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コラボ動画も話題! Samsung SSDでPS5版ストリートファイター6を早速プレー

ASCII.jp / 2023年6月2日 14時0分

 PlayStation 5(PS5)は発売から2年以上が経ち、今年に入ってからようやく店頭在庫が増え、カンタンに手に入るようになってきた。メジャータイトルも続々と発売されており、これから本体を購入する人は、あれもこれもとついついゲームを買ってしまうことだろう。

 メジャータイトルと言えば、いまもっとも注目されているのがカプコンの「ストリートファイター6」だ。「ストリートファイターV」が2016年2月にPlayStation 4(PS4)から発売されてから、実に7年ぶりのナンバリングタイトル。対戦格闘ゲームとして正当進化しつつ、新たなモードや舞台、キャラクターの登場はもちろん、初心者でも戦いやすく新操作体系を用意するなど、昨年に35周年を迎えた老舗格闘ゲーの新たな挑戦が盛りだくさんの作品となっている。

「ストリートファイター6」は、従来の「ファイティンググラウンド」モードのほか「ワールドツアー」モードと「バトルハブ」モードを搭載。操作方法も「モダンタイプ」が新たに用意されている

 ただ、PS5の内蔵SSDは発売当初から変わらず、ゲームなどを保存できる容量は実質667GBほど。メジャーなタイトルは、40GB超えはザラで、タイトルによっては100GB以上のものもある。ネットワークでカンタンにアップデートが行なえるため、容量はどんどん増えていくことになり、あっという間に容量が逼迫してしまうだろう。

 そんな状況を見越して、PS5には拡張スロットが用意されている。M.2接続のNVMe SSDをセットすることで、カンタンに容量を増やせるのだ。PS5で利用できるNVMe SSDは条件があり、PCIe 4.0対応し高速読み書きが可能で、冷却用のヒートシンクを装着したもの。そうした条件にピッタリの製品がSamsungの「980 PRO with Heatsink」(以下、980 PRO ヒートシンクモデル)である。

 そこで今回は、「ストリートファイター6」の発売前にカプコン東京支店を直撃し、PS5に装着した980 PRO ヒートシンクモデルでプレイしたときのロード時間を計測。いち早くPS5の本体SSDとの違いがあるのか調べてみた。

今回、発売前に「ストリートファイター6」をプレイさせていただくため、カプコン東京支店におじゃました

データセンターのノウハウを活かした 980 PRO ヒートシンクモデル

「980 PRO with Heatsink」はPS5の拡張スロットへ取り付けるために、ヒートシンクを装着したモデル(※本製品は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントのライセンスプログラムの下で開発された商品ではありません。互換性や高速性は、すべてのゲームタイトルにおいて保証するものではありません)

 980 PRO ヒートシンクモデルについては、これまでも何度か取り上げているがカンタンに紹介しておこう。シーケンシャルリードが7000MB/秒とPCIe 4.0対応製品としては最速の部類で、1TBモデルと2TBモデルが用意されている。1TBモデルが実売価格1万4000円前後、2TBモデルが2万2000円前後と、発売当初よりはだいぶ安くなっており、今後のことを考えれば大容量のほうをオススメしたい。

 装着されるヒートシンクは、Samsungがデータセンター向けのSSDで培ったノウハウを活用したもので、オーバーヒートによるパフォーマンス低下を最小限に抑える冷却効果を備えている。搭載されているDRAMやNANDチップも自社工場にて製造されているため、品質や信頼性を確保しやすく保証期間も5年(総書き込み容量以内)と長く設定されており、安心して利用できるのも特徴だ。

PS5の拡張スロットに装着できるサイズで、効率よく冷却するヒートシンクを開発したという

 なお、PS5への装着は過去記事を参照してもらうか、PlayStationサポートのページへアクセスして動画を参考にしよう。

PS5の拡張スロットに980 PRO ヒートシンクモデルを装着した状態
ファイティンググラウンドモードのバーサスでプレイしたときの画面

©CAPCOM CO., LTD. 2023 ALL RIGHTS RESERVED.

