1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

アップルとグーグル、紛失防止タグの悪用防止に共同規格を提案

ASCII.jp / 2023年5月8日 17時45分

 アップルとグーグルは5月2日、「AirTag」などBluetoothを使った紛失防止タグについて、不適切な追跡を避けるための業界規格を提案した。標準化団体「Internet Engineering Task Force」を通して、今後3ヵ月間、業界関係者などからの意見を募集する。

 AirTagや「tile」などの紛失防止タグは、取り付けたものの位置を自身のスマートフォンなどから特定できるデバイス。デバイス自体にネット接続機能はなく、近くにあるスマートフォン(他人のものでもよい)とBluetoothで通信することで、そのスマートフォンを経由して位置情報をサーバーに送る仕組みだ。

 比較的安価で手軽に使えるデバイスではあるが、ストーカー行為など犯罪に利用されるケースも発生しており、不適切な追跡を避ける仕組み作りが課題となっていた。

 今回の規格案はOSレベルでの対応を前提としたもので、意見募集期間の終了後、得られたフィードバックを踏まえた形で将来のiOSとAndroidに組み込まれるという。

 規格案そのものはアップルとグーグルが共同提案したものだが、両社によると既にSamsung、Tile、Chipolo、eufy Security、Pebblebeeなどが賛同を表明しているという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください