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グーグル「Pixel Fold」は7月発売 閉じても12.1mmの最薄折りたたみ機

ASCII.jp / 2023年5月11日 4時5分

 グーグルは、同社初の折りたたみ端末「Google Pixel Fold」を発表。予約受付を6月20日に開始し、7月中旬の発売を予定している。Googleストアでの価格は25万3000円。ドコモ/au/ソフトバンクも取り扱いを予定している。

ついに正式発表の「Pixel Fold」

やや横長な折りたたみ端末 閉じても12.1mmの薄型 Android自体も2画面に最適化 リアルタイム翻訳に期待

 Pixel Foldの特長はそのスタイル。広げると横長の7.6型タブレットに、閉じても5.8型の狭額縁なスマートフォンに。特に閉じた状態での厚みは12.1mmと折りたたみ端末としては最薄級である点をアピールしている。

閉じた状態での使いやすさも重視

 折りたたみ端末で先行している「Galaxy Z Fold4」とはサイズを比べると違いがハッキリする。Galaxy Z Fold4は開いた状態で130.1×155.1×6.3mm(7.6型)、閉じた状態で67.1×155.1×14.2~15.8mm(6.2型)なのに対し、Pixel Foldはそれぞれ158.7×139.7×5.8mm、79.5×139.7×12.1mm。広げた状態では縦横比は6:5とよりタブレットらしい横長画面、閉じた状態では若干横に広いが(17.4:9)、スマートフォンとして違和感なく使えるサイズ感となっている。

開いた状態ではこのように横長のタブレットに

 ヒンジ部は高い耐久性の流体摩擦ヒンジを採用。IPX8の防水をサポートするともに、端末を薄くするために隙間が少なく閉じられるほか、折曲げを途中で止めた状態でのテーブルトップモードが利用できる。YouTubeやNetflix、Disney+などの動画アプリはすでにこのモードに最適化。端末を机の上に置いて、みんなで動画を楽しむといった使い方にも対応している。さらにテーブルトップモードでは三脚無しでの天体撮影も可能だ。

防水もサポート
途中で止めた状態での利用も可能。すでにこのモードに最適化されたアプリも用意されている

 また、2画面を活用した機能としては、リアの高性能カメラを用いた自撮りのほかに、リアルタイム翻訳機能がある。これは内側の画面を自分、外側の画面を会話の相手側に表示し、それぞれ話した内容を自動翻訳して、テキストで表示してくれるというもの。この新次元の翻訳機能は今年後半に予定されているAndroid 14リリースのタイミングで提供される。

 主なスペックは、ディスプレーは外側内側ともに120Hz対応のOLEDで、外側は5.8型で1080×2092、内側は7.6型で2208×1840。SoCはGoogle Tensor G2、メモリーは12GB、ストレージは256GB。カメラはメインが48メガで、超広角の10.8メガ、光学5倍の望遠の10.8メガ(超解像ズームは最大20倍)の組み合わせ。バッテリーは4821mAhでQi対応。FeliCaも搭載する。

 ネットワーク面では、こちらもドコモ5Gの4.5GHz帯(n79)のほか、ミリ波もサポートしている。カラバリはObsidian、Porcelainの2色。なお、6月20日~7月16日までのGoogleストアでの注文で、次回以降の購入で使える5万2000円分のGoogleストアのクレジットが提供されるキャンペーンも実施される。

純正ケースは9900円。
 

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