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シャープ、今年のライカカメラ搭載AQUOSは究極モデルとお手頃プレミアムの2機種で登場!

ASCII.jp / 2023年5月9日 10時0分

 シャープは、ライカカメラ社監修のカメラとSnapdragon 8 Gen 2を搭載したハイエンドスマホ、「AQUOS R8 pro」「AQUOS R8」の2モデルを発表した。AQUOS R8 proはドコモとソフトバンクから、AQUOS R8はドコモから7月に発売を予定している。

1型センサーを採用したライカ監修のカメラを搭載するAQUOSハイエンドが再び登場!

1型センサー+SUMMICRONレンズの徹底こだわり路線を継承 「AQUOS R8 pro」

 まずはAQUOS R8 pro。こちらは1型センサーを搭載するなど、カメラに徹底的にこだわった1台で、従来の「AQUOS R6」「AQUOS R7」の系譜に連なるモデルとなる。価格はまだ未定だが、AQUOS R7に近いレベルという。

AQUOS R7の純粋な後継機となる「AQUOS R8 pro」はドコモとソフトバンクから発売

 約4720万画素の1型センサーに、19mm相当の画角を持つ、F値1.9の「SUMMICRON」レンズを組み合わせている点はAQUOS R7と同等だが、より幅広い場面で撮影者の意図を反映させた写真が撮れるという部分で進化している。

今回も1型センサーとSUMMICRONレンズとの組み合わせだ

 具体的にはより正確なオートホワイトバランスを実現すべく、14chスペクトルセンサーを搭載。これにより、600種以上の光源の判定が可能に。たとえば、暖色系の照明がある室内では、その暖色が照明によるものか、被写体によるものかをやや判別しにくく、被写体が白っぽく写るケースがあったとのことだが、こうした場面でもより目で見た色味に近い写真がオートで撮れるようになるという。

メインカメラの隣に14chスペクトルセンサーがある
こちらはデモの様子。左がAQUOS R7で、右がAQUOS R8 pro。R7がやや白っぽくなっているのに対し、R8 proは目で見たのと近い色味になっている

 また、AIエンジンも進化。たとえば通常の食事とスイーツを的確に判定するほか、日の出と日の入りの区別、星空や花火なども専用モードが用意されるようになった。また、SoC側の性能アップにより、連写時でもHDR撮影が15枚まで可能になったほか、ペット愛好者向けの機能も強化。犬や猫を的確に追尾して、瞳認識でAFを合わせ続けたり、犬や猫の撮影時もポートレートでの背面ボケや毛並みをふんわり、もしくはシャープに映すといった設定も可能になった。

HDR撮影でも連写が可能
ペットの毛並みを「もふもふ」で撮るか「くっきり」で撮るかをスライドで変えられる

 サードパーティーとの専用ケース、ホルダーとの組み合わせでフィルターの装着も可能に。よりこだわりを持った撮影が可能になる。

エレコムが用意する専用ケースは52mmのフィルターを取り付け可能。LooCoの製品はベースとなる金属をシールで貼り付け。そこに磁石でフィルターのマウンターを付けられる。こちらは49mmのフィルターに対応

 パフォーマンス面では前述のとおりにSnapdragon 8 Gen 2を採用。性能が上がったのはもちろん、低負荷時の省電力性も強化されている。また、熱処理についてはカメラリングを活用。カメラのセンサーとCPUの両方の熱を誘導して、カメラリング経由で放熱している。

普段は握ったりしないカメラレンズ部を活用して放熱する
SoC上の金属パネルからカメラリングに熱を誘導する

 ディスプレーについては、6.6型のIGZO OLEDで解像度が1260×2730、240Hzリフレッシュレート対応というのはAQUOS R7と同じ。ただし、ディスプレーから発せられる光のピークをややずらすことで、ソフトウェアによるブルーライトカットモードなどでありがちな、全体的に黄色く表示されるというようなことはなく、ブルーライトを50%抑制しているとしている。

画面の色味が変わらないのにブルーライトは減らされている

 そのほか、主なスペックもAQUOS R7と共通の部分が多く、12GB メモリー、256GBストレージ、生体認証は3D超音波式の画面内指紋センサー+顔認証、5000mAhバッテリーなどとなっている。カラバリはブラックの1色。

AQUOS R8 proの主要スペック一覧。Qiもサポートしている

最速スナドラだけど、比較的軽量でお値段も手頃!? 新クラスのAQUOSハイエンド「AQUOS R8」

 もう1機種のAQUOS R8は「効率型ハイエンド」をテーマに、最速SoCによる高い処理性能、レスポンスを実現しながらも、程よいサイズと100g台の軽量さ(正式な数値は未発表)、AQUOS R8 proほどではないが高画質なライカカメラ、そしてなにより高価格化が進むハイエンド機の中で比較的手にしやすい製品価格となるとのことだ。

続いてはお値段が高すぎないハイエンド機「AQUOS R8」
「効率型ハイエンド」がコンセプト

 まずカメラについては、センサー自体はAQUOS sense7と同じ、約5030万画素で1/1.55型のものを採用している。しかし、HEKTORレンズ(23mm相当、F値1.9)、そしてAQUOS sense7と比べると断然高性能なSoCがセンサーの能力をより引き出すことで、レスポンスや画質、4K/8Kの動画撮影への対応など、カメラ性能はまったく異なるとしている。

AQUOS R8もカメラがライカ監修なのは同じ。レンズ部には「HEKTOR」の文字が。メインカメラは23mm相当で、それとは別に超広角カメラが左にある
14chスペクトルセンサーはないが、高性能SoCによる撮影のレスポンスの良さはアピール

 カメラリングを用いたSoCやカメラセンサーの冷却はAQUOS R8 proと同様。ただ、軽量化によって、AQUOSハイエンド機では初となるMIL規格準拠の堅牢性試験もクリア。この点でも、より気軽に使える高性能モデルに仕上がっている。

具体的なサイズ、重量は公表されていないが、100g台となりそうだ
堅牢性重視なのも本機の特長

 このほか主なスペックは、6.4型IGZO OLED(1080×2340、240Hz対応)、8GBメモリー、256GBストレージ、4570mAhバッテリー、側面指紋センサー+顔認証(マスク対応)など。カラバリはブルーとクリームの2色が用意される。

AQUOS R8の主要スペック。6.4型ディスプレーはこちらも240Hzリフレッシュレートをサポート
AQUOS R8 pro
AQUOS R8
 

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