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RTX 4070 TiとRTX 3070のGALLERIA PCをFPSタイトルで比較!

ASCII.jp / 2023年5月6日 12時0分

RTX 4070 Tiを搭載する「GALLERIA XA7C-R47T」とRTX 3070の「GALLERIA XA7C-R37」を、FPSタイトルで比較

 サードウェーブが展開するゲーミングパソコンブランド「GALLERIA(ガレリア)」では、第13世代CoreプロセッサーとGeForce RTX 40シリーズを採用する、最新パーツで固めたモデルを展開しているほか、1つ前の世代のGPUを搭載することで、お手頃な価格で購入できるモデルも用意している。豊富なラインアップを用意しているので、自分の目的に合わせたゲーミングパソコンを選択することが可能だ。

 そこで、最新パーツがそろったモデル「GALLERIA XA7C-R47T」と、GPUに1つ前の世代を採用した「GALLERIA XA7C-R37」をお借りして、それぞれどれくらいのパフォーマンスが出るのかをチェック。前回は、アクションゲームやRPGを中心に、どれくらいの性能を持っているのかチェックした。今回は、FPSを中心にフレームレートを計測してみた。

 GALLERIA XA7C-R47Tの主なスペックは、Core i7-13700F、GeForce RTX 4070 Ti、16GBメモリー、1TB SSD(NVMe対応)という構成だ。価格は29万9979円(5月5日現在)。

CPU-Zの結果
GPU-Zの結果

 GALLERIA XA7C-R37の主なスペックは、Core i7-13700F、GeForce RTX 3070、16GBメモリー、1TB SSD(NVMe対応)という構成だ。価格は23万4989円(5月5日現在)。

CPU-Zの結果
GPU-Zの結果

 なお、前回同様ここからは、GALLERIA XA7C-R47Tを“最新パーツモデル”、GALLERIA XA7C-R37を“コスパモデル”と呼称して、比較していく。

高解像度は最新パーツモデルがリード フルHDならどちらでも快適プレイ可能!

 まずは、「Apex Legends」からチェックしていこう。どちらもテクスチャフィルタリング割り当ては「極」のまま1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3480×2160ドット(4K)に変更しつつ、射撃訓練場を周回した際のフレームレートを「Fraps」で計測した。

最新パーツモデルの結果
コスパモデルの結果

 結果はフルHDであれば、最新パーツモデルであれば平均240Hz以上、コスパモデルでも180fps以上で遊べるということがわかった。コスパモデルでも、設定を調整すれば、240Hz対応のディスプレーと組み合わせても十分性能を活かしてプレイできそうだ。

 では、WQHDと4Kをみてみると、最新パーツモデルとコスパモデルで結構差が開いている。とくに4Kでは最新パーツモデルだと平均120Hzだが、コスパモデルだと100fpsを切っている。それでも、WQHDだとコスパモデルでも平均144Hzは超えているのApex Legendsにおいてはどちらのモデルでも高解像度&高フレームレートでのゲームプレイが可能だが、4Kで遊びたい場合は最新パーツモデルを選択したほうがいいかもしれない。

 続いて、Apex Legendsより負荷が高い「Call of Duty Modern Warfare 2」もチェックしていこう。こちらはグラフィックス設定を最高な状態にして、ゲーム内ベンチマークを計測した。

最新パーツモデルの結果
コスパモデルの結果

 こちらも傾向としてはApex Legendsと同様だが、とくに4K解像度ではコスパモデルだと最小が60fpsを下回ってしまっており、対して最新パーツモデルでは91fpsと、100fps弱出ている。Call of Duty Modern Warfare 2の場合は、WQHD以上で遊びたい場合は最新パーツモデル、フルHDであればどちらでも存分に遊べるといったところだ。

 では、最近設定によってはかなり負荷が高くなった「フォートナイト」もチェックしてみよう。こちらは、クリエイティブモードのマップを使い、周回した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。

最新パーツモデルの結果
コスパモデルの結果

 結果は、最新パーツモデルではフルHDで144Hz以上のスコアが出ているが、コスパモデルだとそれを下回ってしまっている。加えて、WQHDと4Kでも結構な差が開き、4Kの場合はコスパモデルは平均60fpsを下回っている。高負荷なタイトルを最高のグラフィックスで遊びたいという場合は、最新パーツモデルを選択したほうがいいかもしれない。

 ただし、フォートナイトは設定を下げればかなり負荷を軽くすることもできるので、コスパモデルでも、設定次第では144Hz以上のフレームレートで楽しむことも可能だ。

目的のタイトルや所有しているディスプレーの解像度&フレームレートで選択しよう

 最新パーツモデルのGALLERIA XA7C-R47Tと、コスパモデルのGALLERIA XA7C-R37をFPSタイトルで比較してみたが、ディスプレーの解像度がフルHDで十分というのであれば、どちらのモデルを選択しても快適にゲームプレイが実現できるだろう。

 しかし、高解像度かつ高負荷なタイトルになればなるほど、最新パーツモデルの性能が目立つ。自宅にあるディスプレーがWQHD+165Hz、4K+144Hzといったハイエンドな製品で、その性能を存分に活かしたいというのであれば、最新パーツモデルを選択したほうがいい。

 とはいえ、今人気の「VALORANT」といった負荷の低いゲームであれば、どちらのマシンでも高解像度&高フレームレートが狙える。所有している、あるいは今後購入予定のディスプレーや、目的のタイトル、予算に合わせて、最適な1台を選択してみてはいかがだろうか。

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