980 PRO ヒートシンクモデルなら ロード時間がわずかに早くなる

 では、980 PRO ヒートシンクモデルでの「ストリートファイター6」でゲームのロード時間を検証していこう。「ストリートファイター6」のオープンベータをプレイした人もいると思うが、カプコン東京支店にうかがい製品版で検証を行なっている。ただし、オフライン状態でプレイしたため、オンライン対戦ができる「バトルハブ」モードは利用できなかった。

 計測したのは、ゲームを起動してメインタイトルが表示されるまでの「起動時間」、今回新しく用意されたストーリーモードである「ワールドツアー」と従来からある「ファイティンググラウンド」で「TRAINING」のそれぞれのゲームロード時間。さらにTRAINING中にオプションからステージを変更したときにかかる時間の4つを調べてみた。

ワールドツアーモードに入り続きをプレイしたときに、ゲームがスタートするまでのロード時間を計測
ファイティンググラウンドモードにはプラクティスのほかアーケードやバーサスなどがプレイできる
TRAINING中にオプションボタンを押すとステージを変更できる。ほかにもキャラクター変更なども可能だ

 なお計測は、ストップウォッチで5回手動計測し、最速と最遅を除いた平均タイムを記録としている。

 結果は以下のように、980 PRO ヒートシンクモデルのほうがわずかに速いという結果となったが、いずれもコンマ数秒差なので誤差の範囲内だろう。

「ストリートファイター6」の各ロード時間

 起動時間は約16.5秒となっているが、これはスキップしていない状態でのかかる時間。ボタンを押してスキップすることで、約10秒まで短縮される。また、プラクティスでは最初にステージとキャラクターを選択するが、ボタンを押したときのキャラクターのモーションによっては最大約2秒がかかる。さらに、バーサスなどでは、対戦前の演出動画が加わるため、プラクティスより約10秒加算されるが、これはオプションボタンを押すことでスキップできるので、実質プラクティスとほぼ同じロード時間になる。

 プラクティスでは、オプションでステージを変更できるが、読み込み時間は約2.4秒と短くどのステージでも読み込み時間は変わらないのでストレスを感じることはない。

 「ストリートファイター6」の容量は、計測した時点で52.71GBで、PS5本体SSDから980 PRO ヒートシンクモデルへ(from PS5)、980 PRO ヒートシンクモデルからPS5本体SSDへ(to PS5)移動したときの転送時間も計測してみた。

計測した時点でのファイル容量。今後アップデートなどでデータ容量が増えていくだろう
「ストリートファイター6」のゲームを転送したときにかかった時間の結果

 結果は、980 PRO ヒートシンクモデルへの転送はわずか約45秒で完了。一方、PS5本体SSDへ戻すときは、約232秒(3分52秒)かかっている。これまでさまざまなゲームで計測したときと同じ傾向で、PS5本体SSDに戻す際はかなり時間がかかる。これはSSDの性能によるものではなく、システム上の関係のものと考えられる。基本的にPS5本体SSDからの転送がほとんどで、PS5本体SSDへ戻すことはそうないと思われるので、あまり気にする必要はないだろう。

容量が逼迫するまえに980 PRO ヒートシンクモデルの導入を

「ストリートファイター6」は6月2日発売。PS5のほかPS4、Xbox Series X/S、Steam版があり、価格はダウンロード版が7990円、パッケージ版が8789円

 今回は特別に「ストリートファイター6」を使ってロード時間のチェックをしたが、980 PRO ヒートシンクモデル上でプレイしてもPS5本体SSDでプレイするのと遜色なくプレイできることがわかった。

 格闘ゲームは、勝てば気分はいいが負けると悔しいので、早くリスタートしたくなる。「ストリートファイター6」は、全体的にロード時間も短く、演出も気分を高めるために見るもよし、集中力を切らさないようスキップするもよしで、初心者から長年プレイしてきた人まで、戦いに集中して楽しめるのではないだろうか。

 「ストリートファイター6」の容量はすでに50GBを超えており、今後もいろいろと追加されてどんどん容量が増して行く可能性もある。PS5本体の容量が逼迫する前に、価格もだいぶ安くなり手の届きやすくなった980 PRO ヒートシンクモデルの導入を検討してほしい。

 なお、ストリートファイター6発売に合わせ、今日6月2日から「Samsung | Street Fighter 6」のコラボ動画が公開されている。ゲームの躍動感とSSDのスピード感が伝わってくる内容でゲーマーのテンションが上がること請け合い! ルーク(LUKE)役の声を担当している声優の前野智昭氏が動画のナレーションをしているのも見逃せないポイントだ。こちらも合わせてチェックしてほしい。

©CAPCOM CO., LTD. 2023 ALL RIGHTS RESERVED.

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