ブラウザー「Edge」サイドバーから「DALL-E」で画像を生成「Image Creator」の使い方
ASCII.jp / 2023年5月7日 12時0分
Windows 11の標準Webブラウザー「Edge」のサイドバーに画像生成AI機能「Image Creator」が搭載された。まだプレビュー版で順次展開している状態だが、日本語版でも多くの環境で利用できるようだ。
画像生成AIには、今注目されているChatGPTを開発したOpenAIによる画像生成の学習モデル「DALL-E」を採用しており、自然言語から画像を生成してくれる。日本語でも利用できるので、早速試してみよう。
Windows 11の標準Webブラウザー「Edge」のサイドバーから 手軽に日本語で画像生成が可能!
まずは、Edgeのサイドバーから「Image Creator」をクリックしよう。見当たらない場合は、下の「+」アイコンをクリックすると、追加できる項目が表示される。そこにも、「Image Creator」のアイコンがなければ、まだ展開されていない状態ということだ。筆者の手持ちPCでも、展開されていないPCがある。この場合は、残念ながら待つしかない。
「Image Creator」が開いたら、入力フォームにプロンプト(画像の内容を指示するキーワード)を入力して「作成」をクリックする。初回のみ、Microsoftアカウントへのログインが求められる。キーワードを入力すれば、数秒で画像が表示される。
「熊のぬいぐるみ」と入力するだけで、4枚の画像が生成された。どれも、かわいい熊のぬいぐるみの写真で、AIが今この場で生成したとは思えないほどのクオリティだ。
写真を選択すると、大きく表示され、「…」メニューからダウンロードしたり、「共有」メニューから共有URLをコピーできる。共有URLを開くと、ブラウザーの全画面で画像が表示され、さらに共有したりできる。
「アイディアを探す」タブを開くと、ほかの人が生成した画像を確認できる。気に入った画像をクリックすれば大きく表示されるだけでなく、プロンプトも確認できる。コピーして試してもいいし、少し改変してもいい。
かわいい虎の木彫りがあったので、キーワードを確認してみると、「tiger nesting dolls」とのこと。なるほど、入れ子人形をキーワードにしているようだ。そこで、「tiger」を消して、「柴犬」にしてみる。英語と日本語を混在させても問題なし。かわいい柴犬の木彫り人形が生成された。
プロンプトはシンプルに文章で入力してもいいし、列挙してもいい。できるだけ具体的に記載するのがコツだ。例えば、金属製の猫の置物を生成したいなら「3Dレンダリング、猫、金属、イルミネーション、迫力のある印影、レイトレーシング、ハイパーリアリズム」と入力してみる。水墨画を描きたいなら「ハイパーリアリズム、8K、水墨画、遠くにある山、広がる空、老人が一人小舟に乗っている」と入力してみる。どちらも、いい感じの画像があっという間に生成される。
何も写実的な画像しか作れないわけではない。アニメ風の画像も作れるし、きちんと指示すれば、アイコンを作ることもできる。
画面右上には稲妻マークが表示され、画像を生成するごとに減っていく。筆者の場合は、最初に100ポイントあり、このポイントを使って画像を高速生成している。なくなっても使えなくなるわけではなく、時間がかかるようになるだけ。ポイントは毎週補充されるようだ。
Edgeのサイドバーで気軽に出力できるので、SNSやブログなどで必要になったときにすぐ使えるのが便利だ。使えるようになっている人はぜひ試してほしい。
この記事に関連するニュース
-
株式会社SUPERNOVA、生成AIのニュースタンダード「Stella AI」を提供開始
PR TIMES / 2024年11月22日 15時15分
-
kintoneでゼロから始めるノーコード開発 第12回 スペースを使ったコミュニケーション
マイナビニュース / 2024年11月15日 11時0分
-
OpenAIの検索機能「SearchGPT」、有料版で提供開始(日本でも)
ITmedia NEWS / 2024年11月1日 6時32分
-
【徹底検証】本当に使えるChrome拡張機能はどれ? 第6回 拡張機能の管理方法(追加/削除、有効/無効、キー設定など)
マイナビニュース / 2024年10月31日 9時0分
-
Geminiをフル活用するならグーグルの「Chomebook Plus」がおすすめ!
ASCII.jp / 2024年10月29日 16時50分
ランキング
-
1iPhone基本の「き」 第629回 ロック画面下部にあるアイコンが削除・変更可能に - iOS 18の新機能
マイナビニュース / 2024年11月24日 11時15分
-
2Microsoftの「リコール」機能、Copilot+ PCでテスト可能に(要Insider)
ITmedia NEWS / 2024年11月24日 8時23分
-
3みんなが狙っているモデルはこれ! 「スマートウォッチ」ほしいものランキングトップ10&おすすめ Xiaomiの人気シリーズがランキングを席巻!【2024年11月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月24日 7時15分
-
4“謎スマホ”と呼ばれた中国EVメーカーの新モデル「NIO Phone N2401」を見た
ITmedia Mobile / 2024年11月24日 10時5分
-
5ただの古いパイプ椅子だと思ったら…… JR東日本が販売している“鉄道古物”にツッコミ殺到 「この商品が刺さる層いるのか」「嘘ではない」
ねとらぼ / 2024年11月23日 20時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください