので、FRGAG-B760/WS413/NTKのパフォーマンスがあればまったく問題ないといえる。
最後に、グラフィックス重視の重量級AAAタイトルの代表格となるサイバーパンク 2077で、ゲーム内ベンチマークを用いたパフォーマンス計測を行なった。画質設定はレイトレーシング有りの「レイトレーシング:ウルトラ」を用い、サイバーパンク 2077はDLSS 3のフレーム生成(DLSS FG)にも対応しているので、DLSS FGの有無による違いも計測している。
DLSS FGが無くとも、フルHDとWQHDでは最小フレームレート約60fpsをキープしているので問題無くスムーズにプレイ可能だ。だが4Kになるとさすがに多少ガクガクする部分が散見されるようになる。
次にDLSS FGを有効にした結果からはフレームレートが一気に向上することが見て取れる。解像度が上がると効果が薄れていくものの、フルHDで約57%、WQHDで約48%、4Kで約40%の伸びを確認できた。GPU性能に換算すると2ランク上のハイエンドGPUや次世代GPUに変わったくらいのインパクトある性能向上だ。
DLSS FGを用いれば4Kでも最小フレームレート60fpsを確保できるようになったので、4Kでのゲームプレイも視野に入ったといえるだろう。
WQHDで快適なゲームプレイを楽しめる1台。長く使っていきたいと考える人にもオススメ
以上の検証結果から、FRGAG-B760/WS413/NTKは重量級AAAタイトルをWQHDの60fps以上で快適にプレイ可能で、軽~中量級タイトルであれば超高フレームレートや4Kといった幅広い対応も可能なパフォーマンスを持つことがわかった。
そしてDLSS FGの圧倒的な威力がやはり印象に残る。今後DLSS FG対応タイトルがどんどん増えることを考えると、実質的なパフォーマンスはまだ伸びしろがあるとも捉えられ、RTX 40シリーズを搭載するゲーミングパソコンの最大の強みともいえるだろう。
また、FRGAG-B760/WS413/NTKの最大強みは、これだけのパフォーマンスを実現しながら、23万円台で購入できるコスパの高さだ。Core i7かつRTX 4070、32GBメモリーで25万円以下で買えるというのは、はじめてゲーミングパソコンの購入を検討している人や、最新パーツを採用しているパソコンへの買い替えを検討していて、なるべく価格を抑えたいという人は、要チェックなマシンといって間違いない。
エアフローやメンテナンスについてもしっかりと考えられたPCケースが採用されているので、これからも長く使っていきたいと考えている人にも、RTX 40シリーズを搭載するFRGAG-B760/WS413/NTKはオススメできる1台だ。
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