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PFU、世界最軽量のタッチ機能&バッテリー内蔵有機ELポータブルモニター「RICOH Light Monitor」発売

ASCII.jp / 2023年5月25日 11時0分

世界最軽量の有機ELポータブルタッチディスプレイ「RICOH Light Monitor」

ABWの時代にピッタリな世界最軽量ポータブルモニター

 PFUは、世界最軽量の有機ELポータブルタッチディスプレイ「RICOH Light Monitor」を2023年5月25日(木)に発売すると発表した。

 これは15.6インチのタッチパネル付ポータブルモニターで、無線/有線両対応モデル「RICOH Light Monitor 150BW」、有線モデル「RICOH Light Monitor 150」の2種が用意されている。価格はオープンで、直販サイトのPFUダイレクトにて150BWが7万9200円、150が6万3600円(ともに税込)。

発売は2023年5月25日(木)。購入場所はPFUダイレクト限定

 サイズはどちらも幅356.0×奥行10.8(最薄部4.8)×高さ221.7mm。重量は150BWが約715g、150は約560gで、いずれも世界最軽量とのこと(150BWはバッテリー内蔵モデルとして)。カラーはブラックのみ。

視野角は左右170度/上下170度と広い
インターフェイスは側面ではなく、ケーブルワークがしやすい背面の窪みに配置されている。ノートパソコンの画面とぴったり並べて利用できるのがうれしい

 背面にはスタンドを内蔵しており、横置き時は約75度から16度の範囲で無段階調節できる(筆記時の推奨角度は16度)。縦置きは約70度固定。

折り畳めるスタンドを内蔵
スタンドカバーではなく、本体のみで角度調節できるのも◎
縦置きにも対応

液タブとしても使える高品質なタッチ機能

 「RICOH Light Monitor」の画面には有機EL(OLED)方式のパネルを採用。最大解像度は1920×1080(フルHD)、最大発色数は約10.7億色で、色域はデジタルシネマ規格のDCI-P3を100%カバーする。リフレッシュレートは60Hz、応答速度は1ms。

 タッチパネルの検出方式はアクティブ静電結合方式。最大4096段階筆圧検知&10点マルチタッチに対応。さらに、別売のオプションとしてWacom AES2.0センサー対応の専用スタイラスペン「RICOH Monitor Stylus Pen Type1」が用意されている。

画面に手をつきながらペンを滑らせて自由に描ける。また、ズームイン/アウトも可能
クリエイティブワークに使うなら、別売りの専用スタイラスペン「RICOH Monitor Stylus Pen Type1」がおすすめ

 インターフェイスはUSB Type-C×2。150BWはMiracastを使った無線接続に対応しており、無線接続時は2台同時接続&画面表示のPIP/PBPが可能(150は同時接続1台)。150BWは、3740mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵。連続駆動時間は約3時間、充電時間は約2.5時間となっている。

「RICOH Light Monitor 150BW」背面の操作ボタン周り

 購入は直販サイトのPFUダイレクト本店およびAmazon店、楽天市場店、Yahoo!店に限られる。

製品本体のほか、USB Type-Cケーブル×1、ケーブルクランプ×4、スリーブケース、保証書、『はじめにお読みください』、『クイックガイド』が同梱される

仕事から趣味まで幅広く使える「相棒」

 フリーアドレス制のオフィス、自宅の書斎、カフェやコワーキングスペースといったサードプレイスなど、仕事場所を選ばない新しい働き方(Activity Based Working)が推奨される現在。軽量で気軽に持ち運べるポータブルモニターは、ノートパソコン+αの周辺機器として存在感を増している。

「どこでも働けるPC環境」を構築したい社会人にぴったり

 また、iPad Proに代表される高品質かつコンパクトなタッチパネルディスプレー環境は、映像編集や絵画などクリエイティブワークの場で重宝されている。さらに、自室のゲーミングモニターとしてテレビや外付けディスプレーではなく、モバイルモニターを選択するカジュアルゲーマーも増加中だ。

高品質な液タブとしての活用もアリ
テレワークすることもあるカジュアルゲーマーには最適な製品と言える。左右上下170度の広い視野角で、ゲームの複数人プレイ時も余裕

 「RICOH Light Monitor」は、上記のような硬軟取り混ざったニーズをすべて取り込める一台として注目すべき製品と言える。今回PFUからあらためて発売されたことで(直販のみとは言え)購入しやすくなったこともうれしいポイントだ。

無線接続&バッテリー内蔵の150BWならば、写真のようにモニター単体を掲げて扱うことも可能

 そしてもう1つ見逃せないのが、150BWの無線接続機能。これを利用することで、たとえばAndroidスマホに、PFUの傑作キーボード「Happy Hacking Keyboard(HHKB)」と本製品「RICOH Light Monitor 150BW」を加えれば、玄人好みのミニマム仕事環境が成立してしまう。こうした遊び心/ロマンを許容してくれる仕様も所有欲をそそられるところだ。

製品説明会ではPFU側から写真のような提案も。決してビジネス一辺倒ではない、懐の深さがある製品だ

 なお本製品は、2022年にリコーグループの一員となったPFUにとって、リコー製品取り扱いの第1弾にあたる。今後も、ディストリビュータービジネスに強いリコーと、早くから世界展開に成功しているPFU、それぞれの長所を組み合わせた展開を進めていくとしている。

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